小泉 隆 著

内容紹介

北欧を代表する建築家の作品から、日本では知られていない建築家の名作、話題の現代建築まで、多数のカラー写真と図面で巡るシンプルで美しく機能的なディテール。光、色、構造、素材、窓、階段などのデザイン・エレメントを切り口に、A・アールト、E・G・アスプルンド、A・ヤコブセンなど建築家50人の77作品を紹介。

体 裁 A5・240頁・定価 本体3200円+税
ISBN 978-4-7615-3232-1
発行日 2017/05/01
装 丁 凌俊太郎(Satis-One)

目次著者紹介まえがきあとがき書評

CONTENTS

Introduction 北欧の建築について

Light and Color

ストックホルム市庁舎 青の間のハイサイドライト
ストックホルム市立図書館 開架閲覧室のロトンダ
オーフス市庁舎 多目的ホールのスカイライト
アルヴァ・アールトのクリスタル・スカイライト
アルヴァ・アールトのリフレクター
エンホイ教会 礼拝堂のスカイライト
テンペリアウキオ教会 環状スカイライト
タウトラ・マリア修道院 木格子のスカイライト
北極教会 ずれた三角屋根
カレヴァ教会 礼拝堂の鉛直スリット
ミレスガーデンギャラリー 円形とV字形のスカイライト
ストックホルム大学 大講堂の集光パネル
新カールズバーグ美術館 ガラスドーム
コンゲンス・ニュートー広場メトロ駅 スカイライト
ニューハウン 壁の色彩
アルヴァ・アールトの白
トーヴァルセン彫刻美術館 色彩による展示演出
アロス・オーフス現代美術館 虹色の円環展望台
ヴァレンシア弁護士協会黄色の通過空間
アントヴォスコウ教会 銃眼型色ガラス窓
マンニスト教会 礼拝堂のカラーアート
パイミオのサナトリウム パイミオカラー
ムンケゴー小学校 廊下の色彩
テルス保育園 外と内の色光対比

Structure and Material

ヴィープリの図書館 講義室の波打つ天井
バウスヴェア教会 礼拝堂の白い曲面天井
聖マーク教会 煉瓦のヴォールト天井
ガンメル・ヘレルプ高等学校体育館 曲面天井と外部床
シベリウス博物館 展示室の構造体
ヘドマルク博物館廃墟と現代的要素の融合
オタニエミ礼拝堂木製トラス架構
聖ヘンリ・エキュメニカル礼拝堂 松の構造材
ヴァッリラ図書館 閲覧室の木架構
アウレヤルヴィの木造教会 箱形柱と対のつなぎ梁
コペンハーゲン中央駅ホールの木架構
イェーテボリ裁判所増築メインホールの柱
モルテンスルッド教会 石積みの内壁
クオッカラ教会 木格子の皮膜
復活礼拝堂 浅い彫りのある壁と柱型
タウトラ・マリア修道院 粘板岩の外壁パネル
ムーラッツァロの実験住宅 中庭の煉瓦・タイル壁
クロイヤー広場の集合住宅 外壁の凹形煉瓦
オスロのオペラハウス 大理石の外部床

Window

パイミオのサナトリウム 病室の窓
アスプルンドの夏の家 居間の窓
聖ペーター教会 クリップ止めの窓
ナクスタ教会 フィンつきの連窓
ヴィープリの図書館 講義室の弓形サッシ
ルイジアナ近代美術館 内と外をつなぐギャラリーの窓
ボーンホルム美術館 風景を切り取るピクチャーウインドウ
コペンハーゲン大学図書館 閲覧スペースの調光パネル
オーアスタッド集合住宅 C字形テラス
コペンハーゲンの張りだし窓
オーフス市庁舎 石とガラスが連続する立面
デンマーク国立銀行 石とガラスの対比
イェーテボリ裁判所増築 隣接建物との対比と融合
フィン・ユール自邸 美しくスケールダウンする立面

