国交省主導で都市のデジタルツイン実現に向けた取り組みが進行中 東京23区から順次拡大へ

センサーなどから取得されたデータを基に、現実空間サイバー空間上に双子のように再現する「都市のデジタルツイン」実現に向けた取り組みが東京23区を中心に進められている。リアルタイムのデータを利用した都市状況の分析、シミュレーションが期待されている。

現在はデジタルツインの基盤となる3D都市モデルの作成が進められており、西新宿エリア、渋谷・六本木エリアについては既にデモ用3Dモデルが作成されている。西新宿エリアについては、時間の変化などが操作可能な形でウェブで公開されている。

なお、国土交通省は昨年、都市の3Dモデルを整備し、オープンデータとして誰もが活用できることを目指す「Project PLATEAU(プロジェクト・プラトー)」を始動、2020年度中に東京23区をはじめとする全国50都市で3Dモデルを整備していくことを発表している。Project PLATEAUのウェブサイトでは3D都市モデルやユースケースが順次追加・更新され、公開されている。ほかにも3D都市モデルを活用した商用サービスの紹介や有識者へのインタビュー記事も公開されている。

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