【受付終了】共同住宅の更新の取り組みから「都市居住の持続性」をグローバルな視点で考える ―ヤンゴンの公共住宅建替え計画他の事例から―

主催 比較住宅都市研究会
※詳細は主催団体等にお問い合わせください。
  • 日時:2024年4月9日(火)18時30分~20時30分
  • 会場:東京都立大学同窓会 八雲クラブ ニュー渋谷コーポラス10階 1001号室 渋谷駅 徒歩5分 渋谷区宇田川町12-3
  • 参加費:1000円 ネット参加600円
  • 詳細・申込:http://home.g08.itscom.net/ebizuka/

内容

政変前にミャンマー・ヤンゴンで実施した調査業務等の成果から、市街地の拡大と公共住宅の更新の取り組みの紹介を導入として、「そもそも人は都市にどのように住まうべきか」という根源的な問題について、ご参加いただく皆さんと一緒に考えたい。日本は他国に見られないほど急速に、今や少子高齢化・人口減少・世帯減少社会を迎えている。開発途上国が必然とする都市の成長モデルは、いずれ日本がこれから経験する縮退モデルへ軌道修正することになる。我が国は、先進工業諸外国に規範を求め、学びながら独自性をもって都市整備を進めてきた。しかし、これからは学べる規範が見当たらない段階に入っていく。環境負荷への配慮の観点からも、スクラップ・アンド・ビルドといったフロー型社会から良質なストックの長寿命化などのストック型社会へ、これまでに無い工夫が求められる。グローバルかつ多様な視点から持続可能な都市居住とは何かを探りたい。

講師のプロフィール

1960年生まれ、1986年大阪大学大学院工学研究科環境工学専攻博士前期課程修了後、株式会社日建設計に在籍(主に都市開発・都市計画分野の計画業務、再開発コーディネーターとして主に関東エリアの市街地再開発事業のコーディネート業務に従事)。2012年から、株式会社オリエンタルコンサルタンツに在籍(国内外の都市開発・共同住宅の維持更新、環境分野の計画業務に従事)。傍ら、マンション管理士として地方公共団体やマンション管理組合に対するアドバイザー活動・執筆活動を行う。2023年4月から横浜市立大学大学院博士後期課程に在籍(齊藤広子教授門下、研究テーマ「(仮)人口減少社会におけるマンションの立地と持続性」)。一級建築士、技術士(建設部門、総合技術監理部門)、土地区画整理士、再開発プランナー、URCAマンション建替えアドバイザー、認定都市プランナー。

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