新幹線「のぞみ」がオフィスに 2021年10月からビジネスパーソン向けの「S Work車両」がスタート

  • JR東海は、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、2021年10月から新幹線「のぞみ」7号車を、ビジネスパーソン向けの「S Work車両」に設定すると発表した。【EX予約・スマートEX専用商品】で、ネットから予約購入できる。金額は普通車指定席を予約する場合と同額で、追加料金なしで利用可能。9月1日から予約開始する。
  • S Work車両では、従来の「Shinkansen Free Wi-Fi」に加え、通信容量が約2倍のWi-Fiサービス「S Wi-Fi for Biz」を新たに開始する(開始時期は10月以降順次)。7-8号車間のデッキスペースには、喫煙ルームを改造した「ビジネスブース」を試験的に導入する予定だ(2022年春以降順次開始)。東海道新幹線の新横浜-京都間では、「膝上クッション、簡易衝立、PC用ACアダプタ、USB充電器、小型マウス等」といったサポートツールの無料貸し出しも行われる。
  • また、車両のほかに、東京駅・名古屋駅・新大阪駅の一部の待合室には、無料の半個室タイプのビジネスコーナーとコンセントポールが整備される(9月以降順次)ほか、一部の駅にはボックス型の個室のワークスペースを設置する。さらに東京駅直結の丸の内中央ビルには、個室のほか会議スペースも備えたオフィス型ワークスペースも展開されるなど、新幹線利用者が駅内外でシームレスに仕事ができるような様々な取り組みが展開される。

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【社長会見】東海道新幹線のビジネス環境の整備について

(2021/08/26|JR東海)

https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000041340.pdf