今日のGD|新刊『全貌 日本庭園─象徴庭園から抽象枯山水へ』刊行記念セミナー(11/28)ほか

日本庭園のきわだつ造形と魅力

庭園史研究家の中田勝康氏が、20年余りの本格的な庭園行脚のなかで撮影を行い、満を持して『全貌 日本庭園 ─象徴庭園から抽象枯山水へ』を刊行されました。本書は、多様な日本庭園の全体像を的確なアングルで捉えた写真で解き明かす、意欲的鑑賞ガイドの書です。中田氏は『重森三玲 庭園の全貌』の著書でも知られています。
本セミナーでは著者の中田勝康氏を迎え、日本庭園におけるきわだつ造形とその魅力についてお話しいただきます。

概要

  • 日時:2020年11月28日(土)14:30~16:30頃(開場14:00)
  • 会場:学芸出版社3階(タイルギャラリー京都)またはオンライン

登壇者

中田 勝康(なかた・かつやす)

1941年長野県松本市生まれ。1965年信州大学工学部卒業。
会社勤務の傍ら、京都・奈良の仏像や庭園を巡って撮影を行っていたが、重森三玲先生とその愛弟子齋藤忠一氏に面識を得る機会に恵まれたことから、本格的に日本庭園に興味を持ち、全国の庭園を訪問、研究するに至った。
現在、各団体の庭園講師を務めるほか、ホームページにて日本庭園記事を執筆。また、関係者や行政にかけあい、日本庭園の文化財指定(名勝、登録記念物の指定等)に、努めている。
著書は『重森三玲 庭園の全貌』(学芸出版社、2009年)。

詳細はこちら

『全貌 日本庭園—象徴庭園から抽象枯山水へ』刊行記念|日本庭園のきわだつ造形と魅力(2020/11/28|京都・オンライン)

書籍詳細

『全貌 日本庭園 象徴庭園から抽象枯山水へ』中田勝康 著・写真

 

 

日本都市計画学会関西支部|令和2年度講演会・関西まちづくり賞受賞式

人口減少や空き家対策が社会課題となっている中、個別の空き家再生や不動産事業を超えて、まち全体の価値を向上する「エリアリノベーション」の取り組みがあります。今回は、講師として丸順不動産の小山代表をお招きし、「上質な下町」を目指し、地域の暮らし目線でまちの価値向上を実践されている阿倍野・昭和町の事例をお話しいただきます。また、2019年度関西まちづくり賞受賞団体にも事例をご紹介いただき、パネルディスカッションを通してまちの価値向上を目指して人・景観・建築等の地域資産を活かし・つなぐことについて、議論を深めます。

概要

  • 日 時:2020年12月5日(土)14:30~17:00
  • 場 所:関西大学梅田キャンパス4階多目的室、またはオンライン
  • 参加費:無料
  • 定 員:会場10名(先着順)※オンラインは人数制限なし

詳細はこちら

日本都市計画学会関西支部|令和2年度講演会・関西まちづくり賞受賞式(2020/12/05|大阪・オンライン)

関連書籍

『エリアリノベーション 変化の構造とローカライズ』馬場正尊+Open A 編著

 

来年、2021/2/1発売!

『空き家再生でみんなが稼げる地元をつくる 「がもよんモデル」の秘密』和田欣也・中川寛子 著

 

横浜で3建築展が同時開催!村野藤吾・槇文彦・浦辺鎮太郎(11/14~12/13)

2020年に完成した横浜新市庁舎(槇文彦設計)と、ホテル・商業施設としての保存再生が決定した横浜旧市庁舎(村野藤吾設計)による、都市のリレーを記念した建築展が、10月30日より開催されます。また同時期に、横浜の都市計画拠点に3つの公共施設〈大佛次郎記念館、横浜開港資料館、神奈川近代文学館〉を設計した浦辺鎮太郎の建築展も、赤レンガ倉庫にて開催の運びとなりました(11月14日~12月13日)。
3人の建築家はどのように横浜のまちを読み、建築をつくりあげたのでしょうか。
それぞれの建築思想の舞台となった横浜で都市を体感しながらめぐる展覧会にあわせて、思想背景を多角的にたぐりよせるブックフェアを、紀伊國屋書店新宿本店さん、有隣堂伊勢佐木町本店さんで開催(2020年11~12月予定)!2書店さんでは横浜建築マップ+ブックマップも無料配布しています。ぜひこの秋、展覧会場に書店さんに、足を運んで近現代建築を深堀りしてみてください。

展覧会詳細

https://bit.ly/3jVLBSD

書籍詳細

『建築家 浦辺鎮太郎の仕事 倉敷から世界へ、工芸からまちづくりへ』

 

今月の学芸出版社

まもなく刊行される予約受付中の近刊と発売中の新刊、開催を予定している書籍の関連イベントを下記にてご紹介しています!

🍁 学芸出版社 2020年11月のラインナップ