今日のGD|新刊発売!『場づくりから始める地域づくり』+刊行記念連続セミナー(7.7、7.28) ほか
わいわいコンテナ、芝の家等の実践例から
つながりを紡ぎだし、新たな活動を生み出している「場」をどのようにつくるか。街なかに新風を吹き込んだ「わいわい!!コンテナ」、多世代の交流を生み出した「芝の家」。「ゆがわらっことつくる多世代の居場所」や「ふるさと絵屏風」などの事例から、場づくりのポイントとなるさまざまなデザインを実践者が具体的に解説。
飯盛義徳 編著
西村浩 ・坂倉杏介・伴英美子・上田洋平 著
A5判・216頁・本体2500円+税
書籍詳細はこちら!
編著者
飯盛義徳
慶應義塾大学総合政策学部教授。博士(経営学)。特定活動非営利法人鳳雛塾理事長
1964年佐賀市生まれ。慶應義塾大学大学院経営管理研究科博士課程単位取得退学。松下電器産業株式会社勤務などを経て、2014年慶應義塾大学総合政策学部教授。2015年SFC研究所所長、2017年総合政策学部学部長補佐などを務めた。専門は、プラットフォームデザイン、地域づくり、ファミリービジネスマネジメントなど。総務省、国土交通省などの委員を務める。主著に『地域づくりのプラットフォーム』(学芸出版社)、『社会イノベータ』(慶應義塾大学出版会)など多数。
著者
西村 浩:建築家/クリエイティブディレクター
坂倉 杏介:東京都市大学都市生活学部准教授
伴 英美子:慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特任講師
上田 洋平:滋賀県立大学地域共生センター講師
『場づくりから始める地域づくり』刊行記念連続セミナー
今回、本書の刊行を記念した連続セミナーを開催いたします。
下記、編著者の飯盛義徳さんからのコメントです。
地域づくりに関心があり、一歩踏み出してみようと思ったものの、何から手をつけていいのかよく分からない。各地を訪問するとこのような声をよく耳にする。
この思いに応えるため私たちは『場づくりから始める地域づくり』を出版した。
というのも、最初の一歩は「場づくり」だと私たちは考えたからだ。
ではその場づくりはどうすれば良いのか。
本書ではそのための大切なポイントについて各地の「場づくり」の実践事例をとおして、解説した。
そのエッセンスを伝えるため連続2回のセミナーを開催する。
第1回は「わいわい!!コンテナ」等の実践で知られる西村浩氏に、空間づくりと場づくり、地域づくりの関わりを示していただく。
一方、上田洋平氏の「ふるさと絵屏風」は地域の思い出を一つの絵にまとめ、いわば心の居場所を再生する方法だ。
つくられた空間に人々の体験、その記憶が蓄積することで人々の居場所となる。失われた居場所は記憶を掘り起こし共有することで再生する。
二つの方向から場づくりに取り組む両氏とともに、「空間×記憶×地域づくり」について議論を深めたい。第2回目は都心部の居場所づくりの先鞭をつけた「芝の家」の坂倉杏介氏と、湯河原で「ゆがわらっことつくる多世代の居場所」の開設と運営に取り組んだ伴英美子氏に、それぞれの取り組みの核心を掻い摘まんで語っていただく。
小さな拠点をどう設え、どう運営すれば地域の居場所として根づくのか。さらに場づくりを担った人たちはもちろん、訪れた人たちがいつのまにか参画し、地域づくりのプラットフォームとなっていくにはどうした仕掛けが必要か。「居場所×地域づくり」について議論を深めたい。
本書をお読みいただいて疑問や質問をお持ちになった方、本書を読もうかどうか迷っておられる方、奮ってご参加ください。
概要
第1回・第2回の連続参加券を発売中!(連続で参加される場合はこちらがお得です)
第1回の申込みページからご購入ください。
第1回「空間×記憶×地域づくり」
7月7日(水) 19時開演~20時30分頃終了予定(オンライン)
申込みはこちら⇒https://book.gakugei-pub.co.jp/badukuri-event-vol-1/
地域づくり、初めの一歩を踏み出そう 飯盛義徳
わいわい!!コンテナのいま 西村浩氏
心の居場所を再生するふるさと絵屏風 上田洋平氏
第2回「居場所×地域づくり」
7月28日(水) 19時開演~20時30分頃終了予定(オンライン)
申込みはこちら⇒https://book.gakugei-pub.co.jp/badukuri-event-vol-2/
