今日のGD|『テンポラリーアーキテクチャー』刊行記念イベント(4.30)ほか
馬場正尊×伊藤総研|柔らかい都市のつくり方
建築設計、リノベーション、公共空間・地方都市の再生を手がけるOpenAの書籍が、昨年末刊行されました。
昨今、増えつつある増加する、都市再生の「仮設建築」や「社会実験」。
「いきなり本格的な建築をつくれなければ、まず小さく早く安く実験しよう」と謳った本書は、ファーニチャー/モバイル/パラサイト/ポップアップ/シティとスケール別に都市のアップデート手法を探った、事例、制度、妄想アイデア集です。
この刊行を記念してトークイベントを開催します。
出演は、OpenA代表の馬場正尊さん、そしてゲストには編集者の伊藤総研さんをお迎えします。
概要
- 日 時:2021年4月30日(金)20:00~22:00
- 場 所 :オンライン
- 参加費(税別):
①配信参加のみ1500yen
②配信参加+サイン入り書籍(『テンポラリーアーキテクチャー:仮設建築と社会実験』)1500yen+2300yen
出演者
馬場正尊(ばば・まさたか)
建築家、株式会社OpenA代表、公共R不動産ディレクター。1968年佐賀県生まれ。1994年早稲田大学大学院建築学科修了。2003年OpenAを設立。建築設計、都市計画、執筆などを行い、同時期に「東京R不動産」を始める。2015年にウェブメディア「公共R不動産」をスタート。建築の近作として「泊まれる公園INN THE PARK」(2017年)、「佐賀城内エリアリノベーション」(2018年)など 。 近著に『テンポラリーアーキテクチャー 仮設建築と社会実験』、『公共R不動産のプロジェクトスタディ』(学芸出版社、2018)など。
伊藤総研(いとう・そうけん)
1974年福岡県生まれ。広告キャンペーン制作、企業のコーポレートブランディング、雑誌や書籍の企画・編集、映像・WEB制作、現在に至るまで活動は多岐に渡る。主な仕事として、ソニー企業「GINZA SONY PARK PROJECT」、エルメス「ラジオエルメス」、SEIKO140周年プロジェクト「やさしい時間/時問時答」、松屋銀座150周年プロジェクト「デザインの松屋」、トヨタ自動車「五大陸走破」、資生堂「BAUM」、NHK福岡開局90年プロジェクト「みんなが出るテレビ」、⻁ノ門ヒルズ「⻁ノ門横丁」など。また、雑誌『BRUTUS』では「今日の糸井重里」「山下達郎のBrutusSongBook」「福岡の正解」など、年に数冊、企画立案から編集作業までを携わり、過去30冊以上の特集を担当。出身地の福岡でも事務所を構え、東京と福岡で2拠点で活動している。
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馬場正尊✕伊藤総研 「柔らかい都市のつくり方」|『テンポラリーアーキテクチャー』刊行記念(2021/04/30|オンライン)
コモングッドをもとめて×がくげいラボ 連続トークイベント企画「コモングッドトーク」スタート!
「ケアするまち」をデザインする|コモングッドトーク vol.1
新型コロナウイルスの蔓延とともに、これまで顕在、潜在的であった社会や都市のあり方、人の暮らしや生活、社会基盤のあり方そのものが根底から問い直される時代となりました。
「私」と「公」の関係への問い直し。求められる「共」のあり方と「私」とのつながり。持続的な社会とその生態系に必要なもの。
思想や哲学を持ち、社会基盤の再構築や資本との付き合い方を捉え直すとともに、私(たち)が置かれている社会環境を取り巻くあらゆる分野を横断、越境しながら、これからの文化や社会、経済におけるオルタナティブな可能性について対話いたします。
企画は、ニュースレター「コモングッドをもとめて」を運営するTOKYObetaの江口と、学芸出版社の松本をモデレーターに、毎回、ゲストとともに考えていきます。
第1回は、「ケアするまち」をテーマに、兵庫県豊岡市で「社会的処方」を実現するため、医療者が屋台を引いて街を練り歩くYATAI CAFEやシェア図書館「だいかい図書」などを運営する、一般社団法人ケアと暮らしの編集社 代表理事の守本陽一さんをゲストにお迎えし、「社会的処方」やそれにまつわる孤独、孤立の問題、これからの医療とまちづくりの関係について、幅広く議論する時間にできたらと考えています。
持続可能なまちづくりや地域コミュニティに関心がある人だけでなく、私たちのメンタルと生き方について、他者との関係性のなかでつむがれる「ケア」について関心のある方はぜひご参加ください!
概要
- 日 時:2021年4月26日(月)19:00~21:00
- 会 場:オンライン
- 参加費:1000円
※メールマガジン読者限定特典(Peatixの申込ページにてクーポンコード「commongood」をご入力いただいたくと、参加費が無料になります。)
登壇者
守本陽一
一般社団法人ケアと暮らしの編集社 代表理事/公立豊岡病院組合立出石医療センター総合診療科医員)
1993年、神奈川県生まれ、兵庫県出身。新・家庭医療専攻医。学生時代から医療者が屋台を引いて街中を練り歩くYATAI CAFE(モバイル屋台de健康カフェ)や地域診断といったケアとまちづくりに関する活動を兵庫県但馬地域で行う。2020年11月に、一般社団法人ケアと暮らしの編集社を設立し、代表理事に就任。社会的処方の拠点として、商店街の空き店舗を改修し、シェア型図書館、本と暮らしのあるところだいかい文庫などをオープンし、運営している。YATAI CAFEでソトノバアワード2019審査員特別賞、兵庫県人間サイズのまちづくり賞知事賞受賞。共著に「ケアとまちづくり、ときどきアート」など。
江口晋太朗
TOKYObeta代表。編集者、ジャーナリスト、プロデューサー。TOKYObeta代表。「都市と生活の編集を通じて、誰がもその人らしい暮らしができる社会に」をテーマに、都市開発、地域再生、空間プロデュース、事業開発、ブランディングなど幅広く取り組む。著書に『実践から学ぶ地方創生と地域金融』(学芸出版社)など。
松本優真
学芸出版社編集部。1991年生まれ。主な企画・編集担当書籍に『ポスト・オーバーツーリズム』『実践から学ぶ地方創生と地域金融』『SDGs×自治体 実践ガイドブック』『都市公園のトリセツ』『海外でデザインを仕事にする』など。
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コモングッドトーク vol.1|「ケアするまち」をデザインする|ゲスト:だいかい文庫 守本陽一さん(2021/04/26|オンライン)