今日のニュースレター|山納洋×山﨑朗「価値を生み出す地域イノベーション」ほか
がくげいラボ×Talkin’ About vol.8
山﨑先生は産業政策論・産業クラスター論・経済地理学などの分野で日本をリードしておられる方で、2019年に学芸出版社から『地域産業のイノベーションシステム』を編著で出されています。同書の「はじめに」の中で、公共事業、農業保護、工場誘致、地方交付税に支えられてきた日本の地方が今後持続的に発展するために力を注ぐべきテーマは「短期間で成果のみえる地産地消、B級グルメ、ゆるキャラ、イベント、6次産業化、ふるさと納税、プレミアム商品券、インバウンド、地域おこし協力隊、大学都心立地規制とは異なる、地域におけるイノベーションとクリエーションである」と書かれています。この部分にグッときて、今回山﨑先生に対談をお願いしました。本当に価値を、競争優位を生み出す地域イノベーションについて考えていきます。(山納 洋)
- 日時:1/27(木)19:00~20:30
- 場所:タイルギャラリー京都(学芸出版社3階)/オンライン(zoom)
- 参加費:
・会場参加 1000円
・zoom参加 800円
・書籍付『地域産業のイノベーションシステム』 2750円
登壇者
山納洋
2010年より大阪ガス近畿圏部において地域活性化、社会貢献事業に関わる。現在同社都市魅力研究室室長。一方でカフェ空間のシェア活動「common cafe」「六甲山カフェ」、トークサロン企画「Talkin’About」、まち観察企画「Walkin’About」などをプロデュース。
主な著書に『common cafe』(西日本出版社)、『カフェという場のつくり方』『つながるカフェ』『歩いて読みとく地域デザイン』など、翻訳書に『分断された都市』(学芸出版社)がある。
山﨑朗
中央大学経済学部教授。国土審議会、産業構造審議会、科学技術審議会の部会委員および産業クラスターや知的クラスター関連の委員会委員、科学技術振興機構主監(産業クラスター担当)など、国の産業政策、国土政策、クラスター政策の立案や評価業務に関与。首都圏グローバルハブ空港研究会委員長(日本産業プロジェクト協議会)、国際戦略コンテナ港湾推進委員会委員長(国土交通省)なども歴任。産業学会会長、地域デザイン学会理事、経済地理学会評議員。主な著書に『地域産業のイノベーションシステム』学芸出版社(編著)などがある。
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山納洋×山﨑朗『価値を生み出す地域イノベーション』 がくげいラボ×Talkin’ About vol.8(2022/1/27 京都,オンライン)
イベント
安居 昭博 × 井上岳一|サーキュラーエコノミー実践に探る山水郷の未来
今回は、『サーキュラーエコノミー実践 ーオランダに探るビジネスモデル』を上梓された安居昭博さんと、『日本列島回復論』の著者、井上岳一さんによる、”サーキュラーエコノミー”を巡るディスカッションをお送りします。
井上さんは、著書の中で、自然の恵み豊かで人が長く暮らしてきた地域のことを山水郷と呼び、山水郷こそが持続可能で生き心地の良い社会のモデルになると説いてきました。一方の安居さんは、オランダでの研究成果をもとに、日本各地でサーキュラーエコノミーを広げるための実践を行っています。
本トークでは、国内外の事例を参照しながら、自然と人の恵み豊かな日本ならではのサーキュラーエコノミーのあり方について考えてゆきます。
- 日時:2022/01/19 (水) 19:00~20:30
- 場所:オンライン
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下記のレクチャー動画をまち座プラスで公開しました。
山崎紀子(シネ・ヌーヴォ)×石橋秀彦(豊岡劇場)×江口晋太朗×松本優真「ミニシアター再考――文化拠点としての映画館の今とこれから」コモングッドトークvol.8
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山崎紀子(シネ・ヌーヴォ)×石橋秀彦(豊岡劇場)×江口晋太朗×松本優真「ミニシアター再考――文化拠点としての映画館の今とこれから」コモングッドトークvol.8