今日のGD|新刊発売!『地域創造の国際戦略 ─地方と海外がつながるレジリエントな社会の構築』ほか

藤原直樹 編著
飯田星良・岩田聖子・佐藤敦信・安本宗春 著
A5判・252頁・本体3000円+税

感染症拡大など不測の事態の中でも、地方が海外とのつながりを絶やさないことが持続可能な地域創造の実現に結びつく。本書ではその効果的な政策実施手法や地域のアクターの役割、プラットフォームのあり方等について、産業政策や農産物輸出、文化経済学、観光学、異文化コミュニケーションといった観点から多角的に論じる。

編著者

藤原直樹

追手門学院大学地域創造学部・准教授。
大阪市立大学大学院経営学研究科博士課程修了(博士:商学)。大阪市役所市長室、政策企画室、経済戦略局で都市プロモーションや企業誘致、特区における事業開発業務等に従事したのち2017 年より現職。主な著書に『グローバル化時代の自治体産業政策』(国際公共経済学会 学会賞受賞)等。

著者

飯田星良

追手門学院大学地域創造学部・特任助教。
大阪大学大学院国際公共政策研究科博士課程修了(博士:国際公共政策)。同大学院において博士課程教育リーディングプログラム修了(超域イノベーション博士課程プログラム)。2019 年より現職。主な論文に『Japanese outof-school activities in elementary school and selected outcomes』等。

岩田聖子

追手門学院大学基盤教育機構・常勤講師。
テンプル大学大学院M.S.Ed. in TESOL 終了(修士:英語教授法)。民間企業勤務、COP3 でのアテンドや翻訳業、追手門学院大学・大阪府立大学非常勤講師を経て、2015 年より追手門学院大学語学常勤講師、2018 年より現職。熊野本宮観光協会英語アドバイザー。主な論文に『地域連携における大学英語教育プログラムの実践例:和歌山県田辺市での外国人観光客おもてなし力向上事業事後調査をもとに』等。

佐藤敦信

追手門学院大学地域創造学部・准教授。
東京農業大学大学院農学研究科農業経済学専攻博士後期課程修了(博士:農業経済学)。青島農業大学外国語学院外籍教師を経て2018 年より現職。主な著書に『日本産農産物の対台湾輸出と制度への対応』(日本農業市場学会奨励賞(川村・美土路賞)受賞)等。

安本宗春

追手門学院大学地域創造学部・講師。
日本大学大学院生物資源科学研究科生物資源経済学専攻修了(博士:生物資源科学)。株式会社旅工房、株式会社チックトラベルセンター、東北福祉大学非常勤講師を経て2018 年より現職。サービス介助士、総合旅行業務取扱管理者。主な著書に『観光と福祉』等。

詳細はこちら

『地域創造の国際戦略 地方と海外がつながるレジリエントな社会の構築』藤原直樹 編著


目次のほか、「はじめに」「おわりに」を試し読みいただけます

 

空き家再生でみんなが稼げる地元をつくる 「がもよんモデル」の秘密』関連イベント

貸す人、借りる人、みんな稼げる古民家再生ビジネス!がもよんモデルの秘密をシェアするRoom@Clubhouse|Vol.2

古民家再生ってちゃんと儲かるの!?空き家だらけのまち、どうやって再生できる?耐震改修って難しそう……
そんなギモンに答える本ができました。
築100年以上の古民家が数多く残る大阪の下町、蒲生4丁目。通称「がもよん」とよばれるこの街では、ここ十数年で30軒超の空き家が次々と再生され、古民家活用の先進地として注目を集めてきました。
新刊『「がもよんモデル」の秘密』で、空き家再生を通してまちのみんなが稼げる仕組みの裏側を赤裸々に語った仕掛け人が、そのエッセンスをしゃべり倒します。

概要

  • 日時:2020年3月4日(木)20:30~
  • 場所:オンライン(Clubhouse)

