今日のニュースレター|『北欧建築ガイド』刊行記念トーク:小泉隆×和田菜穂子(3.15、東京+オンライン) ほか

***学芸出版社からお知らせです***
今号は都市を歩きたくなるイベント3つをご紹介します◆注目の新刊『北欧建築ガイド』の出版記念イベントが代官山蔦屋書店さんにて行われます。北欧のエキスパートお二人による北欧案内です。◆二子玉川の蔦屋家電さんでは『日常の絶景』トークイベント。都市鑑賞者である八馬さん、大山さんの対談は必見です!◆「がくげいラボ×Talkin’ About」vol.10は、武田重昭さんをゲストに、「グッとくる風景」を集め、まちのデザインを考えます。

『北欧建築ガイド』刊行記念 小泉隆×和田菜穂子トークイベント「最新!北欧建築・都市案内。達人が語る王道&マニアック」(3.15、東京+オンライン)

これまで15年以上にわたって北欧諸国を訪れ建築をリサーチしてきた小泉隆さん。今回、デンマーク、スウェーデン、フィンランド、ノルウェー、アイスランドの5カ国・173都市の建築500件をまとめた「北欧建築ガイド」を出版されました。美術館、図書館、教会、ホテル等の名作から、サウナや公園等の公共空間まで、1000枚を超える写真で紹介しています。
和田菜穂子さんも北欧への渡航歴は長く、これまで『北欧建築紀行』『北欧モダンハウス』など多数の本を出版し、展覧会やツアーも企画されてきました。最近は東京の建築をディープに巡るツアーも主催され人気を博しています。
そんな北欧のエキスパートお二人をお迎えし、北欧が誇るスター建築家や名作建築から、今一番注目を集めている建築や都市の最新事情まで、現地でのエピソードも交えながらざっくばらんに語っていただく90分。
是非多くの皆様のご参加をお待ちしています。

●日時:2022年3月15日(火)19:30~21:00
●会場:代官山蔦屋書店(東京都渋谷区猿楽町16-15)3号館2Fシェアラウンジ
またはオンライン(zoom)
●定員:会場40名
オンライン100名
●参加費
1)会場参加チケット1,650円(税込)
2)会場参加チケット 550円+『北欧建築ガイド』 2,970円=3,520円(税込)
3)オンライン参加チケット1,650円(税込)
4)オンライン参加チケット550円+『北欧建築ガイド』 2,970円+送料500円=4,020円(税込)
●主催:代官山蔦屋書店

出演

小泉隆
九州産業大学建築都市工学部住居・インテリア学科教授。1964年神奈川県生まれ。東京理科大学工学部建築学科卒業、同大学院修了。博士(工学)。2006年度ヘルシンキ工科大学(現アアルト大学)建築学科訪問研究員。2017年4月より現職。日本フィンランドデザイン協会理事。主な著書に『北欧建築ガイド』『北欧の建築』『アルヴァ・アールトの建築』『アルヴァ・アアルトのインテリア』『北欧の照明』など。

和田菜穂子
建築史家。一般社団法人東京建築アクセスポイント代表理事。新潟県生まれ。青山学院大学卒業、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科院修了。博士(学術)。2006~08年デンマーク政府奨学生としてコペンハーゲン大学留学。東北芸術工科大学、東京藝術大学等に勤務。現在、慶應義塾大学および中央大学非常勤講師。主な著書に『北欧建築紀行』『北欧モダンハウス』『アルネ・ヤコブセン』『ウッツォンの窓の家』など。

詳細・お申し込みはこちら!

https://peatix.com/event/3171642/

関連書籍

『北欧建築ガイド 500の建築・都市空間』小泉隆+九州産業大学小泉隆研究室 著

173都市から500の建築を厳選した決定版ガイド。美術館、図書館、教会、店舗、ホテル、サウナ、公園等を1000枚超の写真で体験!

八馬智×大山顕『日常の絶景』の読み方 |『日常の絶景 知っている街の、知らない見方』刊行記念トーク(3.24、東京+オンライン)

『日常の絶景 知っている街の、知らない見方』の刊行を記念して、著者 八馬智さん、ゲストに大山顕さんをお迎えし、トークイベントを行います。
本書のテーマは「日常に潜むハッとする風景」。室外機、ダクト、通信鉄塔、消波ブロック、そしてダムや砂防など、都市をつくる15の断片が切り取られています。
「日常の絶景」とはなにか?都市鑑賞者であるお2人が語ります。

●日時:2022/03/24 (木) 20:00 ? 21:30
●場所:二子玉川 蔦屋家電、またはオンライン
●参加費(税込):聴講のみ1,000円、書籍付2,920円
●主催:二子玉川 蔦屋家電

詳細・申し込みはこちら!

https://peatix.com/event/3169350/

出演

八馬 智
1969年千葉県生まれ。千葉工業大学創造工学部デザイン科学科教授。専門は景観デザインや産業観光など。千葉大学にて工業デザインを学ぶ過程で土木構造物の魅力に目覚め、札幌の建設コンサルタントに入社。設計業務を通じて土木業界にデザインの価値を埋め込もうと奮闘したものの、2004年に千葉大学に戻りデザインの教育研究に方向転換した。その後、社会や地域の日常を寡黙に支えているインフラストラクチャーへの愛をいっそうこじらせた。2012年に千葉工業大学に移り、現在は本職の傍らで都市鑑賞者として活動しながら、さまざまな形で土木のプロモーションを行っている。著書に『ヨーロッパのドボクを見に行こう』(自由国民社、2015)がある。

