イベント|『歩いて読みとく地域デザイン』著者・山納洋さん登壇@大阪(9.12)
「何もない街」なんて言わせない!
その土地の魅力を必ず発見できる、街歩きのコツ、教えます。
今回の講師は、2014年から「Walkin’ About」という街歩きを開催している山納洋さんです。通常の街歩きは、ガイドと一緒に決められたコースをめぐります。しかし、「Walkin’ About」では、参加者が90分間自由に街を歩きます。古地図を調べて現代の街の様子と比べる人もいれば、古い喫茶店でマスターの話を聞く人も。 あるいは道路や坂道など地形を手がかりに街を歩く人などなど、人によって歩き方はさまざまです。
その後、参加者は再集合。それぞれどんな発見があったかを語り合います。そうして多くの人たちの視点が重なり合うことで、思いもよらない街の歴史が浮かび上がってくるのだそうです。
そんな一風変わった街歩きを60回以上にわたって開催し、大阪市内をはじめ、関西各地を歩き回ってきた山納さん。最新刊『歩いて読みとく地域デザイン』(学芸出版社)では、「Walkin’ About」の成果を踏まえて、街歩きのコツを実践的に解説しています。どうやって街を歩けばいいのか? どんなところに注目すれば面白い発見があるのか? 楽しい発見をしながら歩ける方法を伝授します。
━概要
- 日 時:2019年9月12日(木)19:00~20:30頃(開場18:30)
- 会 場:大阪府立中之島図書館 別館
- 参加費:1800円
- 詳細・申込み:
http://bit.ly/2NN8ZoT
━講師
山納洋(やまのう ひろし)
1993年大阪ガス入社。神戸アートビレッジセンター、扇町ミュージアムスクエア、メビック扇町、大阪21世紀協会での企画・プロデュース業務を歴任。2010年より大阪ガス近畿圏部において地域活性化、社会貢献事業に関わる。現在同社近畿圏部都市魅力研究室室長。一方でカフェ空間のシェア活動「common cafe」「六甲山カフェ」、トークサロン企画「Talkin’About」、まち観察企画「Walkin’About」などをプロデュースしている。
著書:『common cafe』(西日本出版社、2007年)、『カフェという場のつくり方』(学芸出版社、2012年)、『つながるカフェ』(学芸出版社、2016年)、『地域プロデュース、はじめの一歩』(河出書房新社、2018年)
関連書籍
『歩いて読みとく地域デザイン 普通のまちの見方・活かし方』
山納洋 著
━詳細
この本を読むと、あなたの辞書から「何もないまち」という言葉はなくなります!達人が贈る、地域づくりのためのまち歩き入門。
『地形で読みとく都市デザイン』
岡本哲志 著
A5判・224頁・本体2500円+税
━詳細
普段当たり前に通り過ぎてしまう都市の風景。しかし、潮位の変化、河岸段丘、水の流れなど「地形」の視点を手がかりにすることで、「人と大地と水の織り成すドラマ」が見えてくる。古代の都城から宿場町・港町・城下町・近代都市まで、ブラタモリでおなじみの都市形成史家が案内する、ニッポンの都市・成り立ちの教科書。
関連イベント
フィルム&トーク 大正~昭和の東京|岡本哲志講演会
━概要
- 日 時:2019年9月8日(日)
- 会 場:AGビル6階601号室(東京都千代田区神田神保町2-6-4)
- 参加費:無料
- 詳 細:
http://bit.ly/2MUjven
━お問合せはこちら
学校法人麻生学園九段観光ビジネス専門学校(担当:李、岩田)
ktbc.info@gmail.com
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