出演

和田欣也

一般社団法人がもよんにぎわいプロジェクト代表理事。アールプレイ株式会社 代表取締役社長。1966年大阪市城東区出身。2005年に長屋再生事業を立ち上げ、2008年より大阪市城東区蒲生四丁目を中心としたエリアで「がもよんにぎわいプロジェクト」を行う。120年前に建てられた米蔵をイタリアンに改装した「リストランテ・ジャルディーノ蒲生」を皮切りに、洋食店、居酒屋、カフェなど現在までに32店舗を手掛ける。またまちおこしの一環としてバルイベント「がもよんばる」や「がもよん文化部」等の地域交流を精力的に実施。2020年3月、「大阪の下町、古民家利活用から発展したまちづくり事例」で2019年度第22回関西まちづくり賞(主催:公益社団法人日本都市計画学会)を受賞。

中川寛子

東京情報堂代表。住まいと街の解説者。(株)東京情報堂代表取締役。オールアバウト「住みやすい街選び(首都圏)」ガイド。30年以上不動産を中心にした編集業務に携わり、近年は地盤、行政サービスその他街の住み心地をテーマにした取材、原稿が多い。主な著書に、『「この街」に住んではいけない!』(マガジンハウス)、『解決!空き家問題』『東京格差』(ちくま新書)など。日本地理学会、日本地形学連合、東京スリバチ学会各会員。

松本優真

学芸出版社編集部
書籍編集担当

板羽柚佳(進行)

ナレーター・声優・アナウンサー・パーソナリティー

詳細はこちら

貸す人、借りる人、みんな稼げる古民家再生ビジネス!がもよんモデルの秘密をシェアするRoom@Clubhouse|Vol.2(2021/03/04|オンライン)

 

新刊『伝わる図面の描きかた』(関本竜太著)刊行記念イベント

関本竜太×初谷仁「設計者×工務店の本音トーク~住宅のゲンバをめぐる建築夜話」

株式会社リオタデザイン代表・関本竜太さんによる新刊『伝わる図面の描きかた』。
同書は、細部まで気を配った住宅づくりに定評のある建築設計事務所、リオタデザインの実施設計における心構えを25の視点に凝縮してひもといた書籍です。
この刊行を記念してトークイベントを開催します。
出演は、著者で事務所主宰者でもある関本竜太さんと、本書で取り上げた住宅〈KOTI〉の施工を担当した大和工務店の初谷仁さん。
設計者と工務店それぞれの立場から、住宅のゲンバをめぐる本音トークを繰り広げていただきます。

概要

  • 日 時:2021年3月23日(火)20:00~22:00
  • 場 所:オンライン(リアルタイム配信)
  • 参加費(税別):①配信参加のみ1500円、②サイン入り書籍付き4300円(1500円+2800円)

詳細はこちら

関本竜太×初谷仁「設計者×工務店の本音トーク~住宅のゲンバをめぐる建築夜話」|『伝わる図面の描きかた』刊行記念(2021/03/23|オンライン)

 

文化政策の展開』著者・野田邦弘さん最終講義&記念対談

創造都市論の展開を振り返るー鳥取と横浜の実践からー

2005年に鳥取大学に着任されてから16年。野田邦弘先生は、創造都市・横浜の実践経験を踏まえ、鳥取でもアートを媒介とした地域再生の試みを続け、大都市とは異なる地方都市・地域での創造都市論・創造農村論の展開の可能性を理論的に探究してこられました。
本企画では、2021年3月をもって鳥取を離れることになった野田先生に、これまでの研究・教育・実践についてお話しいただきます。

第1部で野田先生の最終講義、第2部では、野田先生来鳥と同時期に鳥取へUターンし、野田先生とともに鳥取の文化政策を牽引してこられた「鳥の劇場」芸術監督の中島諒人さんとの対談によって、鳥取県の現状と課題を踏まえ地に足のついた、しかし夢のある大胆な文化政策を描き、実践の展望を語っていただきたいと思います。

概要

  • 日時:2021年3月16日(火)13:30~16:00
  • 場所:ギャラリー鳥たちのいえ(鳥取市本町1丁目201)またはオンライン

詳細はこちら

『文化政策の展開』著者・野田邦弘さん最終講義&記念対談|創造都市論の展開を振り返るー鳥取と横浜の実践からー(2021/03/16|オンライン、鳥取)

 

今月の学芸出版社

まもなく刊行される予約受付中の近刊と発売中の新刊、開催を予定している書籍の関連イベントをご紹介します(随時更新)。

🌱 学芸出版社 2021年3月のラインナップ