【受付終了】学生デザインワークショップ|SUMMER STUDIO 2020

主催 日本造園学会関東支部
※詳細は主催団体等にお問い合わせください。
「リアルな社会とつながり、向き合う。取手市の未来像「郊外2.0」 を提案する。」

茨城県取手市と前田建設工業の後援を受け、取手市を舞台とした合宿形式のデザインワークショップを開催します。取手市は、東京首都圏の「郊外」を形成する街の一つです。郊外のほとんどは高度経済成長期の急激な人口増加の受け皿として開発されました(郊外1.0)が、現在では、少子高齢化や公共施設老朽化、財政難など多くの課題を抱えています。しかし、近年の高度な情報技術の発達や働き方改革、緑豊かな環境への関心により、郊外に住む、働くことへの考え方は多様化しています。また民間企業の活力を利用したまちづくりも盛んに行われています。さらに新型コロナウィルスの蔓延により、過密した都心ではなく空間に余裕がある郊外での生活も注目されています。このように、郊外は大きな変革期に差し掛かっており、取手市も「選ばれるまち」をスローガンに掲げ、まちづくりが実践されています。提案対象地は、郊外の象徴である団地、「井野団地」とその周辺です。居住者の高齢化、施設老朽化など郊外の課題が濃縮されたような場所です。
2020年のサマスタは、市制50周年を迎える取手市において、リアルな社会・郊外の現状と向き合い、これから50年の取手の未来像「郊外2.0」を議論し、「選ばれるまち・郊外」となるために、ライフスタイルや生業を含めて提案します。
また、今回のWSでは、新型コロナウィルス蔓延や東京オリパラの延期などによる不安定な社会情勢などを考慮して、今だからこそ抱く、都市への新たな眼差しや価値観を大切にして活動していきます。

スケジュール

  • 8/14(金) 応募締切
    ※新型コロナウィルスの影響による開催の可否はこの時点で判断する。
  • 9/12(土) キックオフミーティング
    【会場:東京農業大学世田谷キャンパス 時間:10:00~18:00】
    ゲストによる話題提供
    饗庭 伸 東京都立大学 教授
    石川 初 慶應義塾大学 教授
    畝森泰行 畝森泰行建築設計事務所 代表
    三島由樹 株式会社フォルク 代表
  • 9/13(金)~9/18(火) プレサーベイ
    各グループでワークショップに向けての準備作業
  • 9/19(土)~9/22(月) ワークショップ
    【会場:ICIキャンプ 取手市】
    グループに分かれ4日間で案をつくり、最終日に成果発表・上記ゲストによる審査を行う。
  • 10月中旬~12月上旬 関東支部大会(担当大学)にて発表
    ※各作業は、各チームチューター指導の下、チームメンバーの予定を摺合わせて行う。

詳細はこちら