今日のGD|新刊発売!『改訂版 名作住宅で学ぶ建築製図』 ほか
篠原一男「白の家」で学ぶ教本の増補改訂版
篠原一男「白の家」を描き方のメインの題材とし、そのほかに吉阪隆正、広瀬鎌二、吉村順三、前川國男、などの近代名作住宅で学ぶ製図テキスト。多くの大学、専門学校で教科書として利用されてきた本書に、新たにRCラーメン造である名作・吉阪隆正「浦邸」を追加し、改訂版とした。作品の概観・室内写真なども掲載している。
■編著者
藤木庸介(滋賀県立大学人間文化学部教授)
■著者
中村潔(京都工芸繊維大学工芸科学部助教)
林田大作(大阪工業大学工学部建築学科准教授)
村辻水音(元 中央工学校OSAKA建築系専任教員)
山田細香(構造設計事務所勤務)
A4変判・96頁・本体2800円+税
詳細はこちら
紙面見本、目次、まえがきをご覧いただけます!
★教科書ご採用検討用見本のご請求も受け付けております★
『コロナで都市は変わるか』出版記念イベント(12/4、京都+オンライン)
■「コロナで都市は変わるか 論点を整理する」
コロナ禍が始まってからもうすぐ1年。出口は未だに見えません。
とくに欧米では多くの都市がロックダウンに入るなど過酷な経験をしたことを反映し、興味深い研究論文や調査報告が矢継ぎ早に発表されています。
そこで人々の働き方・暮らし方を含む総体としての都市の「かたち」をめぐる多様な論点を整理した『コロナで都市は変わるか~欧米からの報告』を矢作弘、阿部大輔、服部圭郎、G.コッテーラ、M.ボルゾーニさんに執筆いただきました。
本セミナーでは、本書で取り上げた都市をめぐるキーワード「高密度と過密」「公共交通と車依存」「コンパクトシティとスプロール型郊外」「複合型大規模開発とテレワーク」「観光や賑わいと3密回避」の概略を矢作さんに、都市計画と感染症の歴史を服部さんに掻い摘まんで説明いただいたあと、我々はどうすべきかに踏み込んで議論を深めたいと思います。
適度な密度の回復をめざしてきた「まちなか再生」、一定の賑わいと交流をもとめてきた「オープンスペースの利活用」など、近年の都市計画・まちづくりの志向は過去のものとせざるをえないのでしょうか。「空き家」はどう捉えればよいのでしょうか?
かつて都市計画はコレラなど水を媒介とした感染症を制御し、より安全な都市づくりに貢献してきました。
飛沫・空気感染にレジリエントでかつ都市の本質的な価値を高める方策があるのでしょうか。
事実に基づいた議論で回答を探ります。
概要
日 時:12月4日(金)18:30~(1時間半~2時間の予定)
会 場:学芸出版社3階(タイルギャラリー京都)
・・・・またはZoomミーティング(参加を申し込まれた方には当日までに配信URLをお知らせします。チャットでのご質問が可能です)
参加費:イベント参加(zoom) ¥1,200
・・・・イベント参加(会場)※参加費当日支払のため、Peatix申込時は無料
・・・・イベント無料参加券付き書籍(送料込み)zoom参加 ¥2,420
・・・・イベント無料参加券付き書籍(送料込み)会場参加
詳細はこちら!:https://book.gakugei-pub.co.jp/event-corona-20201204/
申込(peatix):https://event-20201204-korona.peatix.com/
【お願い】上記HPおよびPeatixに記載の注意事項をお読みいただき、ご同意のうえご参加ください。
登壇者
矢作弘(龍谷大学研究フェロー・都市学、1、2、3、4、5、6章を執筆)
服部圭郎(龍谷大学教授・都市学、10章を執筆)
◎事前質問・ご意見受け付け
『コロナで都市は変わるか』を事前にお読みいただき、ご質問、ご意見を本セミナー係・前田(maeda@mbox.kyoto-inet.or.jp)までお寄せください。件名は「コロナで都市は変わるか」としてください。
※件名が違うと見逃す可能性があります。
※本書に内容に関わらない一般的なご意見・ご質問はお受け致しかねます。
書籍詳細
『都市の〈隙間〉からまちをつくろう』出版記念イベント(12/5、鳥取)
都市は「プロ」が一方的につくるものじゃない。
