今日のGD|新刊発売!『アーバンストリート・デザインガイド 歩行者中心の街路設計マニュアル』 ほか
図解でわかる、安全で豊かな街路のアイデア
車社会・アメリカの街路がいかに変わりつつあるのか。効果的な道路空間の再配分や細かに配慮された設計基準を分かりやすい図解で示した、全米都市交通担当者協会(NACTO)による人間中心の街路設計ガイドライン。日本各地で進む歩きたくなるまちづくりや豊かな公共空間づくりにも欠かせない、アイデア満載の必携書!
全米都市交通担当者協会(NACTO) 著
松浦健治郎+千葉大学都市計画松浦研究室 訳
B5変判・188頁・本体3600円+税
詳細はこちら!
著者
全米都市交通担当者協会(National Association of City Transportation Officials;NACTO)
地方都市のスケールから広域スケール・国家的スケールにおいて、重要な都市部における交通問題を取り扱うアメリカの非営利団体。主要な都市自治体の交通部局を、広域や国家的スケールにおける交通政策の効果的かつ必要なパートナーとして捉え、彼らの関心事をアメリカ政府の意思決定に反映させている。また、大都市間で交通政策に関するアイデア・識見・優良事例等の情報交換を促進させ、都市や大都市圏が直面する重要な交通問題に対して大都市間の協力関係を築いている。さらに、都市自治体の交通部局の連合体として、共通のビジョンの構築、データの共有、ワークショップや会議での交流、会員都市間の定期的なコミュニケーションなどを通じて、ストリートの設計と交通の実践を高めることに取り組んでいる。
訳者
松浦健治郎
千葉大学大学院工学研究院建築学コース准教授。博士(工学)。一級建築士。1971年岐阜県高山市生まれ。1994年早稲田大学理工学部建築学科卒業、1996年早稲田大学大学院理工学研究科建設工学専攻博士前期課程修了。(株)小沢明建築研究室所員、(財)日本都市センター研究員、三重大学助教などを経て現職。地方都市における地域資源を活用したまちづくり・都市デザイン・建築設計に関わる実践・研究活動を進めている。共著書に『コンパクトシティの拠点づくり』(2020年、学芸出版社)、『まちづくり教書』(2017年、鹿島出版会)などがある。
▼松浦先生による本書の紹介動画です!
https://www.youtube.com/watch?v=zjtg60X72KA
本書出版記念イベント「米国のガイドラインから考える歩行者中心の街路設計」(9.1、オンライン)
本書訳者の松浦健治郎先生と、NACTO理事長のジャネット・サディク=カーン著『ストリートファイト』の監訳もされた中島直人先生(東京大学准教授)をお招きし、アメリカの道路基準の先進性や、それを日本で実現するための方策や課題などについて対談いただきます。
概要
日 時:2021年9月1日(水)19:00~21:00
会 場:オンライン(Zoom)
参加費:
・イベント視聴:¥1,000
・イベント無料参加券+書籍『アーバンストリート・デザインガイド』(送料込):¥3,960
・イベント無料参加券付書籍『ストリートファイト』(送料込):¥3,850
・イベント無料参加券付書籍2冊セット(送料込):¥7,100
主 催:学芸出版社
⇒お申込み・詳細はこちら!
登壇者
・松浦健治郎 氏(千葉大学准教授、『アーバンストリート・デザインガイド』訳者)
・中島直人氏
1976年生。東京大学大学院工学系研究科准教授。専門は都市デザイン・都市論・都市計画史。主な著書に『都市計画の思想と場所 日本近現代都市計画史ノート』『都市美運動 シヴィックアートの都市計画史』(以上、東京大学出版会)、訳書に『パブリックライフ学入門』(鹿島出版会)、『ストリートファイト 人間の街路を取り戻したニューヨーク市交通局長の闘い』(学芸出版社)。
関連書籍
『ストリートファイト 人間の街路を取り戻したニューヨーク市交通局長の闘い』ジャネット・サディク=カーン、セス・ソロモノウ 著/中島直人 監訳/石田祐也、関谷進吾、三浦詩乃 訳
今週のまち座プラス更新情報
[イベント動画]
・日本の社会問題に探る、サーキュラーエコノミー型ビジネス|田口一成×安居昭博
・がくげいラボ×Talkin’ About vol.2 山納洋×田中慶一 『喫茶店三都ものがたり』
・がくげいラボ×Talkin’ About vol.3 山納洋×和田欣也『ビジネスとしての古民家再生』
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