名古屋工業大学の研究グループが新型コロナウイルス感染拡大の要因に人口密度と気象条件が関与することを発見

  • 名古屋工業大学の研究グループが、新型コロナウイルスの感染拡大・収束期間、感染者・死亡者数に関与する要因をつきとめた。メンバーは、名古屋工業大学大学院工学研究科電気・機械工学専攻の平田晃正教授(先端医用物理・情報工学研究センター長)、電気・機械工学専攻のGomez Jose准教授、電気・機械工学専攻の安在大祐准教授、小寺紗千子特任助教)。
  • 調査の結果、感染拡大・収束期間および感染者・志望者数について、人口密度や絶対湿度などとの関係が強いことが確認された。また、東京、大阪、愛知、福岡などへの通勤圏内の地域は、都市中心部の影響を受けて、感染拡大と縮小の期間が推定期間よりも長くなることがわかった。これまで取組まれてきた「三密の回避」「ソーシャルディスタンスの確保」を後押しする結果となっている。
  • この調査によって感染拡大に関する要因がわかり、警戒されている第二波についての予測が期待される。

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新型コロナウィルス、人口密度と気温・絶対湿度が影響~新型コロナウィルスの拡大・収束期間、感染者数・死者数の分析結果について

(2020/06/17|名古屋工業大学)

https://www.nitech.ac.jp/news/press/2020/8366.html