加藤匡毅×アリソン理恵×芦沢啓治×長坂常|いま求められている「カフェ的な空間」について考える|『カフェの設計学 計画とディテール』刊行記念

主催 二子玉川蔦屋家電BOOK 協力:学芸出版社
※詳細は主催団体等にお問い合わせください。
  • 日時:2025年6月28日(土)15:00~17:00(開場・受付14:45~)
  • 会場:二子玉川 蔦屋家電 BOOK(東京都世田谷区玉川1-14-1二子玉川ライズS.C.テラスマーケット)
  • 参加費:
    ・会場参加(書籍付き):4450円(税込)
    ・会場参加(書籍なし):1980円(税込)
    ・後日アーカイブ動画視聴(書籍なし):1100円(税込)
  • 詳細・申込:https://store.tsite.jp/futakotamagawa/event/architectural-design/47662-1239440602.html

内容

カフェの設計学 計画とディテール』の刊行を記念してトークイベントを開催します。
編著者・加藤匡毅さん、アリソン理恵さん、芦沢啓治さん、長坂常さんら、書籍に掲載された事例を手掛けた設計者4名にご登壇いただき、改めて事例についてのお話を伺います。
さらに、ご家族と共にカフェを運営され(アリソンさん)、事務所にカフェスペースを設ける(加藤さん・ 芦沢さん・長坂さん)など、“カフェ”を用いて開かれた場づくりをしてきた4名が、これまで様々な場を設計されてきたご経験をふまえて、いま世間に求められている「カフェ的な空間」について考えます。
当日は質疑応答の時間を設ける予定です。その場で是非お客様のご意見や疑問をお聞かせください。また事前に聞きたいことが決まっておられましたら、ご予約時の質問記入欄にご記入ください(書籍への感想・ご意見もお待ちしております)。ご参加の皆さまにとって実りある時間に出来ればと思います。

<こんな人に聞いてほしい!>
・建築・インテリアの設計者
・カフェオーナーもしくは開業を考えている方
・カフェの空間に興味がある方
・人の集まる場所づくりに興味のある方

登壇者

加藤匡毅(かとう・まさき)
一級建築士。工学院大学建築学科卒業。隈研吾建築都市設計事務所、IDÉEなどを経て、2012年Puddle設立。横浜市金沢区で幼少期を過ごし、歴史的建造物と新造された都市計画双方から影響を受ける。これまで15を超える国と地域で建築・インテリアを設計。各土地で育まれた素材を用い、人の手によってつくられた美しく変化していく空間設計を通し、そこで過ごす人の心地良さを探求し続ける。著書に『カフェの空間学 世界のデザイン手法』(学芸出版社)。
https://puddle.co.jp/

アリソン理恵(ありそん・りえ)
東京工業大学大学院博士課程単位取得退学。NMBW、アトリエアンドアイ坂本一成研究室等の勤務を経て、2015年 teco共同主宰(~2019年)。2020年コーヒショップ MIAMIAを夫のヴォーンと開業、ara開設。豊島区の東長崎にて、建築の設計活動と共に、コーヒーショップMIAMIA、カルチュラル・キオスクIAMを営み、町の営繕を行いながら日常風景を豊かにする試みを行っている。
https://a-ra.tokyo/

芦沢啓治(あしざわ・けいじ)
横浜国立大学建築学科を卒業後、1996年に設計事務所にてキャリアをスタート。2002年には、建築実務と並行する形で活動を共にしていた特注スチール家具工房「super robot」に正式参画し、オリジナル家具や照明器具の製作に邁進する。ものづくりの現場で素材の可能性を拡張させながら手で考え、試行錯誤を重ねるなど、現在に通じるモットーやアプローチの基礎を確立させる。2005年に独立し、「正直なデザイン/Honest Design」をモットーとする「芦沢啓治建築設計事務所」を主宰。現場や素材に根差す「クラフト」を重視するアプローチで、建築からインテリアデザイン、家具デザインなど、異なるスケールのディテールをきめ細やかに積み重ねるプロジェクトを主に、海外も含め広く展開している。
https://www.keijidesign.com/

長坂常(ながさか・じょう)
1971年生まれ。スキーマ建築計画代表。1998年東京藝術大学卒業後にスタジオを立ち上げ、シェアオフィスHAPPAを経て、現在は北参道に事務所を構える。 仕事の範囲は家具から建築、まちづくりまで幅広く、どのサイズにおいても 1/1 を意識した設計を行う。著書に『半建築』(2022年、フィルムアート社)、『B面がA面にかわるとき[増補版]』(2016年、鹿島出版会)、『長坂常 | 常に思っていること Jo Nagasaka: On My Mind』(2016年、LIXIL出版)、『Jo Nagasaka / Schemata Architects』(2017年、Frame Pub)ほか。
http://schemata.jp