今日のニュースレター|『ワーケーション企画入門』著者・松下慶太さん登壇|7.8東京+オンライン、7.13オンライン ほか

公開日:2022/06/30

***学芸出版社からお知らせです***
6月最終日です。近畿地方は一昨日梅雨明けしたそうです!驚きました。しかし何より、もう上半期終了・・?時間が経つのが早すぎます。子どもの頃はもっと長く感じたのになあ~(編集F)

『ワーケーション企画入門』著者・松下慶太さん登壇1|テレワーク、ワーケーションを活用した地域の活性化(2022/7/8 東京,オンライン)

  • 日時:2022年7月8日(金)15:00~18:00
  • 会場:
    • 東京ポートシティ竹芝オフィスタワー 19階会議室
      東京都港区海岸1-7-1(ソフトバンク本社内)
      アクセス:https://tokyo-portcity-takeshiba.jp/access/
    • Zoomウェビナーで同時配信(オンライン聴講可)
  • 参加費:無料
  • 定員:会場参加30名、オンライン参加500名(要事前参加申込)
  • 詳細・参加申込:
    https://ods.or.jp/event/1491/

一般社団法人SDGsデジタル社会推進機構(Organization of SDGs Digital Society、略称:ODS)は7月8日(金)に、第7回研究会「テレワーク、ワーケーションを活用した地域の活性化 ~移住、定住、関係人口の増加を目指した自治体の取組みを探る~」を東京・竹芝にて開催いたします。

新型コロナウイルス感染症の流行を機に働き方への見直しが進んでおり、テレワークの活用がすっかり定着してきました。こうした中で地方ではサテライトオフィスの開設やテレワークを活用した移住・滞在の取組み等を支援することにより、地方への新しい人の流れを創出しようと様々な施策が展開されています。さらに、観光地などで旅行を楽しみながら、リモートで仕事をする新たな働き方としてワーケーションも注目されています。

地方自治体が地域の企業や住民の方々と連携してワーケーションを誘致することで、地域と企業、個人との繋がりを構築し、それにより関係人口を増加させ、さらには移住につなげていき定住人口の増加を目指そうというものです。

では、大都市圏の企業に勤めるワーカーに関心を持ってもらえるワーケーションとはどのようなものなのでしょうか。今回の研究会では、長年にわたりメディア論およびコミュニケーション・デザインの研究観点から国内外における働く場所や働き方についての研究を行ってきた、関西大学社会学部教授・松下慶太先生よりワーケーションで選ばれる地域になるための理論についてご教示いただきます。

また、注目しておきたい自治体取組み事例として、コロナ流行以前の2018年から都市部在住のビジネスパーソン向けに自身の働き方や生き方を見つめ直す機会を提供するワーケーションを手掛けてきた長崎県五島市の事例と、情報通信系企業の関係者がセキュアな環境でテレワークを行うためのサテライトオフィス環境を徹底追及した北海道旭川市の事例をご紹介します。
関係人口の増加を目指す自治体様をはじめ、テレワークやワーケーションによる地域の活性化にご関心を持たれる多くの皆様にご参集いただけましたら幸いです。

『ワーケーション企画入門』著者・松下慶太さん登壇2| ワーケーションのすすめin沖縄 ~Coworking Space Mangroveより~(2022/7/13 オンライン)

「コミュニティデザイン」を実践してきたstudio-L。その取り組みは、単なるまちづくりの枠を超え、それぞれの地域の人たちを知り、文化を知り、市民たちにとってもまちというものを手の中に取り戻せるようにしていくものでした。そのアプローチは、日本における社会的処方のひとつのモデルとなりえるものです。

studio-Lがこれまで取り組んできた「あきた年の差フレンズ部」や、「おいおい老い展」「川崎かってにおもてなし」などをご紹介いただきながら、私たちが社会的処方に取り組んでいくうえで大切にするべきことについて一緒に考えます。また、出野さんから見たイギリスにおける社会的処方の考え方、などについてもお話しいただきます。ぜひ、多くの方にご参加いただければ幸いです。

『社会的処方』著者・出野紀子さん登壇|まちなかにはたくさんのオモロ!がある ~あきた年の差フレンズ部からイギリスの社会的処方まで~(2022/7/22 オンライン)

日時:2022年7月13日(水)16:00〜17:00(申込締切:2022年7月13日(水)15:00)
会場:オンライン開催(Zoomウェビナー)
参加費:無料(定員:250名)
詳細・申込:

ワーケーションのすすめin沖縄

コロナ以降のニューノーマル時代、テレワークの浸透により働く場所は自宅以外へ拡大し、多様で柔軟な働き方を選択できるようになりました。
そんな中、ワーケーションという働き方が注目されています。
※「Work(仕事)」と「Vacation(休暇)」を組み合わせた造語で、リゾート地や観光地に行き、休暇を楽しみながら仕事をするワークスタイルのことを意味します。

今回のイベントでは日本の中でも憧れのリゾート地、沖縄でのワーケーションの魅力について探っていきたいと思います!