Moving

マイレア邸 居間の階段
SASロイヤルホテル ロビーの螺旋階段
オーフス市庁舎 アトリウムの螺旋階段
ロドオウア市庁舎 エントランスホールの階段
イェーテボリ裁判所増築 メインホールの階段
ムンケゴー小学校 中庭への外部階段
ルイジアナ近代美術館 北棟2層ギャラリーの階段
新カールズバーグ美術館 新展示室棟の段状通路
サウナッツァロの村役場 芝生の外部階段
アスプルンドの夏の家 外部階段
フィン・ユール自邸 2棟をつなぐガーデンルーム
ラジオハウス エントランスの回転ドア
デンマーク国立銀行 エントランス
ハーランダ教会 木格子の風除室

Touching and Warming

アルヴァ・アールトの取っ手
エリック・グンナール・アスプルンドの取っ手
アスプルンドの夏の家 階段脇の丸みのある暖炉
マイレア邸 自由曲線で削られた暖炉
ムーラッツァロの実験住宅 スモークサウナ

Green and Water

オーフス大学 蔦が覆うメインホールとバーゴラ
VMマウンテン テラスのプランターボックス
モースゴー先史博物館 芝生の大斜面屋根
デンマーク国立銀行 緑のデザイン
アルヴァ・アールトの緑の扱い
セルゲル広場 水中のスカイライト
ボーンホルム美術館 ホールを巡る水路
アスプルンドとアールトの雨水処理
アルヴァ・アールトの水の扱い

資料編
北欧の代表的な建築家
事例・所在地リスト
参考文献

あとがき

小泉隆 Takashi Koizumi

九州産業大学建築都市工学部住居・インテリア学科教授。1964 年神奈川県横須賀市生まれ。1987 年東京理科大学工学部建築学科卒業、1989 年同大学院修了。1989 年より東京理科大学助手、1998 年T DESIGN STUDIO 共同設立、1999 年九州産業大学工学部建築学科専任講師、2010 年同大学住居・インテリア設計学科教授。2017 年4 月より現職。2006 年度ヘルシンキ工科大学(現アールト大学)建築学科訪問研究員。
主な著書に『フィンランド 光の旅 北欧建築探訪』『アルヴァル・アールト 光と建築』(以上、プチグラパブリッシング)、日本建築学会編『光の建築を読み解く』(共著、彰国社)、『大谷採石場 不思議な地下空間』(随想舎)

Introduction 北欧の建築について

小泉隆

エリック・グンナール・アスプルンド、アルヴァ・アールト、アルネ・ヤコブセンらの作品をはじめとして、北欧建築の魅力や豊かさは、シンプルで美しく、機能的で人間に優しい、そして時に微笑ましくもなる遊び心が散りばめられたエレメントやディテールに支えられている。

本書は、デンマーク、スウェーデン、フィンランド、ノルウェーにおける20世紀以降の建築を中心に、光と色彩、構造と材料、窓といったテーマごとに、優れたエレメントとディテールを持つ事例を集め、紹介するものである。事例の選定に際しては、優れた例であることに加え、北欧らしさを感じられることや応用性があることなどにも留意した。また、日本では馴染みの少ない建築や建築家をこの機会に知ってもらいたいという思いから選んだものもある。

さて、北欧建築の特徴としては、一般的に、地域に根ざし土地の気候風土に適していること、木や煉瓦などの自然素材が多用され柔らかさや温かみがあること、機能的なことなどが挙げられるが、ここではそれらの基盤となっている思想や背景について記したい。その内容は、私が北欧の建築から学び、建築はこうありたいと考える私的な思いも多分に含んだものではあるが、本書で取り上げる事例を理解するための、また北欧建築の魅力を読み解くための参考になればと思う。

