今日のGD|新刊発売!『色を使って街をとりもどす』(柳田良造・森下満 著)ほか
ペンキ塗りの町並み・函館で建物の色に託した人々の街への思い、歴史を、ペンキ層のこすり出しによる時層色環で見える化し、ペンキ塗りボランティア活動をまちづくりに繋げた研究と運動、旅の記録。神戸、そしてボストン、セントジョンズ、キンセールへと拡がった旅は、町並みの色彩とその計画について新しい視点を切り拓いた。
A5判・216頁・本体3200円+税
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─著者
柳田 良造
1950年徳島市に生まれる。1975年北海道大学工学部建築工学科卒業。1981年早稲田大学大学院理工学研究科博士後期課程単位取得満期退学。博士(工学)。(株)柳田石塚建築計画事務所代表、プラハアソシエイツ株式会社代表を経て2008年より岐阜市立女子短期大学生活デザイン学科教授。主な著書に『シリーズ地球環境建築・専門編1』(共著、彰国社、2010年)、『北海道開拓の空間計画』(北海道大学出版会、2015年)、他。主な建築作品に「ニセコ生活の家」「もみじ台の家」「山鼻コーポラティブハウス」「発寒ひかり保育園」「当別田園住宅」、他。2013年日本建築学会賞(論文)、2017年日本建築学会教育賞。
森下 満
1952年北海道芽室町に生まれる。1975年北海道大学工学部建築工学科卒業。北海道大学大学院工学研究院・助教。博士(工学)。主な著書に『北海道の住宅と住様式』(共著、北海道大学図書刊行会、1982年)、『町並み色彩学Ⅰ-港町・函館における色彩文化の研究』(共著、元町倶楽部・函館の色彩文化を考える会、1991年)、『まちづくり公益信託研究』(共著、まちづくり公益信託研究会編著、トラスト60研究叢書、1994年)、『みんなで30年後を考えよう 北海道の生活と住まい』(共著、30年後の住まいを考える会編著、中西出版株式会社、2014年)、他。2017年日本建築学会教育賞。
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