[ブックレビュー]ローカルメディアに求められる「編集」とは何か|尾内志帆 「地域×編集」というテーマで特集される記事や媒体が目につくようになった。実際、都市から地方へ移住する編集者や、ある地域へ足繁く通う編集者ともよく出会う。かく言う私も、昨夏に15年住んだ東京を離れ、浜松市へ拠点を移した。全国にある地域に根ざした工務店の広報担当者とともに、自社メディアやSNSをローカル…続きを読む 2018年7月17日 / 最終更新日時 : 2024年7月7日 学芸出版社 ブックレビュー
[ブックレビュー]芸術と技術を融合するディテールに宿る情熱|関本竜太 アールトの建築はディテールである。逆に言えば、ディテールにこそアールト建築の本質は宿っているといえる。 アールトの建築の魅力は、作品集などからはけっして推し量ることはできない。アールトの建築に触れてみたいと、私がはじめてヘルシンキを訪れたのは1999年のことだ。その時はフィンランディアホールをはじめ…続きを読む 2018年7月4日 / 最終更新日時 : 2024年7月7日 学芸出版社 ブックレビュー
[ブックレビュー]「専門家の「孤独」──その役割は誰がどのように果たすべきか」|藤村龍至 「専門家の「孤独」──その役割は誰がどのように果たすべきか」 評 : 藤村 龍至 (建築家・東京藝術大学准教授) 「地方都市を公共空間から再生する」とは 景観デザインの研究者でありデザイナーである柴田久氏の経験が詰まった一冊。読んでいると、公共空間のデザインに際しては日常性・波及性・継…続きを読む 2017年12月13日 / 最終更新日時 : 2024年7月7日 学芸出版社 ブックレビュー
[ブックレビュー]持続可能な社会を拓くためのヒント|大島 堅一 国連のIPCC(気候変動に関する政府間パネル)の最新の報告書によれば、このままのペースで温室効果ガスが増大すれば、今世紀末の気温は5度近く上昇する可能性があり、そうなれば甚大な被害がでる。他方、原子力発電には、事故にともなう放射能汚染の危険性があるばかりでなく、放射性廃棄物の処分に大きな困難がある。…続きを読む 2015年10月8日 / 最終更新日時 : 2024年7月7日 学芸出版社 ブックレビュー
[レポート]パブリックをどう動かすか|馬場正尊×藤村龍至 新著『PUBLIC DESIGN』やウェブサイト「公共R不動産」で新しい公共空間の扉を開こうとする馬場正尊。埼玉県鶴ヶ島市、川越市、大宮地区で公共施設マネジメントに取り組む藤村龍至。まったく異なる方法論で「パブリック」に対峙する2人が語る、硬直したパブリックの動かし方、人口減少時代の建築家の役割とは…続きを読む 2015年4月22日 / 最終更新日時 : 2024年7月7日 学芸出版社 イベントレポート