今日のGD|『都市の〈隙間〉からまちをつくろう』出版記念イベント(11/9、東京+オンライン) ほか


■馬場正尊×大谷悠「都市の〈隙間〉からはじめる、ぼくらのまちづくり」 ★来週月曜日です!
都市は「プロ」が一方的につくるものじゃない。カネもコネもノウハウも乏しい「素人」であっても、都市の〈隙間〉というプラットフォームがあれば、共に手を動かすことでまちをつくっていくことができる。
ドイツ・ライプツィヒのコミュニティスペース「日本の家」の共同創設者である大谷悠さんが、自身の10年にわたる活動経験に加え、絵本工房やコミュニティガーデン、0円ショップなど、ライプツィヒの空き家・空き地で生き生きとパワフルに活動する人びとの視点からこれからの都市を論じた書籍『都市の〈隙間〉からまちをつくろう』が、11月に出版されます。
今回のトークイベントでは、日本の空き家・空き地・公共空間をアップデートしつづける第一人者である馬場正尊さんをお迎えします。大谷さんと硬軟織り交ぜながら「衰退をポジティブに逆転するアプローチのリアル」について語りつくしてもらいます。
絶望的に見える状況から次の一歩を踏み出し、空間と活動のクリエイティビティの連鎖を起こすヒントがたっぷり詰まった1時間半!ふるってご参加ください。

概要

日 時:11月9日(月)19:00~20:30(開場18:40)
会 場:二子玉川 蔦屋家電内ダイニング/オンライン
参加費(税込):【聴講のみ】1000円
・・・・・・・・【書籍ご購入】聴講280円+『都市の〈隙間〉からまちをつくろう 』 2420円(=2700円)
定 員:【会場】書籍購入:15名、聴講のみ:10名
・・・・【オンライン】書籍購入:100名、聴講のみ:100名
主 催:二子玉川 蔦屋家電 BOOK

詳細・お申込みはこちら!
https://store.tsite.jp/futakotamagawa/event/shop/16388-1734421008.html

登壇者

大谷悠(おおたに・ゆう)
まちづくり活動家・研究者。1984年東京生まれ。2010年単身渡独、2011年ライプツィヒの空き家にて仲間とともにNPO「日本の家」を立ち上げ、以来日独で数々のまちづくり・アートプロジェクトに携わる。2019年東京大学新領域創成科学研究科博士後期課程修了、博士(環境学)。同年秋から尾道に在住、「迷宮堂」共同代表として空き家に住みながら改修し、国籍も文化も世代も超えた人々の関わり合いの場にしようと活動中。2020年4月より尾道市立大学非常勤講師。ポスト高度成長とグローバリゼーションの時代に、人々が都市で楽しく豊かに暮らす方法を、欧州と日本で研究・実践している。
主な著書・論文・作品:『CREATIVE LOCAL エリアリノベーション海外編』(共著、学芸出版社、2017)、「都市の〈間〉論 1990年以降のライプツィヒ東西インナーシティを事例に」(博士論文、東京大学、2019)、映像作品『40㎡のフリースペース ライプツィヒ「日本の家」2015-2017』(2018)

馬場 正尊(ばば・まさたか)
建築家、Open A代表、公共R不動産ディレクター。1968年生まれ。1994年早稲田大学大学院建築学科修了。2003年Open Aを設立。建築設計、都市計画、執筆などを行い、同時期に「東京R不動産」を始める。2015年にウェブメディア「公共R不動産」をスタート。建築の近作として「泊まれる公園 INN THE PARK」(2017年)、「佐賀城内エリアリノベーション」(2018年)など。近著に『PUBLIC DESIGN 新しい公共空間のつくりかた』(学芸出版社、2015)、『公共R不動産のプロジェクトスタディ』(学芸出版社、2018)など。

書籍詳細

★紙面見本、目次、まえがき、あとがきに加え、【内容紹介動画】【読者の声】もご覧いただけます!

『都市の〈隙間〉からまちをつくろう ドイツ・ライプツィヒに学ぶ空き家と空き地のつかいかた』大谷悠 著

分断された都市 再生するアメリカ都市の光と影』訳者・山納洋さん登壇イベント(11/13、大阪+オンライン)

★大統領選挙後のアメリカ都市再生について考えていきます★

■「再生するアメリカ都市の光と影」 うめきたTalkin’About
アメリカ合衆国には、ニューヨーク・ワシントン、サンフランシスコ、ロサンゼルスといった、経済的繁栄を遂げている大都市がある一方で、北東部や中西部には、かつて製造業で活況を呈し、戦後に基幹産業の流出による構造的不況を経験している多くの都市が存在しています。中には集客施設の建設により観光都市へと転身を図った都市や、大学や医療機関が “経済エンジン“と呼べるまでに成長し、一部ではジェントリフィケーションが起こっている都市もありますが、多くはいまだに都市の再生を経験することなく、苦闘を続けています。貧富の格差は拡大し、歴史的に根深い人種の問題ともあいまって、アメリカ社会は分断の度合いを深めています。
今回のTalkin’Aboutでは、ワシントン・コミュニティ・プログレス・センター上級研究員のアラン・マラック氏が著した『分断された都市 再生するアメリカ都市の光と影』の日本語版出版(学芸出版社)を機に、2020アメリカ大統領選挙後のアメリカ都市再生について考えていきます。