人間中心の建築

北欧の建築から最も強く感じられること、また学ぶべきことは、そこで生活する人間、それを使用する人間を中心に建築が考えられている点である。近代建築の巨匠アールトの言葉、「建築を人間的にする」「建築──その真の姿は、小さな人間が中心に立った所にだけ存在する」は、その思想を象徴するものだ。そのような人間を中心に考える思想は、家具などのより小さなスケールから、地域環境といったより大きなスケールに至るまで浸透している。

椅子のデザイナーとして世界的にも有名なハンス・ウェグナーは、「椅子は人が座るまで椅子でない」と語っている。そして、「街のアクティビティと都市空間における人間尊重が、都市や市街地の計画で重要な役割を果たす」と語るのは、世界でいち早く歩行者天国をコペンハーゲンにつくり、人間中心の視点でパブリックスペースのつくり方を提唱、実践してきたデンマークの都市計画家ヤン・ゲールだ。

北欧諸国は、生活の豊かさや幸福度のランキングでは常に上位に挙げられる。豊かな自然環境といった要因もあるが、労働環境や社会福祉などに関するさまざまな制度が、人間の生活を第一義にしっかりと組み立てられている点も大きいように思う。国民の意識においても、人間の生活を中心に考えることが当たり前になっているのだ。

このような「人間中心主義」とも言うべき考え方は、寒さの厳しいヨーロッパの北のはずれの国々において、皆で協力して社会を良くしていこうという姿勢と並行して自然に生まれてきたと言われる。北欧特有の土壌により培われた思想は、建築にも色濃く反映されている。

共生の思想

豊かな大自然が広がる北欧諸国では、その恩恵を受ける一方で、時に人間の力では到底太刀打ちできない厳しい自然環境を受け入れることを余儀なくされる。そのような環境ゆえに、自然を支配する、あるいは自然と対立するような思想は生まれず、自然と共に生きていこうという「共生の思想」が育まれてきた。

人間関係においても同様に、1人1人の「個」を大切にしながらも、他人の価値観を受け入れ、互いを認め、信頼する「共生」の関係が築かれているように感じる。

ヨーロッパを中心としたキリスト教の文化は、自然に対して支配的、対立的と言われることが多い。だが、ヨーロッパ圏内にあり、またキリスト教文化圏(北欧諸国はプロテスタントが主流)にありながらも、北欧諸国にはそれらとは異なる思想が根づいているのである。

この共生の思想が、大自然の中で対立しない建築のあり方や、内部空間と外部の自然との連続性や親和性、自然素材の活用へとつながり、土地に根ざし、気候風土に適した建築を生みだす基盤になっているのだろう。

そして、自然と共生する思想は、わが国とも共通する考え方である。実際、アールトをはじめとして、数多くの建築家が日本の建築や文化を熱心に研究し、影響を受けていたことは、よく知られている。彼らは、相互に共通する思想や背景を感じとり、それを自身の作品に反映させていったのである。

日常を豊かにするデザイン

1929年にスウェーデン第二の都市イェーテボリで開催された万国博覧会のスローガンは、「日用品をより美しく」であった。ドイツのバウハウスを中心にヨーロッパ中にモダニズムの波が押し寄せるなか、地理的に北のはずれに位置していたがためにその波に飲み込まれていなかった北欧では、モダニズムをそのまま吸収するのではなく、日常生活を美しくすることをコンセプトに掲げたのである。そして、そのコンセプトが、日用品だけでなく、インテリア、建築にまで浸透していくことで、北欧デザインの基盤となるアイデンティティが形成されていったと考えられる。

北欧の住宅は、戸外で過ごすことが多い夏よりも、暗く寒さの厳しい冬の日常をいかに快適に過ごせるかに重きが置かれ、設計されている。そこでは熱環境を整えることはもちろんだが、乏しい太陽光をいかに多く取り込み、明るく暮らせるかが重視される。冬に建物内で長時間過ごすことが、質の高いインテリアを生みだしたという指摘もある。

