アメリカ合衆国で6月の電動自転車販売台数が前年比190%を記録 コロナ禍による生活スタイル変化が影響か
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- 市場調査会社「NPD Group」が公表したレポートによると、アメリカ合衆国における今年6月の電動自転車の販売台数が、昨年同月比で190%の増加を記録した。
- 同社の担当アナリストはこの要因として、新型コロナウイルス感染症への懸念から、混雑した公共交通を避けたり、通勤時間帯の道路渋滞を回避したり、営業休止が続くジムやフィットネスクラブに代わりサイクリングで運動習慣を確保しようとしたりといった、生活スタイルの変化を挙げている。
- また、電動自転車のほか、クロスバイクやフルサスペンションのマウンテンバイクなど機能性の高い高額な車種で販売の持ち直しがみられることから、6月以前のコロナ禍初期において出費を抑えるためになされた買い控えの反動も背景にあるとみられる。
- なお、オランダに拠点を置くメーカー「VanMoof」社も、アメリカ合衆国内での同社の電動自転車売台数が、2020年上半期で2019年上半期に比べて約2倍に伸びていると発表している。