【受付終了】第18回 地域創造のための観光マネジメント講座

主催 NPO法人 観光力推進ネットワーク・関西
※詳細は主催団体等にお問い合わせください。
  • 日時:2024年1月13日(土)、20日(土)、27日(土)の各土曜日
  • 会場:大阪公立大学文化交流センター(大阪駅前第2ビル6階)
  • 参加費:10000円(全3週分一括/一部のみの受講も可能(受講費用は同額))
  • 詳細・申込:https://kankoryoku-npo.jp/wn.cgi?1701384684

対象

地域づくりのための観光関連プロジェクトに従事するすべての人々、観光関連行政担当の方、観光関連業界の方、DMOやNPOなどのまちづくりグループなど

内容

「地域創造のための観光マネジメント」は、「地域づくりのための観光」に関する統一的な理念(考え方)と段階的な方法(使い方)です。このような観光マネジメントによって運営される観光を、本講座では「地域創造型観光」とよびます。それは地域主体の持続的な観光開発プロジェクトともいえます。
地域創造型観光では、住民や行政などの様々な地域セクターの参画とプロジェクトの運営を段階的、組織的に進めねばなりません。それにはプロジェクトのスタートからゴールまで、人と組織資源と資金を扱う方法、すなわちマネジメントの技術が必要です。

「地域創造のための観光マネジメント」について全く知識や経験のない人が取り組める段階方式の講座です。

関連分野を初めて担当する行政職の方から、地域づくりに興味と意欲のある一般住民までが受講しやすい講座です。

【2024年1月13日(土)】

  • ①10:00~11:10 小長谷一之|ニューツーリズム革命と地域創造型観光のマーケティング|「地域創造型観光」のマーケティングとマネジメントについて説明します。(最終回のプロジェクト計画書プレゼンテーションの概要も前後で説明します。)
  • ② 11:20~12:30 堀内史朗|ツーリズムと関係人口|移住につながる観光、生活や仕事の拠点を部分的に移す観光など、近年になって地方創生事業の手段として注目されている「関係人口」の概念や事例、可能性について説明します。
  • ③ 13:20~14:30 原一樹|サステナブルツーリズム|世界的に今後さらなる展開が期待されている「持続可能な観光」の定義や考え方、政府・自治体や事業者の取組み、国内外での先進事例や実践に関わるポイントについて説明します。
  • ④ 14:30~15:40 戴智軻|インバウンド戦略の基礎と展望|日本のインバウンド観光の成長に寄与する諸要因の中で特に注目を集めているのは中国人観光客の存在です。その安定的な成長の可能性について考えます。
  • ⑤15:50~17:00 石橋仁美|近代建築物の活用とブライダル|ブライダル業界は、ますます多様化・オリジナル化がすすんできました。その一つの選択肢として近代建築物が活用されています。近代建築物の活用戦略のひとつとして、またそれを選ぶカップルの傾向について説明します。

【2024年1月20日(土)】

  • ⑥ 10:00~11:10 原田弘之|農と食のツーリズム|「食」は旅行においてとても重要な要素で、食は農業・農村ともつながり、農や食が主役のツーリズムも広まっています。過去と現在をたどり、これからについて考えてみましょう。
  • ⑦ 11:20~12:30 松田充史|観光地域ブランド戦略|マーケティングの典型的な手法の一つであるブランド戦略について、観光地がいかにブランドを成立させ、どのように価値を創造できるのかを説明します。
  • ⑧ 13:20~14:30 西村典芳|ヘルスツーリズム|健康増進がビジネスを創造し、地域活性化にも繋がり観光との関係を新しい形へと発展させ、新しいトレンドが生まれていることを説明します。
  • ⑨ 14:30~15:40 高根沢均|リノベーション戦略と観光|古い建物をリノベーションして観光活用する取り組みについて、建物の歴史を活かしたリノベーションの手法と考え方、および戦略的な観光活用の手法について説明します。
  • ⑩ 15:50~17:00 前田武彦|ネイチャーツーリズム|コロナ禍をへて見直されるようになったネイチャーツーリズムの考えや、自然環境を指向するリゾートのありかたなどについて、海外事例を踏まえながら説明します。

【2024年1月27日(土)】

  • ⑪ 10:00~11:10 五嶋俊彦|酒蔵ツーリズム|酒蔵を訪れ見学や試飲、購入行い、周辺地域で観光や飲食をするトラベラーが増えています。成立モデルを中心に酒蔵ツーリズムのこれからの可能性について説明します。
  • ⑫ 13:00~16:00 受講生による地域創造型観光プロジェクトに関するプレゼンテーションとディスカッション

記事をシェアする

公開日:2024/01/09
学芸出版社では正社員を募集しています
学芸出版社 正社員募集のお知らせ