都心部のつながりを形成する芝の家 坂倉杏介
ゆがわらっことつくる多世代の居場所から 伴英美子
居場所づくりと創発のプラットフォームづくり 飯盛義徳
※第3回:8月開催予定、詳細未定 タイルギャラリー京都&オンラインで開催
『WORKSIGHT 2011-2021 Way of Work,Spaces for Work』刊行記念連続トーク「ビジョナリーが描く働く場の未来」Vol.3
“アクティビティとワークプレイスのデザイン” 山下正太郎×穂積雄平
海外のグローバル企業からベンチャーまで、オフィス空間のパイオニア事例を収めた、『WORKSIGHT 2011-2021 Way of Work, Spaces for Work』の刊行記念連続レクチャー第3弾。
企業文化の表現としてのオフィス、イノベーションを誘発するコワーキングスペース、働き手のウェルビーイングやパンデミック後の価値観……、オフィスは常に変化してきました。
今後ますます加速する、働き方、組織の進化を設計者はどう捉えたら良いのか?世界のオフィス事情を知る山下氏と、イノベーションセンター、ワークプレイスデザイン、ワークスタイルデザインに携わる日建設計NADのアソシエイトコンサルタント穂積氏が、語り尽くします。
概要
日 時:2021年7月7日(水)19:00~20:30
場 所:
・Zoomウェビナー機能を使用したオンラインライブ配信
・代官山 蔦屋書店
参加費:
・イベント[来店参加]券(1,650円/税込)※限定10名様
・イベント[オンライン参加]券(1,650円/税込)
・書籍『WORKSIGHT 2011-2021 Way of Work, Spaces for Work』(学芸出版社・6,600円/税込)+イベント参加券(400円/税込)+送料(無料)セット 7,000円(税込)
主催:代官山蔦屋書店
共催・協力:学芸出版社
お申し込みはこちら
https://store.tsite.jp/daikanyama/event/humanities/20928-1759340629.html
登壇者
山下 正太郎(やました・しょうたろう)
ワークスタイル研究所 所長、『WORKSIGHT』編集長。
コクヨ株式会社に入社後、戦略的ワークスタイル実現のためのコンサルティング業務に従事。手がけた複数の企業が「日経ニューオフィス賞(経済産業大臣賞、クリエイティブオフィス賞など)」を受賞。2011年、グローバルでの働き方とオフィス環境のメディア『WORKSIGHT』を創刊。同年、未来の働き方を考える研究機関「WORKSIGHT LAB.(現ワークスタイル研究所)」を立上げる。2016~2017年、ロイヤル・カレッジ・オブ・アート ヘレン・ハムリン・センター・フォー・デザイン 客員研究員、2019年より、京都工芸繊維大学 特任准教授を兼任。2020年、パーソナルプロジェクトとして、グローバルでの働き方の動向を伝えるキュレーションニュースレター『MeThreee』創刊。
穂積 雄平(ほづみ・ゆうへい)
2007年より日建設計所属。2013年、ユーザーの能動性を豊かにするデザインを目指すNikken Activity Design lab(NAD)の発足メンバーとして組織の立ち上げにかかわる。主にイノベーションセンター、ワークプレイスプロジェクトを担当。日東電工、三井物産などのオフィスプロジェクトにかかわり、企業ビジョンとワークスタイル・ワークプレイスをデザインマネジメントの視点でつなげることを行っている。そのほか、「逃げ地図」、社内の新規事業推進など活動は多岐にわたる。
NAD: https://www.nikken.jp/ja/nad/index.html
書籍詳細
▼働くしくみと空間をつくるマガジン WORKSIGHT [ワークサイト]についてはこちらをご覧ください
『WORKSIGHT 2011-2021 Way of Work, Spaces for Work』
コクヨ株式会社・ワークスタイル研究所 著、山下正太郎 編著、金森裕樹・田中康寛 編
<未来のスタンダードを予見させる厳選33事例>
話題の新刊が続々刊行!7月の学芸出版社
▼予約受付中の近刊と発売中の新刊、開催を予定している書籍の関連イベントをご紹介しています。