今日のGD|7.28『場づくりから始める地域づくり』刊行記念セミナー vol.2 「居場所×地域づくり」 ほか

つながりを紡ぎだし、新たな活動を生み出している「場」をどのようにつくるか、街なかに新風を吹き込んだ「わいわい!!コンテナ」、多世代の交流を生み出した「芝の家」、「ゆがわらっことつくる多世代の居場所」や「ふるさと絵屏風」などの事例から、場づくりのポイントとなるさまざまなデザインを実践者が具体的に解説した『場づくりから始める地域づくり』を出版します。
今回、本書の刊行を記念した連続セミナーを開催いたします。

下記、編著者の飯盛義徳さんからのコメントです。

地域づくりに関心があり、一歩踏み出してみようと思ったものの、何から手をつけていいのかよく分からない。各地を訪問するとこのような声をよく耳にする。
この思いに応えるため『場づくりから始める地域づくり』を出版した。
というのも、最初の一歩は「場づくり」だと私たちは考えるからだ。
ではその場づくりはどうすれば良いのか。
本書ではそのための大切なポイントについて各地の「場づくり」の実践事例をとおして、解説した。
そのエッセンスを伝えるため連続セミナーを開催する。

第2回目は都心部の居場所づくりの先鞭をつけた「芝の家」の坂倉杏介氏と、湯河原で「ゆがわらっことつくる多世代の居場所」の開設と運営に取り組んだ伴英美子氏に、それぞれの取り組みの核心を掻い摘まんで語っていただく。
小さな拠点をどう設え、どう運営すれば地域の居場所として根づくのか。さらに場づくりを担った人たちはもちろん、訪れた人たちがいつのまにか参画し、地域づくりのプラットフォームとなっていくにはどうした仕掛けが必要か。「居場所×地域づくり」について議論を深めたい。
本書をお読みいただいて疑問や質問をお持ちになった方、本書を読もうかどうか迷っておられる方、奮ってご参加ください。

飯盛義徳

概要

日 時:2021年7月28日(水)19:00~ オンライン配信(zoom)

◆主なプログラム
・都心部のつながりを形成する芝の家 坂倉杏介
・ゆがわらっことつくる多世代の居場所から 伴英美子
・居場所づくりと創発のプラットフォームづくり 飯盛義徳

◆参加費
・イベント参加券:1,200円
・イベント無料参加券付書籍『場づくりから始める地域づくり』(送料込):2,800円

▼お申し込み・詳細はこちら!
https://badukuri-event-vol-2.peatix.com/

※まち座プラス会員に今回のイベントに使えるクーポンコードを配布しています。
登録はこちら⇒https://book.gakugei-pub.co.jp/plus/

登壇者

坂倉 杏介
東京都市大学都市生活学部准教授。博士(政策・メディア)。三田の家LLP 代表
1972 年生まれ。東京都世田谷区出身。専門はコミュニティマネジメント。多様な主体の相互作用によってつながりと活動が生まれる「協働プラットフォーム」という視点で地域や組織のコミュニティ形成手法を実践的に研究。共著に『わたしたちのウェルビーイングをつくりあうために』(2020年、BNN 出版)、『コミュニティマネジメント』(中央経済社、2020 年)など。

伴 英美子
慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特任講師
1975 年カナダ生まれ。専門は産業組織心理学。1998 年慶應義塾大学総合政策学部卒業。2000 年同大学院政策・メディア研究科修士課程修了。在宅介護サービス事業者勤務。2008 年同大学院後期博士課程修了。2008 年より介護療養型医療施設勤務。傍ら、介護従事者の防災やメンタルヘルス研究および教材開発に取り組む。2016 年ゆがわらっことつくる多世代の居場所開設に携わる。2018 年一般社団法人ユガラボ理事に就任。

飯盛 義徳
慶應義塾大学総合政策学部教授。博士(経営学)。特定活動非営利法人鳳雛塾理事長。
1964 年佐賀市生まれ。慶應義塾大学大学院経営管理研究科博士課程単位取得退学。松下電器産業株式会社勤務などを経て、2014 年慶應義塾大学総合政策学部教授。2015 年SFC 研究所所長、2017 年総合政策学部学部長補佐などを務めた。専門は、プラットフォームデザイン、地域づくり、ファミリービジネスマネジメントなど。総務省、国土交通省などの委員を務める。
主著に『地域づくりのプラットフォーム』(学芸出版社)、『社会イノベータ』(慶應義塾大学出版会)など多数。

★第3弾も開催予定!詳細はこちら:

『場づくりから始める地域づくり』刊行記念連続セミナー vol.3「ふるさと絵屏風で生み出す心の居場所」(2021/08/24|京都・オンライン)

書籍詳細

地域づくりの初めの一歩、「場づくり」の手引き。わいわいコンテナ、芝の家、ふるさと絵屏風。その空間と仕組みのデザインを説く。

『場づくりから始める地域づくり 創発を生むプラットフォームのつくり方』飯盛 義徳 編著

新刊『アーバンストリート・デザインガイド』訳者・松浦健治郎さん(千葉大学准教授)による本書の見どころ解説動画

9月初旬発売予定の新刊『アーバンストリート・デザインガイド 歩行者中心の街路設計マニュアル』訳者・松浦健治郎さん(千葉大学准教授)による、本書の見どころ解説動画が公開されました!

▼動画はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=zjtg60X72KA

書籍詳細

図解でわかる、安全で豊かな街路のアイデア
車社会・アメリカの街路がいかに変わりつつあるのか。効果的な道路空間の再配分や細かに配慮された設計基準を分かりやすい図解で示した、全米都市交通担当者協会(NACTO)による人間中心の街路設計ガイドライン。日本各地で進む歩きたくなるまちづくりや豊かな公共空間づくりにも欠かせない、アイデア満載の必携書!

『アーバンストリート・デザインガイド 歩行者中心の街路設計マニュアル』

出版記念イベント「米国のガイドラインから考える歩行者中心の街路設計

日 時:2021年9月1日19時~
場 所:オンライン
登 壇:松浦健治郎(千葉大学准教授)、中島直人(東京大学准教授)
お申込み:https://event-urbanstreet-210901.peatix.com/

話題の新刊が続々刊行!7月の学芸出版社

予約受付中の近刊と発売中の新刊、開催を予定している書籍の関連イベントをご紹介しています。

🎋 学芸出版社 2021年7月のラインナップ

 


ニュースレター登録はこちら

記事をシェアする

公開日:2021/07/16/最終更新日:2021/07/15
学芸出版社では正社員を募集しています
学芸出版社 正社員募集のお知らせ