新型コロナウイルス禍で高まる配達ドライバー需要 事故回避を補助する交通アプリも

  • 新型コロナウイルスの影響で、配達業者の需要が高まっている。たとえばここ数週間で、アマゾンは175,000人以上の配達ドライバーと倉庫作業員を雇用した。
  • 一方、専門家からは、適切かつ十分な指導を受けず大型トラックの運転に不慣れな未経験ドライバーが、事故を起こす危険性があると指摘されている。ソーシャルディスタンシングの実施により、ドライバーへの指導が難しいことが障壁になっている。
  • そのような中、ドライバーの安全確保・事故の回避を目的に開発された dreyev というアプリケーションでは、HERE Live Sense SDK というロケーションサービスを用いて、車輌のフロントカメラ付きデバイスに、スマートセーフティシステムを搭載する仕組みがつくられた。このアプリの詳細は以下のとおり。
      • 運転中のドライバーに向けて、他の車輌、近くの歩行者、自転車などをアプリが注意喚起したり、舗装、速度制限、工事中の箇所などが案内される。ドライバーの第二の目として、運転中コンスタントに危険を察知し、警告してくれるわけだ。
      • また、フロント向きのカメラとドライバーに対して向けられたカメラを搭載することで、ドライバー自身の集中力の低下や眠気を、シグナルや音声ガイドで注意喚起もしてくれる。

詳細

https://360.here.com/delivery-driver-safety-monitoring-app

2020/05/21/HERE360