デジタル領域支援のフラーが東急沿線の地域SNS「common」をリリース

  • 様々なジャンルの企業のデジタルパートナーとしてアプリやウェブといったデジタルに関わる支援を行うフラー株式会社が東急とコラボレーションし、まちづくり・地域共助などをテーマにしたアプリ「common」をリリースした。
  • commonは、駅を中心とした生活圏における特定多数のコミュニケーションツール。位置情報を活用するなど、住み手によるリアルなまちの情報共有や、住み手どおしでの地域課題解決などに役立つ。具体的なコンセプトと機能については以下のとおり。

アプリのコンセプト

①駅を中心とした生活圏単位でのコミュニケーション
コミュニケーションできる範囲を、駅を中心とした生活圏単位とすることで、これまでのSNS(ソーシャルネットワークサービス)のような不特定多数でもなく、また特定の知り合いでもない、「同じ街に住む特定多数の人とのコミュニケーション」という新しい体験の実現を目指します。

②マップ連動型のコミュニケーション
すべての「投稿」、「質問」が位置情報を持つことでマップにも表示させます。街の中で「いつ」「どこで」「何が」生じたのかが直感的に確認することができます。マップ機能は今後更に拡張予定です。

③安心した地域内コミュニケーション
地域の中の人同士のコミュニケーションを円滑化させることを意図して、個人情報開示への不安を取り除き気軽な投稿を促すためユーザーは「匿名登録」としています。また、初期は自己申告制ではありますが、今後は「その街の居住者かどうか」を認証する仕組みを取り入れていく予定です。
アプリの主な機能(今後さらにアップデート予定です)

・街の”今”を共有する「投稿」
街の中の景色やできごと、今後のイベントなどを同じ街に住む人達に共有する機能です。街中にある“掲示板”のような役割を果たします。

・街の課題を可視化して住民間で解決する「質問・回答」
身の回りの知りたいことや、疑問、お願いしたいことなどを質問することで、同じ街に住む人たちと共同で解決していく機能です。通常だと可視化されづらい地域に紐づく話題や課題を自然に浮かび上がらせ、緩やかな共助の関係を後押しします。

・街への貢献の可視化
投稿、質問・回答といった街での貢献活動を、数値として可視化する機能を盛り込みます。ユーザーが「同じ街にいる他者」に貢献することで、より街を好きになるきっかけをアプリが作ります。

(リリース情報より一部を転載)

  • 今後、対象地域や機能を拡充し、将来的に東急沿線上の生活基盤プラットフォームとなることを目指す。

詳細はこちら

フラー、デジタル領域で東急を支援

(2021/03/30|株式会社フラー)

https://www.fuller-inc.com/news/2021/03/tokyu-common-app