カネもコネもノウハウも乏しい「素人」であっても、 不動産価値や歴史価値が中途半端な空間=「都市の〈隙間〉」から「まちをつくる」ことができる。
ドイツ・ライプツィヒのコミュニティスペース「日本の家」の共同創設者である大谷悠さんが、著書『都市の〈隙間〉からまちをつくろう』を出版しました。
鳥取には現在たくさんの空き家や空き地があり、今後、どんどん増えていくことが見込まれます。
これらの空間を未来にむけてポジティブに使っていくには、どんな工夫や思想が重要なのか。
そしてコロナ禍で、私たちがまちをつくるということはどのような意味をもつのか。
ライプツィヒを事例としつつ、鳥取にひきつけて語っていただきます。
本書は、90年代の衰退から突如ブームタウンとなった旧東独の都市ライプツィヒのダイナミックな変化を振り返る1章、
空き家・空き地で起こった住民活動の現場をたくさんの図版とともに紹介する2章、
大谷さんたちの活動である「日本の家」のアクターひとりひとりのネットワークに迫る3章、
そして都市計画だけでなく社会学、哲学を参照しながら、都市の〈隙間〉から見えてくる都市の未来を論じた終章と、
ライプツィヒの空き家・空き地で生き生きとパワフルに活動する人びとの視点から、これからの都市を論じたものとなっています。
汽水空港の森さんをお相手に、まちづくりや都市計画、建築だけでなく、社会、経済、文化芸術、民俗学などを横断した、ノンジャンル異種格闘戦トークが繰り広げられる予定。
コロナ禍ではありますが、ご興味ある方のご参加をお待ちしております!
概要
日 時:2020年12月5日(土)OPEN18:00/START18:30
入場料:1000円(学生半額)
定 員:20名(要予約)
詳細・お申込みはこちら!
https://www.kisuikuko.com/app/Blogarticleview/index/ArticleId/49?mode=pc
ゲスト
大谷悠(おおたに・ゆう)
まちづくり活動家・研究者。1984年東京生まれ。2010年単身渡独、2011年ライプツィヒの空き家にて仲間とともにNPO「日本の家」を立ち上げ、以来日独で数々のまちづくり・アートプロジェクトに携わる。2019年東京大学新領域創成科学研究科博士後期課程修了、博士(環境学)。同年秋から尾道に在住、「迷宮堂」共同代表として空き家に住みながら改修し、国籍も文化も世代も超えた人々の関わり合いの場にしようと活動中。2020年4月より尾道市立大学非常勤講師。ポスト高度成長とグローバリゼーションの時代に、人々が都市で楽しく豊かに暮らす方法を、欧州と日本で研究・実践している。
主な著書・論文・作品:『CREATIVE LOCAL エリアリノベーション海外編』(共著、学芸出版社、2017)、「都市の〈間〉論 1990年以降のライプツィヒ東西インナーシティを事例に」(博士論文、東京大学、2019)、映像作品『40㎡のフリースペース ライプツィヒ「日本の家」2015-2017』(2018)
書籍詳細
★紙面見本、目次、まえがき、あとがきに加え、【内容紹介動画】【読者の声】もご覧いただけます!
『社会的処方 孤立という病を地域のつながりで治す方法』編著者・西智弘さん登壇イベント(12/5、オンライン)
社会的処方とは ~孤立という病と日本での解決法
和歌山県立医科大学では、「がん専門医療人材(がんプロフェッショナル)」養成プランの一環として、オンライン市民公開講座を開催いたします。
なお、今年度は新型コロナウィルス感染症感染予防の観点から、従来の会場型ではなく、オンラインで開催します。
がん療養中の方やそのご家族、医療関係者をはじめ、どなたでもご参加いただけますので、是非ともご参加ください。
概要
日 時:2020年12月5日(土)13:30~15:00
場 所:オンライン会議ツール「Zoom」
参加費:無料
詳細・お申込みはこちら! ※申込締切11月30日(月)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000065396.html
講師
西智弘 先生
(川崎市立井田病院かわさき総合ケアセンター 腫瘍内科/緩和ケア内科医長・一般社団法人プラスケア代表理事)