【受付終了】効果的な自転車まちづくりを実現する「自転車IoTセミナー」

主催 特定非営利法人自転車政策・計画推進機構
※詳細は主催団体等にお問い合わせください。

IoT技術が日々進化する中、国の「自転車活用推進計画」では『自転車IoT化の促進』を掲げていますが、約7000万台近い自転車のIoT化はまだまだ進んでいません。NPO法人自転車政策・計画推進機構(東京都港区)では、自転車利用のIoT化を促進するため、2020年9月10日(木)14:30からリアル&オンラインイベントとして「効果的な自転車まちづくりを実現する『自転車IoTセミナー』」を開催します。

平成30年(2018年)6月に閣議決定された「自転車活用推進計画」では、その実施すべき施策の一つとして自転車通行空間の整備やシェアサイクルの普及促進と並び、『IoT化の促進』を行うこととしています。IoTの技術は日々進化している一方で、全国約7000万台近い自転車のIoT化はまだまだ進んでいません。身近な自転車利用の場である駐輪場においても、IoT化によるさらなる効率的な運営が望まれています。
こうした状況を踏まえ、NPO法人自転車政策・計画推進機構ではJKAの補助を受け、2019年4月からICタグの活用と自転車のIoT化に関する調査研究事業を行いました。駐輪場・放置自転車対策・シェアサイクル等の自転車施策の視点から、全国355自治体アンケート調査の結果や先進事例を報告するとともに、民間サービスにおいて進む自転車IoT化の最新情報を合わせて提供することで、自転車利用のIoT化を促進し、自転車利用がますます便利に快適になるための方策を考えたいと思います。

概要

  • 日時:2020年9月10日(木) 14:30~17:00
  • 場所:リアル&オンライン
    【リアル】TKP神田ビジネスセンター ルームC701 詳細はこちら
    【オンライン】参加申込者にアクセス方法を連絡予定
  • 参加費:無料
  • 定員:会場30名、Web(オンライン)70名

プログラム

会場受付 14:00~

  1. 開会(14:30~)
  2. 主催者挨拶
  3. 成果報告
    「自転車利用のIoT化の課題と促進策 ~全国自治体アンケート及びICタグ駐輪場利用者アンケート等にみるIoT化の可能性~」(NPO法人自転車政策・計画推進機構 理事長 古倉宗治)
  4. 各方面からの話題提供と意見交換会
    ①自転車利用とIoTの方策(パナソニックサイクルテック㈱ 栗原 博志 氏)
    ②自転車利用におけるICタグの活用方策(㈱伸明 物江 龍雄 氏)
    ③サービスの視点から考えるIoTのビジネスモデル(新井中小企業診断士事務所 新井 一成 氏)
    ④自転車利用のIoT化を促進するためには何が必要か?(意見交換会(パネルディスカッション))
  5. 閉会(17:00)

講演者

古倉 宗治 NPO法人 自転車政策・計画推進機構 理事長

博士(工学)。国土交通省、経済産業省、警察庁などの国並びに地方公共団体の自転車関係の委員会等の委員を歴任。著書に、「進化する自転車まちづくり」(大成出版社) 、「成功する自転車まちづくり」「実践する自転車まちづくり」(各学芸出版社)、などがある。現在(公財)自転車駐車場整備センター・自転車総合研究所所長。専門は、自転車によるまちづくり、自転車政策や自転車計画。

栗原 博志 氏 パナソニック サイクルテック株式会社 事業企画部 事業企画課 課長

IoT自転車事業推進プロジェクト 企画ワーキンググループ リーダー
消費生活アドバイザー。松下電器産業株式会社入社、電池開発製造部門で商品企画、品質保証を担当。パナソニックサイクルテックにて事業企画を担当し、現在は電動アシスト自転車のIoTプロジェクトにて、実証実験立上げ、運営分析、他社アライアンスを推進。

物江 龍雄 氏 株式会社伸明 技術営業部 部長

商業施設士・防犯設備士。駐輪場システムの設計・駐輪機器設計・現場管理を担当。電気設備機器メーカー勤務時より設備のIT化に注目し、RFID技術による、商品管理、施設等利用者のストレスフリーな誘導動線を研究。近年は駐輪場とその周辺地域を含んだユーザビリティー向上を軸に技術提案活動に注力。現在(一社)自転車駐車場工業会 広報委員長を務める。専門は、空間演出デザイン・ITシステム設計。

新井 一成 氏 新井中小企業診断士事務所 代表

中小企業診断士。NECで通信機器の設計・開発を担当。その後経営企画部門で、技術企画や事業企画を担当。子会社のアラクサラネットワークスにて経営企画を担当。現在はIT/IoT等を活用して業務改革、新ビジネス創出などを行う企業を中心に経営支援を実施。著書に「IoTビジネスいちばん最初に読む本」(アニモ出版、共著)などがある。

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関連サイト:http://pressrelease-zero.jp/archives/158964