今日のGD|新刊発売!『名建築のデザインに学ぶ製図の基礎』ほか
建築の初学者が、建築製図と模型製作の基礎を身につけるために必要な知識とスキルを、歴史に残る名建築で学べる教科書。ル・コルビュジエのRC造住宅「小さな家」、槇文彦の傑作複合施設「代官山ヒルサイドテラス第1期」、緑豊かな入江にたたずむE・G・アスプルンドの「夏の家」を題材にしている。写真資料も数多く掲載。
(A4変判・96頁・本体3000円+税)
著者
垣田博之
近畿大学建築学部准教授。1968年生まれ。京都大学工学部化学工学科を経て、建築学科へ転科し、卒業(卒業設計賞受賞)、パリ、ラ・ヴィレット建築学校(文部省給費交換留学生)を経て、京都大学大学院修了、竹中工務店設計部を経て現職。垣田博之建築設計事務所主宰。第3回日本建築設計学会賞、2019年AACA賞優秀賞、日本建築学会作品選集(2001、2003、2008、2009年)他受賞。2021年大阪建築コンクール大阪府知事賞。
主要目次
第1章 製図用具と製図の方法
第2章 小さな家(設計:ル・コルビュジエ)
第3章 模型製作:小さな家
第4章 ヒルサイドテラス第1期(設計:槇 文彦)
第5章 夏の家(設計:エーリック・グンナール・アスプルンド)
巻末折図
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『サーキュラーエコノミー実践』刊行記念イベント
安居昭博×松島倫明(『WIRED』日本版 編集長)
サーキュラーエコノミー先導国 オランダに探る未来のビジネスモデル
本イベントでは、サーキュラーエコノミー先導国のオランダを拠点に活動され、このほど『サーキュラーエコノミー実践 ─ オランダに探るビジネスモデル』(学芸出版社)を上梓した安居昭博さんと、ゲストに「NEW NEIGHBORHOOD」と題した最新号で、グローバル経済に対するオルタナティブとしての地域の経済循環や、パンデミック以降の都市生活の可能性を特集した『WIRED』日本版 編集長の松島倫明さんをお迎えし、サーキュラーエコノミーとネイバーフッドの関係性やそこから生まれる新しいビジネスの可能性について深掘りしていきます。
概要
- 日時:8月3日(火) 19:00-20:30
- 場所:オンライン
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こちらのイベントも!
日本の社会問題に探る、サーキュラーエコノミー型ビジネス
田口一成(ボーダレス・ジャパン)×安居昭博(7.30@オンライン)
日本の社会問題に探る、サーキュラーエコノミー型ビジネス|田口一成(『9割の社会問題はビジネスで解決できる』)×安居昭博(『サーキュラーエコノミー実践』)(2021/7/30|オンライン、福岡)
まち座ラジオ|Editors Talk/古野咲月さん『建築模型アイデア図鑑 身近な材料でつくる83の方法』
気になる書籍の担当編集者に、企画・制作の裏話やイチオシポイントをたずねるEditors Talk(エディターズ・トーク)。
今回は、ロープや道端の落ち葉など、意外で多様な材料を使った模型のつくり方とポイントを写真で紹介する『建築模型アイデア図鑑 身近な材料でつくる83の方法』を手掛けた古野咲月さんに話を聞きました。
主な話題
- 100均、ホームセンター、道端で拾えるもので模型をつくれないか?
- 著者紹介①石垣充先生のライフワークは模型材料のタネを探求すること
- 著者紹介②九州産業大学ABC建築道場の建築模型クオリティ
- 100個から厳選した、だいたい1000円以内で実現可能な83個のアイデア
- イチオシポイント①水辺の表現:カラースプレー/ポリ袋/レジン液
- イチオシポイント②植栽の表現:落ち葉/マップピン/歯間ブラシ
- イチオシポイント③建築の仕上げ:耐水ペーパー/色画用紙
- イチオシポイント④家具・インテリア・添景:くるみボタン/つけまつげ
- 表現のストックが増えるだけでなく、素材を見つけて活かす目が養える一冊