ワーケーションの研究に取り組む、関西大学 松下教授と那覇市にコワーキングスペース’’Mangrove”を今年2月にオープンされました沖縄セルラー電話株式会社 大城様にご登壇いただきます!

『ポスト・オーバーツーリズム』が日本観光研究学会「第15回学会賞観光著作賞(一般)」を受賞しました

ポスト・オーバーツーリズム 界隈を再生する観光戦略』(阿部大輔 編著)が、日本観光研究学会「第15回学会賞観光著作賞(一般)」に選出されました。

書籍の内容紹介

市民生活と訪問客の体験の質に負の影響を及ぼす過度な観光地化=オーバーツーリズム。不満や分断を招く“場所の消費”ではなく、地域社会の居住環境改善につながる持続的なツーリズムを導く方策について、欧州・国内計8都市の状況と住民の動き、政策的対応をルポ的に紹介し、アフターコロナにおける観光政策の可能性を示す。

著者(所属は刊行当時)

●編著者

阿部大輔(あべ・だいすけ)
(まえがき、1・3・4・5・8・11章、あとがき 担当)
龍谷大学政策学部教授。博士(工学)。1975年ホノルル生まれ。早稲田大学理工学部土木工学科卒業、東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻修士課程・博士課程修了。カタルーニャ工科大学バルセロナ建築高等院博士課程DEA取得。政策研究大学院大学、東京大学都市持続再生研究センターを経て、現職。バルセロナ自治大学客員研究員(2018~ 19年)。著書に『バルセロナ旧市街の再生戦略』(2009年、学芸出版社)、共編著に『アーバンデザイン講座』(2018年、彰国社)、『小さな空間から都市をプランニングする』(2019年、学芸出版社)など。

●著者(執筆順)

西川亮(にしかわ・りょう)
(2・10章 担当)
立教大学観光学部助教。博士(工学)。1985年東京都生まれ。2008年東京大学工学部都市工学科卒業、2010年同大学院修士課程修了。(公財)日本交通公社研究員を経て、2018年同大学院博士課程修了後、現職。専門分野は観光政策・計画史。著書(共著)に『観光地経営の視点と実践』(2013年、丸善出版)、『観光学全集第8巻』(2019年、原書房)など。

沼田壮人(ぬまた・そうと)
(6章 担当)
三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社政策研究事業本部主任研究員。博士(地球環境学 京都大学)。1977年大阪府生まれ。2003年京都大学大学院経済学研究科博士前期課程修了。専門分野は自治体計画、地域政策。著書に『いま、都市をつくる仕事』(2011年、学芸出版社(共著))など。

石本東生(いしもと・とうせい)
(7章 担当)
静岡文化芸術大学文化・芸術研究センター教授。博士(Doctor of Philosophy)。1961年長崎県生まれ。ギリシャ国立アテネ大学大学院歴史考古学研究科博士後期課程修了。ギリシャ観光省ギリシャ政府観光局日本・韓国支局、奈良県立大学地域創造学部、追手門学院大学地域創造学部を経て、2018年4月より現職。専門分野は国際観光政策、EUの観光政策、初期ビザンティン史。著書(監修)に『世界遺産検定公式テキストブック第2巻・第3巻』(2008年、世界遺産アカデミー)、『すべてがわかる世界遺産大事典(下)』(2020年、世界遺産アカデミー/世界遺産検定事務局刊)など。

江口久美(えぐち・くみ)
(7章 担当)
九州大学持続可能な社会のための決断科学センター(助教)。博士(工学)。東京都生まれ。東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻博士課程修了後、フランス国立科学研究センターフランス政府給費研修生などを経て現職。専門分野は都市工学。著書に『パリの歴史的建造物保全』(単著)(2015年、中央公論美術出版)、『Vocabulaire de la spatialité japonaise(日本の生活空間)』(共著)(2014年、CNRS)など。

岡村祐(おかむら・ゆう)
(7章 担当)
東京都立大学都市環境学部観光科学科准教授。博士(工学)。1978年生まれ。東京大学大学院博士課程修了後、首都大学東京特任助教・助教を経て、2016年4月より現職。この間、2013年にウェストミンスター大学(英国ロンドン)に客員研究員として在籍。専門分野は都市計画、観光まちづくり。共著書に『観光まちづくり』(2009年、学芸出版社)、『まちをひらく技術』(2017年、学芸出版社)ほか。

