ボストン市が都市圏におけるCOVID-19についてのデータをリアルタイムに追跡できるデータプラットフォームを開設

  • ボストン市が、同市やマサチューセッツ州全域における新型コロナウイルスの最新状況を住民が把握できるよう、アメリカ疾病予防管理センター(CDC)や州公衆衛生当局から提供されたデータとクラウド型のGIS「ArcGIS」を利用したプラットフォームサイトを2件開設した。
  • 一つは、マサチューセッツ州における感染状況を連日更新するウェブサイトで、州や市の緊急管理部局提供のデータを用いて、感染者数・死亡者数のほか、どの地域で感染が拡大しているかを公開している(http://boston.maps.arcgis.com/apps/opsdashboard/index.html#/a2f67ae8147948919ea2f99dd09d0955)。もう一つは、ボストン市内における影響の現況をいくつかの指標で示すウェブサイト(http://dashboard.cityofboston.gov/t/Guest_Access_Enabled/views/COVID-19/Dashboard1?:embed=y&:isGuestRedirectFromVizportal=y&:display_count=n&:showAppBanner=false&:origin=viz_share_link&:showVizHome=n)。
  • ボストン市はこのほかにも、州内の感染状況や更新頻度の高い公的な報道発表・ガイドラインの多言語配信を実施中。今回のウェブサイトも、住民に向けて提供されるこうした一連のデジタルサービスの一つと位置付けられており、今後は予測や予報にもデータを活かせないかが検討されている。

詳細

Boston Turns to Data Analytics to Track COVID-19 for Residents

2020/03/31|government technology

https://www.govtech.com/analytics/Boston-Turns-to-Data-Analytics-to-Track-COVID-19-for-Residents.html

記事をシェアする

タグ:
公開日:2020/04/06/最終更新日:2020/05/15
学芸出版社では正社員を募集しています
学芸出版社 正社員募集のお知らせ