連続トーク「がくげいラボ×Talkin’ About」vol.1 山納洋×坂倉杏介「『場の文化を育む場』を語る」(2021.5.21) ほか

大阪ガス都市魅力研究室長/common cafeプロデューサーの山納洋さんがホストとなり、面白い!と思っているゲストを招待、時には参加者を交えてざっくばらんに議論していただく連続トークイベント「がくげいラボ×Talkin’ About」。
記念すべき第1回目のゲストは芝の家の運営など、場づくり・地域づくりの場でご活躍されている坂倉杏介さんです。

登壇者

山納 洋

1993年大阪ガス入社。神戸アートビレッジセンター、扇町ミュージアムスクエア、メビック扇町、大阪21世紀協会での企画・プロデュース業務を歴任。2010年より大阪ガス近畿圏部において地域活性化、社会貢献事業に関わる。現在同社都市魅力研究室室長。一方でカフェ空間のシェア活動「common cafe」「六甲山カフェ」、トークサロン企画「Talkin’About」、まち観察企画「Walkin’About」などをプロデュースしている。
主な著書に『common cafe』(西日本出版社)、『カフェという場のつくり方』『つながるカフェ』『歩いて読みとく地域デザイン』(いずれも学芸出版社)など、翻訳書に『分断された都市』(学芸出版社)がある。

坂倉杏介

東京都市大学都市生活学部准教授。博士(政策・メディア)。1972年生まれ。東京都世田谷区出身。専門はコミュニティマネジメント。三田の家LLP代表、NPO 法人エイブルアートジャパン理事ほか。多様な主体の相互作用によってつながりと活動が生まれる「協働プラットフォーム」という視点から、地域や組織のコミュニティ形成手法を実践的に研究。芝の家やご近所イノベーション学校(港区)、おやまちプロジェクト(世田谷区)をはじめ、多様な人々がそれぞれの持ち味を発揮したローカルプロジェクトを全国各地で実践している。現在、ウェルビーイングな地域を実現するリビングラボ・プロジェクトを大学の地元・世田谷区尾山台にて進行中。共著に『わたしたちのウェルビーイングをつくりあうために その思想、実践、技術』(BNN出版)、『コミュニティマネジメント つながりを生み出す場、プロセス、組織』(中央経済社)、『場づくりからはじめる地域づくり』(学芸出版社、6月発売予定)など。

概要

日 時:5/21(金)19:00~
場 所:タイルギャラリー京都(学芸出版社3階)/オンライン(zoom)
参加費:
・イベント参加(会場):1,000円
・イベント視聴(zoom):1,200円
・イベント無料参加券付き書籍(会場 or zoom)『つながるカフェ』(送料込):2,000円
・イベント無料参加券付き書籍(会場 or zoom)『場づくりからはじめる地域づくり』(送料込):2,800円 ※6月発売予定 予約注文

申込み方法

Peatixページよりお申し込みください。
https://gakugei-lab-talkin-about-vol-1-210521.peatix.com

関連書籍

山納洋さん著 『つながるカフェ コミュニティの〈場〉をつくる方法』

『つながるカフェ コミュニティの〈場〉をつくる方法』山納洋 著

 

坂倉杏介さん共著 『場づくりからはじめる地域づくり』
★6月発売予定!鋭意制作中★

『場づくりからはじめる地域づくり 創発を生むプラットフォームのつくり方』飯盛 義徳 編著

コモングッドトーク vol.2 「共同売店」という相互扶助の古くて新しいカタチ(2021.5.23)


ゲスト:愛と希望の共同売店プロジェクト 山田沙紀さん・小林未歩さん

新型コロナウイルスの蔓延とともに、これまで顕在、潜在的であった社会や都市のあり方、人の暮らしや生活、社会基盤のあり方そのものが根底から問い直される時代となりました。
「私」と「公」の関係への問い直し。求められる「共」のあり方と「私」とのつながり。持続的な社会とその生態系に必要なもの。
思想や哲学を持ち、社会基盤の再構築や資本との付き合い方を捉え直すとともに、私(たち)が置かれている社会環境を取り巻くあらゆる分野を横断、越境しながら、これからの文化や社会、経済におけるオルタナティブな可能性について、ニュースレター「コモングッドをもとめて」を運営するTOKYObetaの江口と、学芸出版社の松本をモデレーターに、毎回、ゲストとともに考えていきます。

第2回は、沖縄で100年以上続く小さな集落における相互扶助による共同体であり、地域住民らがお金を出し合って運営する「共同売店」についてリサーチや活動を行う、「愛と希望の共同売店プロジェクト」の山田沙紀さん・小林未歩さんと、共同売店の歴史を紐解きながら、地域の相互扶助のこれからについて幅広く議論する時間にできたらと考えています。

概要

日 時:2021年5月23日(日)15:00~17:00
会 場:オンライン(Zoomミーティング)
定 員:100名
参加費:一般参加 1000円
主 催:株式会社トーキョーベータ、株式会社学芸出版社(コモングッドをもとめて×がくげいラボ コラボ企画)

お申込みはこちら!

https://commongood-talk2.peatix.com/view

登壇者

山田 沙紀(やまだ・さき|愛と希望の共同売店プロジェクト)

