図説
わかる交通計画

森田哲夫・湯沢昭 編著
猪井博登・長田哲平・高柳百合子・柳原崇男 著

内容紹介

交通計画の最もスタンダードな教科書。豊富な図表を用いた親しみやすい解説に実例を織り交ぜ、授業で学ぶ知識と実務とのつながりをわかりやすくした。学部専門科目の学習に対応し、高専のモデルコアカリキュラムも網羅。着実な基礎知識の習得に最適で、各章末の調べ学習型の演習問題は授業中の課題や自主学習に活用できる。

体 裁 B5変・200頁・定価 本体2800円+税
ISBN 978-4-7615-2739-6
発行日 2020/04/25
装 丁 KOTO DESIGN Inc. 山本剛史

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紙面見本目次著者紹介まえがき電子版

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はじめに

1章 交通の現状と交通計画プロセス

1 交通計画の考え方
2 これまでの交通問題
3 これからの交通問題と課題1
4 交通計画のプロセス

演習問題1

2章 交通実態調査

1 交通計画と交通実態調
2 パーソントリップ調査
3 大都市交通センサス
4 道路交通センサス
5 物資流動調査
6 新技術を活用した実態調査

演習問題2

3章 都市の交通特性

1 都市の交通特性を把握するためのデータ
2 全国の都市交通特性
3 大都市圏の交通特性
4 地方都市圏の交通特性
5 交通計画の課題分析

演習問題3

4章 将来交通需要予測-4段階推計法-

1 交通計画と交通需要予測
2 4段階推計法の概要
3 4段階推計法の各段階での予測方法
4 4段階推計法による予測事例
5 4段階推計法の課題

演習問題4

5章 交通マスタープランと公共交通計画

1 交通マスタープラン
2 公共交通計画の考え方
3 公共交通システムの整備事例
4 新しい公共交通システム

演習問題5

6章 道路ネットワーク計画

1 道路ネットワークと道路の機能
2 道路ネットワークの評価と計画事例
3 交通流シミュレーションによる評価
4 物流からみた道路ネットワーク

演習問題6

7章 交通施設計画

1 都市施設の種類
2 駅前広場計画
3 まちづくりと連携した駐車場計画
4 バスターミナル計画

演習問題7

8章 道路の設計

1 道路の区分と管理
2 交通流の特性
3 道路構造の設計基準
4 道路の設計

演習問題8

9章 地区の交通計画

1 地区交通計画の考え方
2 歩車分離による地区交通計画
3 歩車共存による地区交通計画
4 歩いて暮らせる環境をめざして

演習問題9

10章 交通需要マネジメント

1 交通問題解決の考え方
2 交通需要マネジメントの体系
3 交通需要マネジメントの主な手法
4 社会実験による交通需要マネジメントの実現
5 モビリティマネジメント

演習問題10

11章 高齢社会における交通計画

1 高齢者・移動困難者の動向
2 高齢者・移動困難者の交通行動特性
3 バリアフリーとユニバーサルデザイン
4 バリアフリー法による施設整備

演習問題11

12章 市民生活とモビリティ

1 地域の公共交通の現状
2 市民生活のモビリティを確保するための交通手段
3 地域が支える交通サービス
4 健康とまちづくり

演習問題12

13章 安全・安心・快適な交通計画

1 交通に関わる法律と交通安全基本計画
2 交通事故の現状
3 交通安全対策
4 歩行者・自転車を優先する取り組み

演習問題13

14章 交通と環境の調和

1 交通システムと環境問題
2 交通静音化への取り組み
3 持続可能な地球環境・都市環境
4 持続可能な交通まちづくりに向けて

演習問題14

15章 これからの交通計画

1 新しい交通実態調査
2 ICTを活用した交通計画
3 新しい交通技術
4 市民や地域が関わる計画手法

演習問題15

巻末解答
索引

編著者

森田哲夫

前橋工科大学 工学部 社会環境工学科 教授、博士(工学)(早稲田大学)1991年 早稲田大学大学院 理工学研究科 建設工学専攻(都市計画分野) 博士前期課程 修了。財団法人計量計画研究所、群馬工業高等専門学校、東北工業大学勤務を経て、2016年より現職。

湯沢昭

前橋工学大学 名誉教授、工学博士(東北大学)1971年 福島工業高等専門学校 土木工学科 卒業。株式会社横河橋梁製作所、東北大学、長岡工業高等専門学校、前橋工科大学教授を経て、2016年より現職。

著者

猪井博登

富山大学大学院 都市デザイン学部 都市・交通デザイン学科 准教授、博士(工学)(大阪大学)大阪大学大学院 工学研究科 土木工学専攻 博士後期課程 単位取得満期退学。大阪大学大学院勤務を経て、2018年より現職。

長田哲平

宇都宮大学 地域デザイン科学部 社会基盤デザイン学科 准教授、博士(工学)(宇都宮大学)2006年 宇都宮大学大学院 工学研究科 情報制御システム科学専攻 博士後期課程修了。宇都宮市総合政策部政策審議室市政研究センター、東京大学大学院、国際航業株式会社、日本大学、宇都宮大学助教を経て、2020年より現職。

高柳百合子

富山大学 学術研究部 都市デザイン学系 准教授、博士(工学)(筑波大学)1997年東京工業大学 工学部 土木工学科卒業、2014年 筑波大学大学院 システム情報工学研究科 博士後期課程 社会システム・マネジメント専攻修了。旧建設省、小山市、国土交通省、同国土技術政策総合研究所勤務を経て、2018年より現職。

柳原崇男

近畿大学 理工学部 社会環境工学科 准教授、博士(工学)(近畿大学)近畿大学大学院 総合理工学研究科 環境系工学専攻 博士後期課程単位取得満期退学。兵庫県立福祉のまちづくり研究所、株式会社建設技術研究所、神奈川県総合リハビリテーションセンター、近畿大学講師を経て、2016年より現職。

皆さんは、「交通計画」にどのようなイメージをもっていますか。自動車や鉄道、道路や橋を思い浮かべるのではないでしょうか。人が移動したりモノを輸送するためには、鉄道や自動車の車両、線路や道路などの交通ネットワーク、ガソリンや電気などのエネルギー、駐車場やターミナルなどの交通施設、交通管理・規制、交通安全などさまざまなことを考えなければなりません。このような一連の内容を扱うのが交通計画です。交通計画は施設をつくるだけではなく、環境や通信などの新しい技術、施設の使い方やルールまでを含んでいます。

人は生活をするために移動しています。働くための通勤、学ぶための通学、生活のための買物、高齢者の通院など、交通が生活を支えているのです。近年は、環境にやさしい交通、交通が不便な地域における対策、中心市街地活性化などがまちづくりの課題になっています。交通計画には、大量に早く運ぶことが求められていた高度経済成長期時代を経て、市民生活やまちづくりと一体で検討されることが求められています。したがって、交通計画に携わる人には広い知識や視野が必要になってきました。

本書の特徴は、次の3点です。

  • (1)交通計画を学ぶ人にもっとも基礎的な内容を伝えていること
  • (2)図表を多く用い、わかりやすく解説していること
  • (3)授業と社会の関わりを理解してもらうため実際の交通計画事例を紹介していること

これにより、大学学部の専門基礎教育や、高等専門学校のモデルコアカリキュラムの学習範囲をカバーしています。

本書によって読者の皆さんが交通計画に興味をもち、交通計画について考え、取り組んでもらうきっかけになれば望外の幸せです。

編著者 森田 哲夫、湯沢 昭

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