今日のGD|コモングッドトークvol.4「都市型農園―まちのスキマを活かす農の可能性」(7.27)ほか

コモングッドトーク第4回目には、まちの空き地や遊休地を農の空間として活用する「都市型農園」についてリサーチされている、新保奈穂美さん(淡路景観園芸学校 景観園芸専門員)をゲストにお迎えします。
国内外のさまざまな現場で得られた知見をシェアいただきながら、都市型農園の最新事情のほか、多様な人を招き入れるインクルーシブな仕組みづくり、都市生活者のウェルビーイングとの関わりなど、社会共生や資源循環の文脈で都市型農園がもつ可能性について、幅広く議論する時間にできたらと考えています。

概要

  • 日 時:2021年7月27日(火)19:00~21:00
  • 場 所:オンライン

ゲスト

新保 奈穂美(しんぽ・なおみ)

淡路景観園芸学校 景観園芸専門員
埼玉県生まれ。2010年東京大学農学部環境資源科学課程緑地生物学専修卒業。2012年東京大学大学院新領域創成科学研究科自然環境学専攻修士課程、2015年同博士課程修了。博士(環境学)。2014年日本学術振興会特別研究員DC2、2015年同特別研究員PD、2016年3月より筑波大学生命環境系助教、2021年4月より現職。博士課程時にウィーン工科大学(オーストリア)に留学、ポスドク時にリンカーン大学(ニュージーランド)に研究滞在。国内外の都市型農園について意義の変遷や運営方法、都市計画上の位置付けについて研究。兵庫県立大学大学院緑環境景観マネジメント研究科講師。

モデレーター

江口晋太朗

編集者、ジャーナリスト、プロデューサー。TOKYObeta代表。「都市と生活の編集を通じて、誰がもその人らしい暮らしができる社会に」をテーマに、都市開発、地域再生、空間プロデュース、事業開発、ブランディングなど幅広く取り組む。著書に『実践から学ぶ地方創生と地域金融』(学芸出版社)『孤立する都市つながる街』(日本経済新聞社出版社)『日本のシビックエコノミー』(フィルムアート社)他。

松本優真

学芸出版社編集部。1991年生まれ。主な企画・編集担当書籍に『ポスト・オーバーツーリズム』『実践から学ぶ地方創生と地域金融』『SDGs×自治体 実践ガイドブック』『都市公園のトリセツ』『海外でデザインを仕事にする』など。

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コモングッドトーク vol.4|都市型農園――まちのスキマを活かす農の可能性|ゲスト:淡路景観園芸学校 景観園芸専門員・新保奈穂美さん(2021/07/27|オンライン)

『WORKSIGHT 2011-2021 Way of Work, Spaces for Work』刊行記念連続トーク

ビジョナリーが描く働く場の未来 Vol.3
“アクティビティとワークプレイスのデザイン” 山下正太郎×穂積雄平

海外のグローバル企業からベンチャーまで、オフィス空間のパイオニア事例を収めた、『WORKSIGHT 2011-2021 Way of Work, Spaces for Work』の刊行記念連続レクチャー第3弾。
企業文化の表現としてのオフィス、イノベーションを誘発するコワーキングスペース、働き手のウェルビーイングやパンデミック後の価値観……、オフィスは常に変化してきました。
今後ますます加速する、働き方、組織の進化を設計者はどう捉えたら良いのか?世界のオフィス事情を知る山下氏と、イノベーションセンター、ワークプレイスデザイン、ワークスタイルデザインに携わる日建設計NADのアソシエイトコンサルタント穂積氏が、語り尽くします。

概要

  • 日 時:2021年7月7日(水)19:00~20:30
  • 場 所:代官山蔦屋書店またはオンライン

登壇者

山下 正太郎(やました・しょうたろう)

ワークスタイル研究所 所長、『WORKSIGHT』編集長。
コクヨ株式会社に入社後、戦略的ワークスタイル実現のためのコンサルティング業務に従事。手がけた複数の企業が「日経ニューオフィス賞(経済産業大臣賞、クリエイティブオフィス賞など)」を受賞。2011年、グローバルでの働き方とオフィス環境のメディア『WORKSIGHT』を創刊。同年、未来の働き方を考える研究機関「WORKSIGHT LAB.(現ワークスタイル研究所)」を立上げる。2016~2017年、ロイヤル・カレッジ・オブ・アート ヘレン・ハムリン・センター・フォー・デザイン 客員研究員、2019年より、京都工芸繊維大学 特任准教授を兼任。2020年、パーソナルプロジェクトとして、グローバルでの働き方の動向を伝えるキュレーションニュースレター『MeThreee』創刊。

穂積 雄平(ほづみ・ゆうへい)

2007年より日建設計所属。2013年、ユーザーの能動性を豊かにするデザインを目指すNikken Activity Design lab(NAD)の発足メンバーとして組織の立ち上げにかかわる。主にイノベーションセンター、ワークプレイスプロジェクトを担当。日東電工、三井物産などのオフィスプロジェクトにかかわり、企業ビジョンとワークスタイル・ワークプレイスをデザインマネジメントの視点でつなげることを行っている。そのほか、「逃げ地図」、社内の新規事業推進など活動は多岐にわたる。

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『WORKSIGHT 2011-2021 Way of Work, Spaces for Work』刊行記念連続トーク “ビジョナリーが描く働く場の未来” Vol.3 “アクティビティとワークプレイスのデザイン” 山下正太郎×穂積雄平(2021/07/07|オンライン、東京)

『タクティカル・アーバニズム』編著者・泉山塁威さんのインタビュー記事

『タクティカル・アーバニズム:小さなアクションから都市を大きく変える』の編著者・泉山塁威さんのインタビュー記事(後編)が、「はたらく」の新しい価値を挽きだすWEBマガジン「WORK MILL」(6/29公開)に掲載されています。
「コロナ後も愛される場の条件とは―都市戦術家と働き方研究者が対談」と題して、行政や大企業に頼るのではなく、その街を愛する人たちが自発的に場の活用法を提案する―というタクティカル・アーバニズムのノウハウや考え方はビジネスにも活かせるはずと泉山さんは語ります。場をきっかけにして個人の当事者意識を高めていくための秘訣についてお聞きました。

詳細はこちら

『タクティカル・アーバニズム』編著者・泉山塁威さんのインタビュー記事(後編)がWORK MILLのサイトに掲載されています