今日のGD|新刊発売!『世界に学ぶ地域自治』ほか

災害や高齢化等の地域課題に対応する主体として地域自治組織への期待が高まっている。家族・社会・経済状況の変化や移民の流入などによって多様化する地域をどう再編し、安定的・開放的な地域自治組織をどうつくるか。世界各国の事例から、日本における地域コミュニティづくりの可能性とヒントを探る。
(A5判・256頁・本体2500円+税)

編著者

大内 田鶴子

江戸川大学名誉教授・博士(社会学)。2000年から2019年まで江戸川大学に勤務。総務省消防庁消防大学校消防研究センター研究評価委員、千代田区コミュニティ活性化検討委員会座長などを務める。著書に『コミュニティ・ガバナンス』(2006年、ぎょうせい)など。

鯵坂学

同志社大学社会学部名誉教授。大阪市立大学大学院博士課程退学、博士(文学)。専門は都市社会学・地域社会学。著書に『都市移住者の社会学的研究』(2009年、法律文化社)、『さまよえる大都市:大阪』(共編著、2019年、東信堂)など。

玉野和志

東京都立大学人文科学研究科教授。東京都立大学人文学部卒業、東京大学大学院社会学研究科博士課程中退、博士(社会学)。著書ならびに編著として『東京のローカル・コミュニティ』(2005年、東京大学出版会)、『都市社会学を学ぶ人のために』(2020年、世界思想社)など。

著者

廣田有里

江戸川大学教授。早稲田大学人間科学研究科卒業。IT企業でシステム構築を行った後、江戸川大学にて業務知識を生かした実践的なシステム構築やプログラミングの教育を行っている。近年は、地域コミュニティの活動に関わり、地域でのITの利活用を検討している。

齊藤麻人

横浜国立大学都市イノベーション研究院教授。ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)地理環境学大学院修了(PhD)。専門は都市社会学、都市政策学。シンガポール国立大学を経て、2013年より現職。著書に『Locating Neoliberalism in East Asia』 (共編著、2011年、Blackwell)など。

小内純子

札幌学院大学法学部教授。専門分野は地域社会学、地域メディア論。著書に『スウェーデン北部の住民組織と地域再生』(共編、2012年、東信堂)、『協働型集落活動の現状と展望 年報 村落社会研究第53集』(編、2017年、農山漁村文化協会)、『北海道農村社会のゆくえ』(共編、2019年、農林統計協会)。

太田尚孝

兵庫県立大学環境人間学部准教授。筑波大学大学院システム情報工学研究科博士後期課程修了、博士(工学)。専門は、日独の都市計画・まちづくり。福山市立大学都市経営学部准教授を経て、2017年より現職。著書に『ドイツの空き家問題と都市・住宅政策』(共著、2018年、日本都市センター)など。

中田晋自

愛知県立大学外国語学部教授(政治学)。立命館大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得満期退学。博士(法学)。著書に『フランス地域民主主義の政治論』(2005年、御茶の水書房)、『市民社会を鍛える政治の模索』(2015年、御茶の水書房)など。

荒木千晴

公益社団法人日本社会福祉士会企画グループ課長。法政大学大学院政治学研究科博士後期課程修了、社会福祉士、博士(政治学)。著書に『コミュニティの自治 自治体内分権と協働の国際比較』(共著、2009年、日本評論社)など。

細淵倫子

立教大学グローバル都市研究所 研究員、京都大学東南アジア地域研究研究所 連携研究員、総合地球環境学研究所 共同研究員。著書に『Land Tenure on Peatland: A Source of Insecurity and Degradation in Riau』(共著、2021年、Springer Singapore)など。

陸麗君

福岡県立大学人間社会学部准教授。一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程修了、博士(社会学)。専門は都市社会学、移民研究。著書に『さまよえる大都市・大阪―「都心回帰」とコミュニティー』
(共著、2019年、東信堂)など。