このような日常を豊かにしていくことを重視する姿勢は、良いものを日常的に末長く使おうとする「ロングライフデザイン」の考え方に通じる。そして、建物だけでなく、家具や照明、テキスタイルに至るまで空間を構成するすべての要素をデザインする「トータルデザイン」の志向へとつながっていく。

空間体験の豊かさ

北欧の建築には、図面や写真だけでは伝わらない、実際に体験することでしかわからない空間の豊かさがある。建築に足を踏み入れた時に感じる居心地のよさは、単に視覚的な美しさのみによるものではない。そこに流れる時間も含め、素材や色彩、形態、刻々と移り変わる光などにより織りなされる空間全体から総合的に感じられるものだ。

また北欧の建築には、微妙にずれた平面形や部分的な曲線など、図面上ではイレギュラーな箇所を含んでいるものが多い。ところが、いざ空間を体験してみると、そのイレギュラーなデザインが心地よさを生み、空間の質を高める効果をもたらしていることに気づく。他方、図面ではシンプルで一見殺風景な建築であっても、素材や光などの要素が絶妙に組み合わされ、圧倒されるような空間が生みだされることもある。

北欧の建築では、論理性や視覚性を超えて、その空間にいる人間が総合的に感じる実質的な豊かさが尊重されているのだ。

謙虚さ

北欧の建築には、周囲の環境に敬意を払いながら謙虚な姿勢で建てられているものが多い。その代表例が、アスプルンドによるイェーテボリ裁判所の増築である。そこでは、隣接する市庁舎へ奉仕する姿勢に満ちたファサードが計画された(p.152参照)。デンマークの建築家S・E・ラスムッセンが1940年に著した名著『北欧の建築』には、「謙遜こそ誇り」という章が設けられ、イェーテボリ裁判所などを例に、北欧建築の特質の一つとして「謙虚さ」を挙げている。

「建築は建築家の特殊な個性の記念碑であってはならない。建築は日常生活に従属すべきものであり、また、ごくすなおに、いささかの無理もなしに、その環境ととけあっていなくてはならない。謙虚こそ誇りであることが理解されてきた。謙虚な態度がなくては、建築ではとにかく前進できなかったのだから……」

ここには、消費の波に飲み込まれている現代において改めて自問すべき内容が含まれているのではないだろうか。

継承の上に成り立つ建築文化

ここまで、北欧建築の基盤となっている思想や背景について記してきた。これらは、時代や流行を超えて北欧の建築文化の奥底に流れつづけ、現代へと継承されている。

北欧において、20世紀初頭はナショナル・ロマンティシズム、新古典主義、モダニズムと建築スタイルが目まぐるしく変化した時期である。だが、そのような変化の波にさらされたアスプルンドやアールトらの作品を見ると、スタイルを変えつつも、先に示してきた思想や背景は変わらずに大切にされているように感じられる。そして、そのような先人たちの取り組みの上に、時代ごとに新たな要素や建築家の個性が加えられることで、流行に流されないオリジナルな作品が生みだされてきた。北欧建築の研究者である伊藤大介は、北欧のモダニズムを「前代の否定ではなく、前代の継承によって成り立つモダニズム」と指摘する。

最近の北欧の若手建築家の作品には斬新なものが多く、写真を見る限りではその斬新さばかりが目につく。ところが、実際に訪れてみると、そこにはとても人間的で豊かな空間が広がっている。脈々と受け継がれてきた北欧建築の特質が、今も変わらず継承されていることを実感できる。

以上、断片的ではあるが、北欧の建築について思うところを記した。これらを頭の片隅に置きつつ本書を読んでいただければ幸いである。

北欧の建築に魅了され、何度も現地を訪れるようになってから十数年が経つが、本書でこれまでに体験してきた北欧の建築をエレメントとディテールに焦点を当ててまとめる機会が得られたことを大変嬉しく思う。