後藤健太郎(ごとう・けんたろう)
(9章 担当)
公益財団法人日本交通公社観光地域研究部主任研究員。1981年岐阜県生まれ。2005年京都大学工学部建築学科卒業。2008年東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻修了。同年、財団法人日本交通公社入社、現在に至る。専門分野は観光まちづくり、観光政策・観光計画。共著書に『観光地経営の視点と実践』(2013年、丸善出版)、『観光学全集 第7巻 観光計画―理論と実践』(2018年、原書房)、『観光学全集 第8巻―事例に学ぶ』(2019年、原書房)、『観光文化 240号 特集 観光客急増で問われる地域の“意思”』(2019年、(公財)日本交通公社編)。

主要目次

第1章 オーバーツーリズムとは何だったのか

1. パンデミックに揺れる観光
2. 巨大産業化しつつあった観光産業
3. 現代的都市問題としてのオーバーツーリズム
4. オーバーツーリズムの遠因
5. オーバーツーリズムの近因
6. オーバーツーリズムが地域にもたらす弊害の現代的側面
7. 都市社会運動の展開

第2章 日本の観光政策の現段階

1. 近代以降のわが国の地域と観光の関係史
2. 平成の観光史
3. 新型コロナウイルス感染症流行後の観光政策
4. 歴史から見る現代の観光政策とオーバーツーリズム現象

第3章 ヴェネツィア──テーマパーク化からの脱却を目指す古典的観光都市

1. 観光都市ヴェネツィアの輪郭
2. 「ディズニーランド化する」ヴェネツィア
3. 観光に抗議する住民運動の展開
4. 過熱する観光の抑制を目指す政策的対応
5. 観光のプライオリティを下げることのできないジレンマ

第4章 バルセロナ──都市計画を通した観光活動適正化の試み

1. 豊富な観光資源で観光客を魅了し続ける都市
2. 観光都市としての急成長:背景と政策の経緯
3. オーバーツーリズムの状況
4. 「都市への権利」を問う自律的市民運動
5. 界隈の居住環境保全を図る観光戦略
6. 観光の包摂的発展に果敢に挑む

第5章 ベルリン── DMOを軸に観光の質を追求する

1. ‘Capital of Cool’─刺激的な文化発信の拠点
2. ベルリンの観光のトレンド
3. オーバーツーリズムの状況
4. 市民からの反応
5. 市行政による政策的対応
6. 質の高い観光の成長を前提とした穏健な政策モデル

第6章 アムステルダム──住民生活の優先を明確化した網羅的な政策対応

1. アムステルダムのオーバーツーリズム前夜
2. アムステルダムにおけるオーバーツーリズムの状況
3. 市民からの問題提起
4. オーバーツーリズムに対する政策的対応
5. City in Balanceの評価と課題

第7章 サントリーニ島──歴史的町並み保全制度の奏効と観光インフラ整備の推進

1. サントリーニ島の盛衰と観光発展の背景
2. サントリーニにおけるオーバーツーリズム
3. オーバーツーリズムと地域住民
4. 新行政によるオーバーツーリズムの緩和・回避対策
5. 歴史と伝統の上に描く観光地デザイン

第8章 京都──オーバーホテル問題に直面する世界的観光都市の岐路

1. 日本を代表する伝統的観光都市
2. 京都市におけるオーバーツーリズムの状況
3. 市民からの異議表明と共存を探る試み
4. さらなる成長を促す政策的対応
5. 多用される「地域との調和」とは何か?

第9章 由布院──生活型観光地が模索する暮らしと観光の距離感

1. 定住人口と1日当たりの交流人口がほぼ同じ町
2. 生活と観光の均衡変化と想定外の環境変化
3. 観光計画に基づく地域間の戦略的互恵関係の構築と官民協働体制の再構築
4. 環境変化への対応と地域の意思の明示
5. 交流を通じた持続可能な地域づくり

第10章 倶知安── 外国化した地域の主権を取り戻す地域住民の模索と努力

1. 国際的なスキーのまち
2. ニセコひらふ地区が国際観光地に至るまで
3. 過度な観光開発がもたらした地域の変化と取り組み
4. 外国人による土地・建物所有や事業がもたらした地域の変化と取り組み
5. 中心市街地への影響波及
6. 倶知安町一体となった観光マネジメント

第11章 オーバーツーリズムから包摂的な観光へ

1. オーバーツーリズムの教訓
2. 先行報告におけるオーバーツーリズム改善の方向性
3. COVID-19は観光にどのような影響を及ぼしているか
4. オーバーツーリズムからパンデミックへ
5. 界隈を再生する観光戦略
6. 観光の脱成長へ

詳細

第15回(2021年度)学会賞|一般社団法人 日本観光研究学会

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