概要

日 時:2020年11月13日(金)19:00~21:00
場 所:大阪ガス(株)エネルギー・文化研究所 都市魅力研究室 or オンライン(zoom)
定 員:15名(会場)
参加費:無料
主 催:大阪ガス(株)エネルギー・文化研究所 都市魅力研究室

詳細・お申込みはこちら!
https://www.facebook.com/yamanoh/posts/10158760335901668

話題提供者

山納洋(大阪ガス近畿圏部・都市魅力研究室長)
1993年大阪ガス入社。神戸アートビレッジセンター、扇町ミュージアムスクエア、メビック扇町、大阪21世紀協会での企画・プロデュース業務を歴任。2010年より大阪ガス近畿圏部において地域活性化、社会貢献事業に関わる。現在同社近畿圏部都市魅力研究室室長。一方でカフェ空間のシェア活動「common cafe」「六甲山カフェ」、トークサロン企画「Talkin’About」、まち観察企画「Walkin’About」などをプロデュースしている。2018年~2019年6月まで米ハーバード大学に留学。
著書に『common cafe』(西日本出版社、2007年)、『カフェという場のつくり方』(学芸出版社、2012年)、『つながるカフェ』(学芸出版社、2016年)、『地域プロデュース、はじめの一歩』(河出書房新社、2018年)、『歩いて読みとく地域デザイン』(学芸出版社、2019年)。

書籍詳細

『分断された都市 再生するアメリカ都市の光と影』アラン・マラック 著 山納洋 訳

新刊『コロナで都市は変わるか』出版記念イベント(12/4、京都+オンライン)

■「コロナで都市は変わるか 論点を整理する」
コロナ禍が始まってからもうすぐ1年。出口は未だに見えません。
とくに欧米では多くの都市がロックダウンに入るなど過酷な経験をしたことを反映し、興味深い研究論文や調査報告が矢継ぎ早に発表されています。
そこで人々の働き方・暮らし方を含む総体としての都市の「かたち」をめぐる多様な論点を整理した『コロナで都市は変わるか~欧米からの報告』を矢作弘、阿部大輔、服部圭郎、G.コッテーラ、M.ボルゾーニさんに執筆いただきました。

本セミナーでは、本書で取り上げた都市をめぐるキーワード「高密度と過密」「公共交通と車依存」「コンパクトシティとスプロール型郊外」「複合型大規模開発とテレワーク」「観光や賑わいと3密回避」の概略を矢作さんに、都市計画と感染症の歴史を服部さんに掻い摘まんで説明いただいたあと、我々はどうすべきかに踏み込んで議論を深めたいと思います。
適度な密度の回復をめざしてきた「まちなか再生」、一定の賑わいと交流をもとめてきた「オープンスペースの利活用」など、近年の都市計画・まちづくりの志向は過去のものとせざるをえないのでしょうか。「空き家」はどう捉えればよいのでしょうか?

かつて都市計画はコレラなど水を媒介とした感染症を制御し、より安全な都市づくりに貢献してきました。
飛沫・空気感染にレジリエントでかつ都市の本質的な価値を高める方策があるのでしょうか。
事実に基づいた議論で回答を探ります。

概要

日 時:12月4日(金)18:30~(1時間半~2時間の予定)
会 場:学芸出版社3階(タイルギャラリー京都)
・・・・またはZoomミーティング(参加を申し込まれた方には当日までに配信URLをお知らせします。チャットでのご質問が可能です)
参加費:イベント参加(zoom) ¥1,200
・・・・イベント参加(会場)※参加費当日支払のため、Peatix申込時は無料
・・・・イベント無料参加券付き書籍(送料込み)zoom参加 ¥2,420
・・・・イベント無料参加券付き書籍(送料込み)会場参加

詳細はこちら!:https://book.gakugei-pub.co.jp/event-corona-20201204/
申込(peatix):https://event-20201204-korona.peatix.com/
【お願い】上記HPおよびPeatixに記載の注意事項をお読みいただき、ご同意のうえご参加ください。

登壇者

矢作弘(龍谷大学研究フェロー・都市学、1、2、3、4、5、6章を執筆)
服部圭郎(龍谷大学教授・都市学、10章を執筆)

◎事前質問・ご意見受け付け

コロナで都市は変わるか』を事前にお読みいただき、ご質問、ご意見を本セミナー係・前田(maeda@mbox.kyoto-inet.or.jp)までお寄せください。件名は「コロナで都市は変わるか」としてください。
※件名が違うと見逃す可能性があります。
※本書に内容に関わらない一般的なご意見・ご質問はお受け致しかねます。

書籍詳細

『コロナで都市は変わるか 欧米からの報告』矢作 弘・阿部 大輔・服部 圭郎 他著

今月の学芸出版社

まもなく刊行される予約受付中の近刊と発売中の新刊、開催を予定している書籍の関連イベントを下記にてご紹介しています!

🍁 学芸出版社 2020年11月のラインナップ


ニュースレター登録はこちら

記事をシェアする

公開日:2020/11/06/最終更新日:2020/11/05
学芸出版社では正社員を募集しています
学芸出版社 正社員募集のお知らせ