国土地理協会による学術調査や研究の助成事業(申請受付:2021/04/01~15)
国土地理協会から2021年度の学術研究助成についての情報が公開されています。以下には抜粋した内容を転載しておりますので、詳しくは「詳細はこちら」から国土地理協会の公式発表をご確認下さい。
概要
1.助成対象となる調査・研究について
- 地理学および関連する分野の学術的調査・研究
- 地図・地名に関する学術的調査・研究
- 地理・地図・環境等に関する教育・普及を目的とした研究および活動
2助成の対象となる方について
大学院博士課程を修了し、もしくは同等以上の能力と研究経験を有し、大学その他の教育機関や研究機関・博物館・図書館等に在職(または在学)して調査・研究に従事している、個人または研究グループ。なお、これらの機関で常勤の職に就いている者に限って、助成を申請する代表者となることができます。(大学院在学の場合は、指導教官等)
3.助成金額について
- 対象1、2に関しては1件につき100万円を限度とする申請額。対象3に関しては1件につき50万円を限度とする申請額。
- 審査の結果、申請額から減額して助成する場合があります。
必ずしも調査・研究とは直接的に関係しない、日常的に使用する機器類等の費用や研究者として自己負担するのが適当と思われる費用(パソコンおよび一般的な周辺機器・PCソフトウェア、学会参加のための旅費や会費etc.)は、助成の対象としません。 - 支出費用(旅費、謝金等)については、詳細を申請書に明記して下さい。また、助成研究が完了しましたら「会計報告書」と、全支出の領収書(コピー可)を添付して定められた期日までに提出していただきます。
4.審査基準について
- 調査・研究の計画および方法が、目的を達成するために適切であり、かつ充分な成果を期待しうるものであること。
- 次のいずれかに該当する場合は助成しません。
●営利を目的として行う調査・研究。
●すでに完了している調査・研究。
●機械器具・備品・消耗品の購入、高額なPCソフトの購入、研究集会の開催、出張等の旅費等、特定の予算費目に限定した申請や、極端に偏った予算配分に基づく申請。 - 文部科学省科学研究費補助金(科研費)をはじめとする各種の研究助成との併給を妨げるものではありませんが、研究費の主たる部分を他の助成等から調達できると予想される場合や、すでに調達している場合は、助成の対象となりにくい場合があります。
- 審査にあたっては、次の点も考慮に入れます。
●すでに軌道にのり継続的に行われている研究よりも、新たな視点に立つ意欲的な研究を優先します。
●研究資金面で比較的優位な地位にある方よりも、研究ポテンシャルが高い割には研究資金に恵まれない研究者を優先します。
5.日程
申請の受付:2021年4月1日(木)〜4月15日(木)必着
審査結果の通知 2021年7月
助成金の交付 2021年9月
詳細はこちら
2021年度学術研究助成についてのお知らせ
(2021/02/15|国土地理協会)