冒頭に記した「北欧の建築について」は、数々の作品を実際に体験していくなかで考えてきたことを整理しまとめる良い機会であった。そこにも記したが、北欧の建築には実際に体験してみなければその質の高さや豊かさがわからないものが本当に多い。本書ではその魅力をできるかぎり伝えることを心がけたつもりだが、この本をきっかけとして多くの人が現地に足を運び、北欧建築の魅力を体感していただければ本望である。そして、その体験が、建築の設計だけでなく、今後の私たちの生活をよりよくしていくことへの一助になれば、嬉しいかぎりである。

本書で紹介した事例の写真については、一部を除いてすべて筆者が撮影したものである。写真に添えた図面は、現地で実測し作図したもの、既存の図面をトレースしたものがほとんどだが、図面が入手できなかったものについては実物や写真から推察して描いたものもあり、統一はとれていない。記載した寸法に関しても、実測値のほか、図面から換算した概算値を記している箇所もある。図面に方位の記載がない事例については、Googleマップより特定したものもある。それゆえ、厳密な図面・数値というよりも、理解を助けるための概要図・参考値として捉えていただきたい。作品名や建築家名、所在地などの日本語読みについては、現地でも役立つようにできるだけ原語の音に近づけるよう努めたが、すでに日本での表記が一般化しているものについてはそれに従うこととし、結果的にはそれらが混在する形になっている。

本書ができあがるまでには、多くの方々にお世話になった。ルイスポールセン社の荒谷真司さん、高橋亜須未さんには、デンマークの貴重な情報を提供いただき、同行させていただいた研修ツアーで訪れた事例も本書に掲載している。また、吉田桃子さんにはフィン・ユール邸に関する大変貴重な修士論文を貸していただいた。指導教授の大野仰一先生にも御礼を申し上げたい。そして竹内晧先生からは、フィンランドの伝統的な木造教会の構法について大変有益な助言をいただいた。

本の編集・作成にあたっては、日本語読みの監修でお世話になったリセ・スコウさんと坂根シルックさん、また限られた時間の中で数多くの作図をしてくれたnLDKの井形寛さんならびに小泉研究室生らに感謝いたします。学生たちの協力がなければこの本は完成しなかっただろう。

学芸出版社の宮本裕美さんには、企画当初より編集、そして完成に至るまで、終始うまく進むよう導いていただいた。編集では、同社の森國洋行さんにも大変お世話になった。素敵なブックデザインを施していただいたSatis-Oneの凌俊太郎さんにも感謝します。

そして、武蔵野美術大学名誉教授の島崎信先生からは、著書はもちろんのこと、講演会やその後の懇談の場などで、北欧建築の基盤となる考え方や貴重な情報をはじめとして本当に多くのことを学ばせていただいた。この機会に改めて感謝の意を表します。

最後に、数々の見学調査でサポートしてもらい、刊行まで温かく見守ってくれた妻、智子にも感謝の気持ちを伝えたい。

2017年3月

小泉隆

評:益子義弘
(建築家・東京藝術大学名誉教授)

「言葉を超えた多くの写真が捉えた、対象の内に潜む芯」

小泉さんの本を手にするのは今回の著作で三冊目になる。建築に織り込まれた北の風土固有の光をテーマとする「フィンランド 光の旅」、この中の中心的存在である建築家アールトに焦点を絞り、その多様な空間の成り立ちや光の操作のディテールを見届けようとする「アルヴァル・アールト 光と建築」、そして今回の、視野を北欧全体に広げた「北欧の建築 エレメント&ディテール」である。収録された美しいシーンに惹かれてページをたどった。

添えられた文章は、この世界に通底する特色を小泉視点で束ねた5つの要点を章立てとして、とても簡潔である。収録された個々の事例も、説明的でなく、見るべき方向を示唆するにとどめ、やはりその中心をなす魅力は、言葉を超えた多くの写真にある。

この「北欧の建築」は、ガイドブックも意図されて編まれているのだが、写し撮られたそれぞれのシーンは、著者の創作的なまなざしが掬い出し対象の内に潜む芯をとらえた「写芯集」だとも言えよう。

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