今日のGD|『PUBLIC HACK』著者・笹尾和宏さん登壇イベントほか
Rooftop Salon vol.2「まちの余白を活用する」ゲスト:笹尾和宏さん
例えば、自分のゴムボートを街中の河川に浮かべてボタリングしたり、通行の邪魔にならない路上に食事やテーブルを持ち出してディナーパーティーを楽しんだり。
本当はもっと自由にまちを楽しんでもいいんじゃない?
そう思わせてくれるのが、書籍『PUBLIC HACK 私的に自由にまちを使う』です。「PUBLIC HACK」とは、個人が公共空間で好きなように過ごせる状況を実現すること。、誰かによってつくられた賑わいを享受するのではなく、自分でまちの魅力を見出して楽しむ。本書にはその必要性や具体的な方法が書かれています。
10月10日(土)開催の【Rooftop Salon vol.2】では、『PUBLIC HACK』の著者・笹尾 和宏さんをゲストにご招待。
書籍以外にも、都市を活かして自由に遊ぶ「アーバンアウトドア」、大阪市内の河岸空間を活かした「水辺のまち再生プロジェクト」、”とんち”の効いた地域活性・課題解決を目指す「特定非営利活動法人とんがるちから研究所」など、幅広く取り組んでいる方です。
今回、【まちの余白を活用する】をテーマに、笹尾さんと福知山の公共空間を活かした新しいまちづくりの可能性を探ります。もっと自由に、もっと私的に。自分が暮らすまちの楽しみ方を考えてみませんか?
概要
- 日 時:2020年10月10日(土)19~21時 ※締切:2020年10月8日(木)
- 場 所:古本と珈琲 モジカ(まちのば)屋上/オンライン
- 参加費:①3000円(軽食・飲み物付き)②1556円(オンライン)
ゲスト
笹尾 和宏(ささお・かずひろ)
水辺のまち再生プロジェクト事務局所属、NPO法人とんがるちから研究所研究員。大阪市内の河岸空間や橋の上、河川水域を活用したイベントを数多く実施。 水辺をはじめ路上や公園、公開空地などの公共空間に視野を広げ、「自由使用」の視点にたった生活目線の実践・提案を行う。著書に『PUBLIC HACK 私的に自由にまちを使う』(学芸出版社)ほか。
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『問いのデザイン』著者・塩瀬隆之さん講師
問いのデザインを主体的/対話的な学びに活かす|桐蔭オンライン講座
自ら主体的に課題に取り組み、対話を通じて課題発見、解決を図るチームをどのようにつくればよいのか、その方法論を企業・地域・学校のいずれもが渇望している。学校教育においても、学習指導要領改訂で新科目「理数探究」「総合的な探究の時間」など、自ら主体的に課題を設定する力が期待されるが、この改訂によって育つ次世代の参画を待つ猶予はない。そこで本講座においては、学校教育の改革指針を参考にしながら、現代社会において養成急務となる主体的/対話的な学びの方法についてワークショップ形式で体験学習の機会としていただきたい。
1日目(10/24)は、問いのデザインの技法から【主体的な学び】への活用を図る。探究学習と当事者意識が欠如して発展的自由研究にとどまってしまう失敗事例とを分かつものはなにか、授業や研修のなかで実践可能な事例づくりをワークショップ中に協働してデザインする。
2日目(10/31)は、問いのデザインの技法から【対話的な学び】への活用を図る。問い直しが固定化された関係性を打破し、新たな問いを生む創造的な対話の場づくりとなることを授業や研修づくりのなかでどう活かすか、ワークショップでの体験を通して学べるカリキュラムとする。
概要
- 日時:2020年10月24日(土)、31日(土)各日14~17時
- 会場:オンライン
講師
塩瀬隆之/京都大学総合博物館・准教授
京都大学工学部卒業、博士(工学)。2012年7月より経済産業省にて課長補佐(技術戦略担当)。2014年7月より復職。文部科学省中央教育審議会数理探究委員。2017年文部科学大臣賞受賞。2020年大阪・関西万博日本館基本構想ワークショップ有識者。著書に
『問いのデザイン』(学芸出版社、2020)、『インクルーシブデザイン』(学芸出版社、2014)など
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