【受付終了】SDGsなのに新幹線開発なの⁈ 〜持続可能な社会における開発を問う〜
主催 | 北陸新幹線京都延伸を考える市民の会 |
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※詳細は主催団体等にお問い合わせください。 |
近頃はSDGs(持続可能な開発目標)を目にする機会が増え、テレワークやオンライン化が進み、暮らし方や価値観を見直す人が増えているように感じられます。
そんな中、50年前の計画である大規模な公共工事 「北陸新幹線建設」が、福井県の敦賀から京都府を縦断して新大阪まで延伸する予定で進められようとしていることをご存知でしょうか?
「与党整備新幹線建設推進プロジェクトチーム」が推し進めるこの計画では、京都市の地下を「大深度地下の公共的使用に関する特別措置法(大深度法) 」で地権者の許可なく掘削し、直径約10メートルのトンネルを掘って北陸新幹線を通すことになっています。
現在は、もしこの計画が実現されたら、環境にどのような影響が生じるかを調査する環境アセスメントの段階にありますが、京都市民の多くが知らないうちに、10年後の着工予定とあったものが2023年の着工を目指すということに早められています。
京都市の地下には豊富な地下水脈が通っており、その豊かな水は近隣の水源地の森によって保たれてきました。今回のトンネル工事によって残された貴重な地下水も壊滅されかねません。また、掘削によって出る大量の残土はヒ素やマンガンなどの含有率が高いと言われており、新たな環境汚染も心配されています。そして南海トラフ地震が必ず来ると言われている中、花折断層を抱えた京都市の地下を掘るというリスクは計り知れません。地震に限らず、台風や水害、天災は毎年のように実際に起こっています。
環境破壊や公害の現場で直接被害を受けるのはいつもその地域に暮らす市民でした。同時に、諦めず声をあげ続けてきたのもまた市民です。
今回私たちは、京都と同じような状況に直面されている全国各地の皆さんとzoomでつながり、意見交換するシンポジウムを企画しました。
SDGsを達成するための大きなシフトチェンジを主導するのは、政治家でも企業家でもなく、私たち市民一人一人だと自覚し、これを機に全国の皆さんとつながっていきたいと思っています。
日時
7月18日(日) 13:30〜16:00
会場
キャンパスプラザ京都2Fホール
タイムテーブル
13:30〜14:00 「SDGsの時代に新しい新幹線は要るの?」 神戸大学農学部准教授 長野宇規さん
14:00〜14:15 外環調布陥没事故の被害住民・菊地春代さんのご報告
14:15〜14:30 リニア新幹線を考える相模原連絡会・桜井真里さんからのご報告
14:30〜15:00 「トンネル工事と自然由来土壌汚染」熊本学園大学福祉学部教授 中地重晴さん
(休憩10分)
15:10〜15:50 全員で意見交換
15:50〜16:00 質疑応答
参加協力金
皆様からのカンパをお願い致します。
定員
50名さま