東京で生まれ、自分のルーツを辿って沖縄へ移住。山田図画工作屋という屋号で、名護東海岸を拠点に活動。絵を描き、言葉を紡ぐこともあれば、イベントやワークショップを作ることもあります。これからも残していきたいとおもう、沖縄の食や農業、生活文化について伝えつなぐために山田のできることが役に立てばいいなと思っています。いつだって、食べるために頑張り、食べたから頑張る精神で。

小林 未歩(こばやし・みほ|愛と希望の共同売店プロジェクト)

東京生まれのイラストレーター/デザイナー。絵本タッチのイラストからテクニカルイラストまでなんでもござれ。主に紙媒体のグラフィックデザインを手がける。東京を出て那覇で2年過ごした後、福岡県の上毛町で仕事を地域に関わる仕事をしていた時に共同売店を知ってからというもの、福岡と沖縄を行き来しながら共同売店と地域のデザインあれこれに携わる毎日。映画好きで猫好き。

江口晋太朗(えぐち・しんたろう|TOKYObeta代表)

編集者、ジャーナリスト、プロデューサー。TOKYObeta代表。「都市と生活の編集を通じて、誰がもその人らしい暮らしができる社会に」をテーマに、都市開発、地域再生、空間プロデュース、事業開発、ブランディングなど幅広く取り組む。著書に『実践から学ぶ地方創生と地域金融』(学芸出版社)『孤立する都市つながる街』(日本経済新聞社出版社)『日本のシビックエコノミー』(フィルムアート社)他。

松本優真(まつもと・ゆうま|学芸出版社編集部)

学芸出版社編集部。1991年生まれ。主な企画・編集担当書籍に『ポスト・オーバーツーリズム』『実践から学ぶ地方創生と地域金融』『SDGs×自治体 実践ガイドブック』『都市公園のトリセツ』『海外でデザインを仕事にする』など。

出演者の関連書籍

『共同売店magagine vol.2』
2020年3月に開催した「共同売店がある暮らし」展のまとめと、それをきっかけに生まれた企画や学びを一冊にまとまった内容です。
https://kobayashitoyamada.wixsite.com/kobayama/magazine

『実践から学ぶ地方創生と地域金融』
事業者・行政・地域金融の創造的な連携で生まれた持続可能な経済循環。実現に導いた関係者の役割や事業スキームを先行例から解説

『実践から学ぶ地方創生と地域金融』山口省蔵・江口晋太朗 著

コモングッドトーク vol.1 「ケアするまち」をデザインする

ゲスト:だいかい文庫 守本陽一さん

コモングッドトークの第1回は、「ケアするまち」をテーマに、兵庫県豊岡市で「社会的処方」を実現するため、医療者が屋台を引いて街を練り歩くYATAI CAFEやシェア図書館「だいかい図書」などを運営する、一般社団法人ケアと暮らしの編集社 代表理事の守本陽一さんをゲストにお迎えし、「社会的処方」やそれにまつわる孤独、孤立の問題、これからの医療とまちづくりの関係について、幅広く議論する時間にできたらと考えています。

持続可能なまちづくりや地域コミュニティに関心がある人だけでなく、私たちのメンタルと生き方について、他者との関係性のなかでつむがれる「ケア」について関心のある方はぜひご参加ください!

概要

日 時:2021年4月26日(月)19:00~21:00
会 場:オンライン(Zoomミーティング)
定 員:100名
参加費:一般参加 1000円
主 催:株式会社トーキョーベータ、株式会社学芸出版社(コモングッドをもとめて×がくげいラボ コラボ企画)

お申込みはこちら!

https://commongood-talk1.peatix.com/view

登壇者

守本陽一(もりもと・よういち|一般社団法人ケアと暮らしの編集社 代表理事/公立豊岡病院組合立出石医療センター総合診療科医員)

1993年、神奈川県生まれ、兵庫県出身。新・家庭医療専攻医。学生時代から医療者が屋台を引いて街中を練り歩くYATAI CAFE(モバイル屋台de健康カフェ)や地域診断といったケアとまちづくりに関する活動を兵庫県但馬地域で行う。2020年11月に、一般社団法人ケアと暮らしの編集社を設立し、代表理事に就任。社会的処方の拠点として、商店街の空き店舗を改修し、シェア型図書館、本と暮らしのあるところだいかい文庫などをオープンし、運営している。YATAI CAFEでソトノバアワード2019審査員特別賞、兵庫県人間サイズのまちづくり賞知事賞受賞。共著に『ケアとまちづくり、ときどきアート』『社会的処方』など。

江口晋太朗(えぐち・しんたろう|TOKYObeta代表)
松本優真(まつもと・ゆうま|学芸出版社編集部)

関連書籍

『社会的処方 孤立という病を地域のつながりで治す方法』
西智弘編著/西上ありさ・出野紀子・石井麗子共編/守本陽一ほか著
医療をめぐる諸問題の最上流には「社会的孤立」がある。薬ではなく地域での人のつながりを処方する「社会的処方」の取組を紹介。

『社会的処方 孤立という病を地域のつながりで治す方法』西智弘 編著

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公開日:2021/04/23/最終更新日:2021/04/22
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