【募集終了】文化庁が「文化施設の感染症防止対策事業(補助金)」の公募を開始(締切:2020年6月19日)
- 文化庁は、5/25から6/19まで、新型コロナウイルスによる自粛によって公演等の中止・延期や閉館等を実施した劇場・音楽堂等、博物館の文化施設に対して補助金の公募を実施する事を発表した。施設の再開に向けた感染症防止対策にかかる経費を支援する。
- 対象となる事業、補助事業額の上限、補助率は以下のとおり。
(1)感染防止事業(上限400万円/補助率2分の1)
感染のおそれのある発熱者の確認のための赤外線カメラ装置等,空気清浄機等や消毒液の衛生面の予防対策に関すること。
(2)業務再開に伴う環境整備事業(上限400万円/補助率2分の1)
公演や展覧会の中止や延期等を実施していた文化施設の業務再開に伴う特別な清掃や設備点検等に関すること。
(3)空調設備の改修事業(上限2000万円/補助率2分の1)
複数のホールや展示室を有する劇場・音楽堂等、博物館の空調設備の改修等に関すること。
(4)時間制来館者システム導入事業(博物館を対象とします)(上限300万円/補助率3分の2)
博物館の混雑緩和に有効と考えられている時間制来館者システムの導入(チケットレス化を含む)に関すること。
(「令和2年度文化芸術振興費補助金 文化施設の感染症防止対策事業 募集案内」を参考に作成)
- 補助対象期間は令和2年4月1日から令和3年(2021年)2月28日。「当該事業に要する別に定める経費であると認められる場合は、令和2年4月以降で交付決定前の経費を含むことができます」とある。応募は郵送のみで受け付ける。
詳細
令和2年度文化芸術振興費補助金 文化施設の感染症防止対策事業 募集案内
(2020/05/22|文化庁)