イベント|『PUBLIC HACK』刊行記念トーク 笹尾和宏×笠置秀紀×宮口明子×岩本唯史@東京(10.3)

笹尾和宏×笠置秀紀×宮口明子×岩本唯史
「私的に自由にまちを使う可能性」

━概要

  • 日 時:2019年10月3日(木)19:30~21:30(開場19:15)
  • 会 場:二子玉川蔦屋家電2階ダイニング
  • 参加費:税込2160円(書籍『PUBLIC HACK』付き)
  • 詳細・申込み:http://i.r.cbz.jp/cc/pl/daax9784/n5sugvw1celu/e1ybd2fm/

━趣旨

路上でディナー!? 橋の上でバー!? まちでそんな好き勝手なことをしていいの? いやいや、「好き勝手」には大きな意味がある!

そんなことを真正面から捉えた書籍『PUBLIC HACK 私的に自由にまちを使う』の刊行を記念して、私的に自由にまちを使うことの醍醐味、可能性を探るトークイベントを開催します。

「PUBLIC HACK」とは、公共空間において、個人が自分の好きなように過ごせる状況が実現すること。賑わいづくりとは異なる、そのまちらしい魅力をもたらすアプローチのことを指します。

登壇者は、『PUBLIC HACK』の著者・笹尾和宏さん、「勝手にやる」に着目したアートパフォーマンス、演習型ワークショップに取り組むmi-ri meter(ミリメーター)の笠置秀紀さんと宮口明子さん、全国の公民連携事業に関わりながら、まちに表出する私的な行為を発信するメディア「勝手にアーバニズム」を運営する岩本唯史さん。

多彩なゲストが、具体事例を交えながら、日本の窮屈な公共空間をときほぐすアイデア、私的に自由にまちを使う方法を語り合います。

━ゲスト

笹尾和宏(ささお・かずひろ)

水辺のまち再生プロジェクト事務局。1981年生まれ。大阪大学大学院工学研究科ビジネスエンジニアリング専攻、経済学研究科経営学専攻修了。ともに修士。2005年から水辺のまち再生プロジェクトに参画し、大阪市内の河岸空間や橋の上、河川水域を活用したイベントを数多く実施。近年は、水辺をはじめ路上や公園、公開空地などの公共空間に視野を広げ、「自由使用」の視点にたった生活目線の実践・提案を行う。2007年株式会社大林組に入社、不動産開発・コンサルティングに従事。2015~18年に出向、エリアマネジメントに従事。現在は育児のため休職中(2019年時点)。2017年よりNPO法人とんがるちから研究所研究員。地域の担い手育成のための調査・研究、演習を行う。著書に『PUBLIC HACK 私的に自由にまちを使う』(学芸出版社)ほか。

mi-ri meter

笠置秀紀(かさぎ・ひでのり)
宮口明子(みやぐち・あきこ)

ともに1998年、日本大学芸術学部修了。2000年、mi-ri meter(ミリメーター)の活動を開始。2014年、株式会社小さな都市計画を設立。建築、フィールドワーク、プロジェクトなど、ミクロな視点と横断的な戦術で都市空間や公共空間に取り組む。日常を丹念に観察し、空間と社会の様々な規範を解きほぐしながら、一人ひとりが都市に関われる「視点」や「空間」を提示しいている。主な実績に「アーバンピクニックシリーズ」「川と路(鳥取藝住祭)」「清澄白河現在資料館(MOTサテライト)」など。

岩本唯史(いわもと・ただし)

水辺総研代表/RaasDESIGN代表/ミズベリングプロジェクトディレクター/水辺荘共同発起人/建築家/一級建築士。国交省のミズベリングプロジェクトのディレクターを務めるほか、全国の水辺の魅力を創出する活動を行い、豊田市、和歌山市、墨田区、鉄道事業者の開発案件の水辺、エリアマネジメント組織などの水辺活用のコンサルテーション等を行う。横浜の水辺を使いこなすための会員組織「水辺荘」の設立に参加。東京建築士会これからの建築士賞受賞(2017)、まちなか広場賞奨励賞(2017)、グッドデザイン賞金賞(ミズベリング、2018)。