今日のGD|新刊発売!『緑のデザイン 住まいと引き立てあう設計手法』ほか

室内外の連続性・境界・奥行きを際立たせる木の選び方。緑の構図や木洩れ日で人をもてなす豊かな動線とシークエンス。下草や低木で馴染ませるまち並みとの接点。香りや味わい、音や足触りで愉しませる暮らしのシーン。自在なバリエーションで場の価値を引き出す庭づくりの設計アプローチと実践にもとづく技術を豊富に収録。

B5変判・192頁・本体3200円+税
2020/09/25発売

著者

園三(本名:田畑了・たばたさとる)

株式会社園三代表取締役。京都芸術大学通信教育部ランドスケープデザインコース非常勤講師、武庫川女子大学建築学科・大学院非常勤講師。1975年岐阜市生まれ、京都芸術短期大学(現 京都芸術大学)ランドスケープデザインコース専攻科修了後、岐阜の造園会社に就職。2005年、現事務所を設立。イタリア・コモで行われる国際ガーデンショーOrticolario2016にて金賞を含む3賞を同時受賞。

推薦コメント

園三さんは建物と家主の関係性だけでなく、周囲の風景や過去・現在・未来を読み込みながら庭をデザインしていきます。まるで木々や苔、石と対話するように。
平安時代に書かれた日本最古の園芸書『作庭記』に、〈むかしの上手のたてをきたるありさまをあととして、家主の意趣を心にかけて、我風情をめぐらして、してたつべきなり〉という一節があります。
園三さんの『緑のデザイン』は、まさに一千年後の『作庭記』です。

永江朗(ガエまちや庭主)

 

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まちのファンをつくる 自治体ウェブ発信テキスト』著者・狩野哲也さん、『SDGs×自治体 実践ガイドブック』著者・高木超さん登壇

自治体SDGs担当者の座談会! 市民に伝わる言葉の選び方

持続可能な開発目標「SDGs」への注目が、全国各地の自治体でますます高まっています。
戦略的な活用でまちづくりに役立てることに成功する地域がある一方で、地球規模の視点で定められたゴールやターゲットなどをローカルな文脈にひきつけて活用すべく、模索を続ける地域も少なくありません。
今回のイベントでは、そうしたSDGsの活用をめぐる自治体の取り組みについて、「伝え方」の角度からスポットライトを当て、深掘りします。
自治体の現場で実際にSDGsの実務を担当されている方々をゲストにお迎えしてお話をお伺いしつつ、具体的な情報発信の好例も紹介しながら、地域にSDGsの取り組みを伝えるためのヒントを探ります。
ホストは、このほど『まちのファンをつくる 自治体ウェブ発信テキスト』を刊行された狩野哲也さんと、『SDGs×自治体 実践ガイドブック』著者で自治体SDGs研究の専門家である高木超さんです。

概要

  • 日時:2020年10月6日(火)19:00~20:30
  • 会場:Zoom配信
  • 定員:先着80名
  • 主催:学芸出版社

ゲスト

金沢市都市政策局企画調整課 笠間彩さん
神奈川県SDGs推進課 主事 鈴木智美さん

ホスト

狩野哲也さん

編集者兼ライター、狩野哲也事務所代表。
1975年京都市生まれ。関西大学4回生時から出版の世界でアルバイトを始める。卒業後はフリーランスの編集者兼ライターとして活動。現在、インタビュー、執筆、編集、企画を行う「狩野哲也事務所」代表。自社プロジェクトとして、さまざまなスペースに出張する流浪のトークイベント「サロン文化大学」、ウェブサイト「まちのファンをつくる 自治体ウェブ発信テキスト特設サイト」を運営中。著書に『まちのファンをつくる 自治体ウェブ発信テキスト』。

高木 超さん

慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 特任助教
国連大学サステイナビリティ高等研究所いしかわ・かなざわオペレーティング・ユニット(UNU-IAS OUIK)リサーチ・アソシエイト
NPOや民間企業を経て、2012年から神奈川県大和市役所の職員として住民協働、厚木基地問題、待機児童対策を担当。2017年9月に退職し、渡米。クレアモント評価センター・ニューヨークの研究生として「自治体におけるSDGsのローカライズ」に関する研究を行うほか、国連訓練調査研究所(UNITAR)とクレアモント大学院大学が共催する「SDGsと評価に関するリーダーシップ研修」を日本人で初めて修了。2019年4月から現職(国連大学は2019年9月着任)。鎌倉市SDGs推進アドバイザー、能登SDGsラボ連携研究員のほか、ミレニアル世代を中心にSDGs の達成に向けて取り組む団体、SDGs-SWYの共同代表も務める。著書に『SDGs×自治体 実践ガイドブック』。

詳細はこちら

 

ブックフェア「本屋で都市を編む」@紀伊國屋書店 新宿本店

都市のあり様を探求する雑誌『MEZZANINE』吹田良平編集長が呼びかけ、「今読んでほしい、これからの都市や社会を考察する本」をテーマに様々な学問分野やビジネスの先端で活躍する総勢35名の方々が選書に参加されました。新宿本店4階の売場にて期間限定の本棚を作り、選書コメントPOPと共にずらりと並びます。
ぜひ、お立ち寄りください。

概要
  • 日時:2020年9月17日(木)~2020年10月22日(木)
  • 場所:紀伊國屋書店 新宿本店(4階理工書売場 カウンター前フェア台棚番号C14)
参加されている著者の方々

(🖌の後はご著書名です。本展の展示物には含まれていないものもあります)

跡部徹さん(株式会社空気読み代表、ana-logue編集長、手書き地図推進委員会)
🖌『地元を再発見する! 手書き地図のつくり方
手書き地図推進委員会による現地レポートはこちら

江口晋太朗さん(TOKYObeta代表、編集者、プロデューサー)
🖌『実践から学ぶ地方創生と地域金融

菊地マリエさん(公共R不動産コーディネーター)
🖌『公共R不動産のプロジェクトスタディ』『CREATIVE LOCAL エリアリノベーション海外編

小林重敬さん(一般財団法人森記念財団理事長、横浜国立大学名誉教授、全国エリアマネジメントネットワーク会長、工学博士)
🖌『エリアマネジメント 効果と財源』『まちの価値を高めるエリアマネジメント』『最新エリアマネジメント』ほか多数

こばやしあやなさん(サウナ文化研究家)
🖌『公衆サウナの国フィンランド

辻田昌弘さん(東京大学大学院経済学研究科特任教授)
🖌『地域産業のイノベーションシステム

林厚見さん(株式会社スピーク共同代表、東京R不動産 ディレクター)
🖌『不動産の価値はコミュニティで決まる』『全国のR不動産

三浦詩乃さん(東京大学大学院新領域創成科学研究科特任助教)
🖌『ストリートファイト』『ストリートデザイン・マネジメント

山崎満広さん(LOCAL DIVER Co-Founder)
🖌『ポートランド 世界で一番住みたい街をつくる』『ポートランド・メイカーズ クリエイティブコミュニティのつくり方

山本純子さん(株式会社アーツ・マーケティング代表)
🖌『ぼくらがクラウドファンディングを使う理由

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公開日:2020/09/24/最終更新日:2020/09/23
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