内田和浩

北海学園大学教授。中央大学文学部(社会学専攻)卒。相模原市教育委員会社会教育主事を経て、北海道大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学、博士(教育学)。北星学園女子短期大学助教授、北海道教育大学教授を経て、2008年より現職。

詳細はこちら

『世界に学ぶ地域自治 コミュニティ再生のしくみと実践』大内田鶴子・鯵坂学・玉野和志 編著

『場づくりから始める地域づくり』刊行記念連続セミナー vol.3

「ふるさと絵屏風で生み出す心の居場所」

つながりを紡ぎだし、新たな活動を生み出している「場」をどのようにつくるか。場づくりのポイントとなるさまざまなデザインを実践者が具体的に解説した『場づくりから始める地域づくり』を出版します。
本書の刊行を記念した連続セミナー第3回は、本書で紹介した「ふるさと絵屏風」を、つくってつかってそだてる活動を進めている地域の方々(語り部)をお招きし、多世代共創による記憶の場づくり、そして地域づくりについて、絵解きも交えて語っていただきます。
当日は絵屏風実物を会場に持参し、展示いただく予定です。
奮ってご参加ください。

概要

  • 日時:8月24日(火)18:00~20:00
  • 場所:タイルギャラリー京都(学芸出版社3階)/オンライン配信(zoom)

詳細はこちら

『場づくりから始める地域づくり』刊行記念連続セミナー vol.3「ふるさと絵屏風で生み出す心の居場所」(2021/08/24|京都・オンライン)

『福祉と住宅をつなぐ』刊行記念座談会レポート公開(動画・テキスト)

本書に向けて推薦のお言葉をいただいた応援団の方との座談会を行ないました。
対談の様子をぜひご覧ください。

  • vol.1 大月敏雄×牧嶋誠吾×園田眞理子
  • vol.2 高橋紘士×白川泰之×牧嶋誠吾×園田眞理子
  • vol.3 児玉 善郎×牧嶋誠吾×園田眞理子
  • vol.4 石井敏×三浦研×山口健太郎×牧嶋誠吾×園田眞理子

詳細はこちら

『福祉と住宅をつなぐ―課題先進都市・大牟田市職員の実践』 刊行記念連続鼎談

あす開催!がくげいラボ×Talkin’About vol.3

山納洋×和田欣也『ビジネスとしての古民家再生』

大阪ガス都市魅力研究室長/common cafeプロデューサーの山納洋さんがホストとなり、面白い!と思っているゲストを招待、時には参加者を交えてざっくばらんに議論していただく連続トークイベント「がくげいラボ×Talkin’ About」
今回のゲストは大阪の蒲生四丁目で空き家再生を手がけられ、2021年1月に『空き家再生でみんなが稼げる地元をつくる 「がもよんモデル」の秘密』を上梓された和田欣也さんです。

概要

  • 日時:7月29日(木)19:00~
  • 場所:タイルギャラリー京都(学芸出版社3階)/オンライン配信(zoom)

詳細はこちら

がくげいラボ×Talkin’ About vol.3 山納洋×和田欣也『ビジネスとしての古民家再生』(2021/07/29|オンライン、京都)

『サーキュラーエコノミー実践』刊行記念イベント

7月30日開催!
日本の社会問題に探る、サーキュラーエコノミー型ビジネス
田口一成(『9割の社会問題はビジネスで解決できる』)×安居昭博

日本の社会問題に探る、サーキュラーエコノミー型ビジネス|田口一成(『9割の社会問題はビジネスで解決できる』)×安居昭博(『サーキュラーエコノミー実践』)(2021/7/30|オンライン、福岡)

8月3日開催!
サーキュラーエコノミー先導国 オランダに探る未来のビジネスモデル
安居昭博×松島倫明

安居昭博×松島倫明|サーキュラーエコノミー先導国 オランダに探る未来のビジネスモデル(2021/8/3|オンライン)


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公開日:2021/07/28/最終更新日:2021/10/14
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