【受付終了】危機を好機に~対話から見出す変革の道すじ
主催 | 一般社団法人SDGs市民社会ネットワーク |
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※詳細は主催団体等にお問い合わせください。 |
- 日時:2024年3月26日(火)10:00〜11:30(90分)
- 会場:浅草橋ヒューリックカンファレンスRoom3/オンライン(Zoom)
- 参加費:無料
- 詳細・申込:https://forms.gle/UWEH2kt8yqUBHJe19
内容
一般社団法人SDGs市民社会ネットワーク(東京都千代田区、共同代表理事:大橋正明、三輪敦子)は、26日に都内でハイブリッドイベント「危機を好機に~対話から見出す変革の道すじ」を開催します。2025年には政府による「SDGsに関する自発的国家レビュー(VNR)」が予定される中、2024年度はどのようにSDGsを推進すべきかを、様々なステークホルダーと対話し、共に考えます。
SDGs採択から8年が経過し、国内での認知度は約9割に達したと言われる中、2023年12月に「SDGs実施指針」の2度目の改定が行われました。SDGs市民社会ネットワーク(以下、SDGsジャパン)も、パブリックコメントの提出や改定版に対する見解の発表など、市民社会の立場から様々な形で意見を表明してきました。
SDGsの国内での政策実現への関心が高まる一方、コロナ禍や各地での紛争などの影響もあり、SDGsの進捗は世界的に遅れをとり、2030年の達成は危ぶまれる状況です。2025年には政府による「SDGsに関する自発的国家レビュー(VNR)」の発表が迫る中、2024年度はどのようにSDGsを推進すべきかを、様々なステークホルダーと対話し、共に考えるイベントを開催します。
イベントでは、各ステークホルダーの立場から課題や実践を共有すると共に、2024年度のSDGs推進がより効果的に行えるようなマルチステークホルダー連携のさらなる可能性を探ります。
会場とオンラインのハイブリッド開催となります。ぜひご参加ください。
プログラム
開会と基調提起:大橋正明(SDGsジャパン 共同代表理事)
外務省からの現状共有(ビデオメッセージ)
ディスカッション&質疑応答
ファシリテーター:長島美紀(SDGsジャパン 理事)
ディスカッション登壇者:※発言順・敬称略
・高木 超(慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 特任助教)
・氏家啓一(グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン(GCNJ) 事務局次長)
・足立治様(特定非営利活動法人「環境・持続社会」研究センター(JACSES) 事務局長)
・堀江由美子(公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン アドボカシー部 部長)
・三輪敦子(SDGsジャパン 共同代表理事)
閉会挨拶:新田英里子(SDGsジャパン理事・事務局長)
登壇者紹介
大橋 正明(おおはし・まさあき)一般社団法人SDGs市民社会ネットワーク共同代表理事
1980~87 年シャプラニール=市民による海外協力の会のバングラデシュ駐在員と事務局長、1990~93 年国際赤十字・赤新月社連盟兼日本赤十字社バングラデシュ駐在員、93~14 年恵泉女学園大学教授、2014~22 年聖心女子大学教授、2017年4月~21年3月聖心女子大学グローバル共生研究所初代所長。主著に「NPO・NGO の世界」(共編著、放送大学、2021)「SDGs を学ぶ」(共編著、法律文化社、2018)、『バングラデシュを知るための66 章(第3版)』(共編著、明石書店、2017)、『非戦・対話・NGO』(共編著、新評論、2017)など。
高木 超(たかぎ・こすも)慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 特任助教
