後藤純×饗庭伸「超高齢社会――生き抜く発想を読む」|『都市を学ぶ人のためのキーワード事典』レクチャーシリーズ Vol.4

主催 学芸出版社
※詳細は主催団体等にお問い合わせください。
  • 日時:2024年6月4日(火)19:00~21:00(18:50開室)
  • 会場:オンライン(Zoom)
  • 参加費:

内容

都市について学ぶなら押さえたい話題について、気鋭の実務者・研究者が24のテーマ・約230のキーワードでまとめたハンドブック『都市を学ぶ人のためのキーワード事典』。
このレクチャーシリーズでは、本書の編著者・執筆者をゲストに迎え、テーマについて参加者とともにディスカッションするトークライブを開催します。

第4回目のテーマは、「超高齢社会」です。

日本は世界でも類をみない超高齢社会になりましたが、これは世界一の長寿社会を作り出してきたことの帰結であり、発展しきった人間社会の1つの姿を、ユートピアの1つの姿を私たちは経験していることになります。人類が経験したことのない超高齢社会をどのように運営していくか——これからも多くの発明的な取組が求められます。

超高齢社会では高齢者が福祉の対象ではなく、社会活動の主体として捉え直されます。どういったキーワードや事例を押さえ、また何を手引きに学びを深めていけばよいのか、ゲストとともに考えます。

ぜひご参加ください。

出演

後藤 純(ごとう・じゅん )

東海大学建築都市学部建築学科特任准教授。博士(工学)
1979年群馬県生まれ。東京理科大学大学院理工学研究科建築学専攻修士課程修了。東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻博士課程単位取得満期退学。2010年より東京大学高齢社会総研究機構特任研究員、特任助教、特任講師を経て、2020年より現職。
専門は、都市計画、まちづくり、ジェロントロジー(高齢社会総合研究学)。
在宅医療を含む地域包括ケアシステムの構築、超高齢社会に対応した復興まちづくりや郊外住宅地の再生など、分野横断型共同研究に取り組む。
著書に『超高齢社会のまちづくり』(単著、学芸出版社)、『コミュニティデザイン学』『地域包括ケアのすすめ』『高齢社会の教科書』(いずれも共著・東京大学出版会)など。

饗庭伸

饗庭 伸(あいば しん)

東京都立大学都市環境学部教授。1971 年生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業。同大学院工学系研究科建設工学専攻博士課程退学。博士(工学)。東京都立大学助手、准教授を経て、2017年より現職。主な単著に『都市をたたむ』『平成都市計画史』(花伝社)、『都市の問診』(鹿島出版会)、共編著に『まちづくりの仕事ガイドブック』(学芸出版社)、『津波のあいだ、生きられた村』(鹿島出版会)、『シティ・カスタマイズ』(晶文社)など。

プログラム

  • [話題提供]「超高齢社会」について学ぶための事例とキーワード
    後藤 純

    • 書籍で紹介しているキーワードについてのアウトラインや参照したい事例について解説します。
  • [クロストーク&ブックレビュー]超高齢社会――生き抜く発想を読む
    後藤 純×饗庭伸

    • 超高齢社会をテーマにした都市系の書籍をピックアップし、レビューしながらご紹介します。
  • [質疑応答]後藤純×饗庭伸×参加者の皆さま
    • 学習・研究・実務にかかわる方々からの質問にお答えしながらディスカッションします。

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公開日:2024/04/03
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