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ヴェネツィア当局がオーバーツーリズム抑制のための「入場料」徴収開始を2021年7月に延期 全域に改札口設ける案を検討

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公開日:2020/08/03/最終更新日:2021/02/08
  • イタリアのヴェネツィアが、オーバーツーリズム抑制のための施策として実施を予定していた市内観光客からの「入場料」の徴収について、開始日を2021年7月1日に延期することを発表した。
  • 観光客に入場料の支払いを求める施策は、1日6万人ともいわれる同市への旅行客の殺到を抑制しようと、2019年秋に発表されたもの。具体的には、市内に宿泊しない観光客から、オフシーズンには3ユーロ、ハイシーズンには10ユーロを徴収する内容で、2020年中の実施を予定していた。
  • しかしコロナ禍による都市封鎖や国際的な移動制限の影響を受け、ヴェネツィアも観光客が大きく落ち込み、経済的な損失は深刻に。「(入場料の徴収を)いますぐに実施するのは時期が悪い」(ルイージ・ブルニャーロ市長)として、開始時期の見直しを決めた格好。
  • 一方、ブルニャーロ市長は先日の会見で、入場料徴収と入市者数コントロールの具体案として、全域に回転式の改札を設ける案の検討が行われていると明らかにした。住民や市内に通う会社員・学生など日常的に市内に出入りする必要がある人々には、スマートフォンアプリを通じて仮想の通行証を付与するという。
  • 市長らはコロナ禍により打撃を受けた経済が都市封鎖前の水準に回復するまで1年はかかると予測しているが、「ヴェネツィアにはやがて観光客が戻ってくるだろう」と自信を見せている。

詳細

Venice is bringing in turnstiles and entry fees to control tourism

https://www.timeout.com/news/venice-is-bringing-in-turnstiles-and-entry-fees-to-control-tourism-072920

Venice mulls a new way to limit the number of tourists entering

https://www.lonelyplanet.com/articles/venice-turnstile-access

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