新型コロナウィルスの感染拡大を受け、住まいや働き方、都市のあり方の問い直しが始まっています。
人を集めることで繁栄を享受してきた都市や観光地のリスクが再認識される一方で、自然豊かで人が少なく、清浄な大気を享受できる場所の価値が見直され始めています。
海に囲まれ、山が連なる日本列島は、山水の恵みに満ちていますが、中でも特に山水の恵み豊かな地域のことを「山水郷」と呼ぶとすれば、山水郷には国や経済がどうなろうが生きていける懐の深さと安心感があります。

GOOD DESIGN Marunouchiでは、そんな山水郷のポテンシャルに光を与えるべく、山水郷に根を張って生きるデザイナーやクリエイター達の物語を紹介する「山水郷のデザイン：生きのびるための新しい日本の物語（ナラティブ）」展の企画を進めていましたが、2020年3月、新型コロナウィルス感染拡大の状況下、取材を進めることが難しくなってしまいました。

そこで、2020年5月、企画展ディレクターである井上さん、藤崎さんをホストに、山水郷に根ざした活動をしている各地のデザイナー・クリエイター達をゲストに迎え、その活動やこれからのデザインについてお話しを聞く、各回45分間のZOOMウェビナー「山水郷チャンネル」をスタートしました（毎週配信／無料）。
新しいデザインと新しい生き方のカタチを共に考える「山水郷チャンネル」、是非ご参加ください。

概要

• 日時：2020年7月4日（土）19：00～20：00
• 場所：オンライン

ゲスト

馬場 未織（ばば みおり）

ライター/NPO法人南房総リパブリック理事長
1973 年東京都生まれ。日本女子大学大学院修了後、千葉学建築計画事務所勤務を経て建築ライターへ。
2007 年より「平日は東京、週末は南房総」という二地域居住を家族で実践。
2012 年に農家や建築家、教育関係者、造園家、ウェブデザイナー、市職員らと NPO 法人南房総リパブリックを設立。
里山学校、空き家・空き公共施設活用事業、農ボラ事業などを手がける。
著書に『週末は田舎暮らし』(ダイヤモンド社)、『建築女子が聞く住まいの金融と税制』(学芸出版社)など。南房総市公認プロモーター。関東学院大学、宮城大学非常勤講師。

詳細はこちら