【開発担当者に聞く】教科書シリーズコンセプト vol.3「図説 わかる(土木工学)」シリーズ

図説 わかる」シリーズ(2008~) 開発担当:編集部N.I

ラインナップ:水理学/交通計画/土木計画/都市計画/土木構造力学/材料/土質力学/コンクリート構造/測量/メンテナンス/環境工学
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「図説 わかる」シリーズの一番の特徴はなんでしょうか?

土木工学科の必修科目の入門書シリーズで、写真・図・イラストをとにかくたくさん用いている点が、他の土木テキストと異なっています。
例えば、土木材料は材料そのものはもちろん、採石場や工場、またそれらが用いられる道路などの構造物をカラー写真で掲載しています。また水理学も実験の写真のほか、原理を図とできるかぎり丁寧な数式のセットで解説しており、親切な構成をモットーにしています。

「図説 わかる」シリーズが生まれたきっかけを教えてください。

建築の定番教科書シリーズ「図説 やさしい」シリーズに触発されたものです。土木工学科の先生がこのシリーズを褒めてくださり「土木にもこういうテキストが欲しい」と要望をいただいたのがきっかけでした。2008年に最初の「図説 わかる水理学」を発行して以来、「環境工学」「メンテナンス」「コンクリート構造」「測量」「土木計画」「土質力学」「材料」「構造力学」「交通計画」とラインナップを揃えてきました。それぞれ好評をいただいています。

今後はどんな科目を予定していますか?

2021年には土木工学科向けの「図説 わかる都市計画」を発行予定です。他にも橋梁や河川など現場のご要望を伺いながら挑戦していきたいですね。

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