『〈迂回する経済〉の都市論:都市の主役の逆転から生まれるパブリックライフ』が第15回不動産協会賞を受賞しました

〈迂回する経済〉の都市論:都市の主役の逆転から生まれるパブリックライフ』が、第15回不動産協会賞の受賞作に選ばれました。

一般社団法人不動産協会が主催する不動産協会賞は、「不動産協会の社会貢献活動の一環として、日本経済や国民生活に関する著作物の中から、世の中の多くの方々に読んでいただくことにより、当協会が直面する幅広い課題についてご理解をいただくのに資する著作物を表彰する」(公式サイトより)ものです。

都市開発とパブリックライフは両立できるか。企業が利益直結型の開発を追求する一方で、私たちは余白的共用空間に日常の豊かさを求める。経済と公共のジレンマに揺れる都市に、儲けに価値をおかない空間やサービスが最終的に利益をもたらすという逆説的思考=迂回する経済を実装しようと提言する本作は、これからのまちづくりや都市のあり方を考えるうえで非常に参考になる作品。

――選評より

第15回不動産協会賞について


なお学芸出版社の刊行物の受賞歴は以下の通りです。