実物を再現した仮想空間「渋谷区立宮下公園 Powered by PARALLEL SITE」オープン リアルとバーチャルが連動した公園の高度利用で地域への還元を目指す
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- 2020年に「MIYASHITA PARK」の開業で注目を集めた東京都の「渋谷区立宮下公園」について、現実そっくりな仮想空間で様々なアクティビティが楽しめる「渋谷区立宮下公園 Powered by PARALLEL SITE」がオープンした。今回、スマートフォンでアクセスできる「ブラウザ版」と、より高精細な環境を楽しめる「VRChat」がリリースされている。
- バーチャル空間では、リアルと連動したアート展などのイベントが開催され、利用者はアバターを選んで他の利用者との音声会話やスタンプでのコミュニケーション、バーチャル空間内での写真撮影などを楽しむことができる。今後渋谷区や企業と連携した様々なイベントが開催される見込みである。
- また、バーチャル空間の機能を活かした新しいカルチャーの発信も今回の目的の一つである。7月7日~10月31日まで、第一弾のイベント「アート展「YOU’RE THE WORLD」 ―山本奈衣瑠の絵画解説しちゃうぞ―(ブラウザ版)」が開催されている。キュレーターの山本奈衣瑠さんによる音声解説と主に、絵の一部が拡大するなど、バーチャル空間ならではの仕掛けもある。
- 近年、美術館・博物館において作品のデジタルアーカイブ化が進んでいるが、本展では、そうした取り組みの第一線で活躍してきたDNPのアーカイブが活用されている。コロナ禍で美術鑑賞の機会が制限されているなか、世界中の絵画をリアリティを持って鑑賞できる新しい取り組みである。
- アート展のほかにも、スケボーやボルダリングといったスポーツ、花火や花見など、コロナ禍において現実空間で実践しにくかったアクティビティがバーチャル空間で体験できる。
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リアルとバーチャルを連動させて渋谷の新しいカルチャーを発信する「渋谷区立宮下公園 Powered by PARALLEL SITE」をオープン
https://www.dnp.co.jp/news/detail/10161109_1587.html
(2021/07/7|大日本印刷)