大山 顕
1972年生まれ。写真家・ライター。松下電器株式会社(現 Panasonic)シンクタンク部門に10年間勤めた後、写真家として独立。団地・工場・ジャンクションなどの撮影・取材・イベントなどを行う。団地マニアユニット「団地団」の一員として活動する。NHK『熱中時間 忙中”趣味”あり』、『タモリ倶楽部』、『マツコの知らない世界』、『安住紳一郎の日曜天国』などテレビ・ラジオ出演多数。写真展『大団地展』(2003~2008)を開催。主な著書に『団地の見究』(東京書籍)、『団地さん』(エンターブレイン)、『立体交差』(本の雑誌社)、『新写真論 スマホと顔』(ゲンロン叢書)、共著に『団地団 ベランダから見渡す映画論』(キネマ旬報社)、『工場萌え』(東京書籍)、『ショッピングモールから考える ユートピア・バックヤード・未来都市』(幻冬舎新書)など。毎週日曜日22時から「大山顕の都市を現像する」(シラスチャンネル)配信中。

関連書籍

『日常の絶景 知ってる街の、知らない見方』八馬智 著

室外機、ダクト、通信鉄塔、消波ブロック、ダムなど、都市をつくる15の断片。絶景よ、そこにいたのか。

がくげいラボ×Talkin’ About vol.10
山納洋×武田重昭「グッとくる街の風景」

大阪ガス都市魅力研究室長/common cafeプロデューサーの山納洋さんがホストとなり、面白い!と思っているゲストを招待、時には参加者を交えてざっくばらんに議論していただく連続トークイベント「がくげいラボ×Talkin’ About」。今回のゲストは大阪府立大学でランドスケープの視点から都市と暮らしの関わりについて教育・ 研究を行っている武田重昭さんです。

(山納さんからのコメント)
武田さんは、屋外空間で人々がどう関わり暮らしているか、 誇りや愛着を感じられる場所はどうデザインできるのかを研究して おられます。都市計画家・建築家のクリストファー・ アレグザンダーは『パタン・ランゲージ』の中で、人々が“ 心地いい”と感じる253のパターンを抽出し、 愛着の持てるまちのイメージを具体的に示しましたが、 今回は武田さんと一緒に『グッとくる風景』を集めて、 そこからまちをどうデザインできるかを考えます。ぜひご参加ください!

●日時:3/25(金)19:00~20:30
●場所:タイルギャラリー京都(学芸出版社3階)/オンライン(zoom)
●配信方法:zoomミーティング
●主催:学芸出版社
●参加費:
・イベント参加(会場):800円 定員:15名
・イベント参加(zoom):800円 定員:80名
・イベント無料参加券付書籍『小さな空間から都市をプランニングする』(会場orzoom)(送料込):2,640円

詳細・お申込みはこちら!

山納洋×武田重昭『グッとくる街の風景』がくげいラボ×Talkin’ About  vol.10(2022/3/25 京都,オンライン)

登壇者

山納 洋
1993年大阪ガス入社。神戸アートビレッジセンター、扇町ミュージアムスクエア、メビック扇町、大阪21世紀協会での企画・プロデュース業務を歴任。2010年より大阪ガス近畿圏部において地域活性化、社会貢献事業に関わる。現在同社都市魅力研究室室長。一方でカフェ空間のシェア活動「common cafe」「六甲山カフェ」、トークサロン企画「Talkin’About」、まち観察企画「Walkin’About」などをプロデュースしている。
主な著書に『common cafe』(西日本出版社)、『カフェという場のつくり方』『つながるカフェ』『歩いて読みとく地域デザイン』など、翻訳書に『分断された都市』(学芸出版社)がある。

武田 重昭
大阪府立大学・准教授。
1975年生まれ。神戸市出身。 ランドスケープの視点から都市と暮らしの関わりについて教育・ 研究を行っている。UR都市機構にて団地屋外空間の計画・ 設計や都市再生における景観・ 環境施策のプロデュースに携わった後、 兵庫県立人自然の博物館にて将来ビジョンの策定や生涯学習プログ ラムの企画運営を実践。共著書に「 小さな空間から都市をプランニングする」(2019)、「都市を変える水辺アクション」(2015) いずれも学芸出版社など。

関連書籍

『小さな空間から都市をプランニングする』 武田重昭・佐久間康富・阿部大輔・杉崎和久 編著

いま、エリアの価値を都市全体へつなぐプランニングが必要だ。16の空間を読み解き、再び都市に期待を寄せるための10の方法を提案。

—–

『歩いて読みとく地域デザイン 普通のまちの見方・活かし方』山納洋 著

この本を読むと、あなたの辞書から「何もないまち」という言葉はなくなります!達人が贈る、地域づくりのためのまち歩き入門。