1986年東京都生まれ。NPO等を経て、2012年から神奈川県大和市役所の職員として住民協働等を担当。その間、明治大学公共政策大学院を修了。17年9月に退職し、渡米。クレアモント評価センター・ニューヨークの研究生として「自治体における SDGs のローカライズ」に関する研究を行うほか、国連訓練調査研究所(UNITAR)とクレアモント大学院大学が共催する「SDGsと評価に関するリーダーシップ研修」を修了。19年4月から現職。総務省地域力創造アドバイザー、内閣府地域活性化伝道師、鎌倉市SDGs推進アドバイザー、亀岡市参与(SDGsアドバイザー)、川崎市SDGs推進アドバイザー、ヨコハマSDGsデザインセンター・アドバイザー、品川区政策評価委員会委員(副委員長)、大田区SDGs推進会議委員(副会長)、武蔵野大学非常勤講師等を兼務。19年から22年までの3年間、国連大学サステイナビリティ高等研究所いしかわ・かなざわオペレーティングユニット研究員を兼務。著書に『SDGs ×自治体 実践ガイドブック 現場で活かせる知識と手法』(学芸出版社)、『まちの未来を描く!自治体のSDGs』(学陽書房)、『SDGs×公民連携 先進地域に学ぶ課題解決のデザイン』(学芸出版社)など。日本評価学会認定評価士。
氏家 啓一(うじいえ・けいいち)グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン(GCNJ)事務局次長
大手電機メーカーのCSR部門責任者を務めたのち、2017年より現職。ビジネスと人権に関する行動計画に係る作業部会構成員、筑波大学非常勤講師、JP-MIRAIアドバイザリーグループ、JaCERステークホルダーパネル 他
※GCNJは、国連グローバル・コンパクト(UNGC)のおよそ70あるローカルネットワークのひとつ。UNGCは、アナン国連事務総長(当時)が1999年ダボス会議で提唱し、2000年に設立した。
堀江 由美子(ほりえ・ゆみこ)公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンアドボカシー部部長
共同通信社に勤務後、英国大学院で農村開発修士課程修了。1999年より(特活)国際ボランティアセンター山形の駐在員としてカンボジア農村開発事業に従事し、2002年にセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンに入局。海外事業部、法人連携部を経て、2010年よりアドボカシーを担当。開発援助政策、SDGsをはじめとして、国内外の子どもの権利の実現に向けて、幅広い分野の政策提言に関わる。
足立 治郎(あだち・じろう)特定非営利活動法人「環境・持続社会」研究センター(JACSES)・事務局長
東京大学教養学部卒。化学・素材関連企業勤務後、JACSES スタッフ。他の NPO 役員・企業役員・シンクタンクフェロー・大学非常勤講師(「NPO・NGO論」等担当)等も兼務。著書に『環境税─税財政改革と持続可能な福祉社会』(築地書館、単著)、『ギガトン・ギャップ─気候変動と国際交渉』(オルタナ、共著)、「地球の限界」(日科技連、共著)等。オルタナにて「気候変動とSDGs」連載中。
三輪 敦子(みわ・あつこ)一般社団法人SDGs市民社会ネットワーク 共同代表理事
一般財団法人アジア・太平洋人権情報センター(ヒューライツ大阪)所長、特定非営利活動法人関西NGO 協議会代表理事。日本赤十字社外事部(現国際部)、国連女性開発基金(現UN Women)アジア太平洋地域バンコク事務所、国際協力コンサルティング会社、(公財)世界人権問題研究センター等において、ジェンダー、開発、人道支援、人権分野の様々なプログラムの実施支援や調査・研究に携わってきた。SDGs 推進円卓会議構成員。2019C20 共同議長。W7ジャパン2023共同代表。
ファシリテーター
長島美紀(ながしま・みき)一般社団法人SDGs市民社会ネットワーク理事
認定NPO法人Malaria No More Japan理事、公益財団法人プラン・インターナショナル・ジャパン アドボカシー・グループリーダー。政治学博士。先進国の難民受け入れ政策を研究する傍ら難民支援活動などに参加。その後様々なNGOや財団の運営に従事。SDGsジャパンでは、普及啓発事業を担当し団体広報やイベント企画など運営。朝日新聞デジタルのコメンテーターを務める他、21年8月からは内閣府男女共同参画推進連携会議有識者議員としても活動。著書に「FGM(女性性器損傷)とジェンダーに基づく迫害概念をめぐる諸課題―フェミニズム国際法の視点からの一考察」(早稲田大学出版)、『おしえてジェンダー!「女の子だから」のない世界へ』(合同出版、プラン・インターナショナル・ジャパン著)。