今日のGD|『北欧の照明』著者・小泉隆さん登壇|「北欧のあかり・日本のあかり」(12/11|東京)ほか
日照時間が短く、寒く暗い時期が長く続くフィンランドの冬。そのような気候、光と闇のサイクルの中で、フィンランドおよび北欧諸国では光を大切にしながら暮らす文化、とりわけ寒く暗い冬にキャンドルや照明を用いた豊かなあかりの文化が育まれました。
Artek Tokyo Storeでは11月19日よりクリスマスにかけ、「北欧のあかり・日本のあかり」と題し、ウィンドウ、ディスプレイ、イベントを通し、北欧と日本に根づいてきたあかりの文化と優れた照明のデザインを伝えていきます。
前半(11/19-12/9)には、世界に誇る「日本のあかり」としてイサム・ノグチのデザインによるAKARIとそれを日本で作り続ける株式会社オゼキに焦点をあてます。
後半(12/11-12/29)は「北欧のあかり」としてアルヴァ・アアルトにも影響を与えたポール・ヘニングセンをはじめとするルイス・ポールセンの初の展示販売を行います。
12月11日には、『北欧の照明』の著者、小泉隆氏のトークイベント「北欧のあかり」を開催します。
━小泉隆氏トークイベント「北欧のあかり」
日 時:2019年12月11日(水)18:30~19:30
会 場:ArtekTokyo(東京都渋谷区神宮前5-9-20)
詳細はこちら
━展覧会概要
会 期:2019年11月19日(水)~12月29日(日)11:00~20:00
会 場:ArtekTokyo(東京都渋谷区神宮前5-9-20)
━登壇者
小泉 隆
九州産業大学建築都市工学部住居・インテリア学科教授。博士(工学)。1964年神奈川県横須賀市生まれ。1987年東京理科大学工学部建築学科卒業、1989年同大学院修了。1989年東京理科大学助手、1998年T DESIGN STUDIO共同設立。1999年九州産業大学工学部建築学科。2017年4月より現職。2006年度ヘルシンキ工科大学(現:アアルト大学)建築学科訪問研究員。
━関連書籍
暗くて長い冬の間、室内で暮らす時間を楽しむため、北欧では優れた照明器具が多数生みだされ、建築や都市空間を彩る照明手法が発達した。本書は、ポール・ヘニングセンやアルヴァ・アアルトら、北欧のデザイナーや建築家11人が手がけた100の名作について、デザインと機能、空間の照明手法を500点に及ぶ写真と図面で紹介。
北欧を代表する建築家の作品から、知られざる名作、話題の現代建築まで、シンプルで美しく機能的な77のディテールをカラーで紹介。
住宅や公共建築、商業施設、家具や照明器具にいたるまで、構造や技術を反映した合理的なデザイン、素材や形へのこだわり、使いやすさが発揮された170のディテールを紹介。
『デンマークのスマートシティ』著者・中島健祐さん登壇
北欧式イノベーション創発戦略マスタークラス
第1部「デンマークデザインセミナー&ラウンドテーブル」
━概要
日 時:2019/12/09 (月) 15:00 – 18:00
会 場:イノベーター・ジャパン(渋谷区神宮前5-42-13 TAKIビル表参道3F)
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━関連書籍
交通、エネルギー、医療、福祉、教育、金融等のビッグデータの活用で社会はどう変わるのか?世界一幸福な国デンマークに学ぶ
☆ 今日のまち座 ☆
新着ニュースを2件お知らせします。
『ポートランド -世界で一番住みたい街をつくる』の著者・山崎満広さんへのインタビューが公開されています
─パブリック・スペースを創造する2|歩行者のための都市を可能にするもの
山崎満広(都市計画、経済開発コンサルタント) 聞き手:浅子佳英(建築家、タカバンスタジオ)
━関連書籍
この10年全米で一番住みたい都市に選ばれ続けているポートランド。コンパクトでクリエイティブ、才能が集まる街のつくり方を解説。
クリエイション、スポーツ、オーガニックフード、クラフト、コーヒー、起業支援の実践者による街をクリエイティブにする方法論。
『海外でデザインを仕事にする』著者・鈴木元さんの展覧会が明日から開催されます。
鈴木元 Everyday Things|第761回デザインギャラリー1953企画展
━概要
会 期:2019年12月3日(火)~25日(水)
会 場:松屋銀座7階デザインギャラリー1953
展覧会担当:深澤直人氏
詳細はこちら
━関連書籍
世界のフィールドで働くデザイナー14人のエッセイ。大都市の有名組織から途上国の市民工房まで、幅広い現場に可能性が広がっている