米国の航空機乗客数が回復基調に 前年比96%減から73%減まで増加
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- コロナウイルスによる影響を受けつつも、米国の空港には観光客の姿が次第に戻り始めている。
米国の運輸保安庁(TSA)の報告では、米国の祝日「レイバー・デー」直前の9月4日(金)に、コロナ以降最も多い96万人以上がTSAの保安チェックポイントを通過したことがわかった。
1日あたりの旅行客が90万人を超えるのは今年3月中旬以来のことだが、一方で一年前の記録である220万人にはやはり今なお届かない。 - また米国の運輸統計局(BTS)の報告では、今年6月の乗客数が昨年同月から73%落ち込んでいることが明らかにされている。ただこの数字は、前年比96%・乗客数8.7万人にまで落ち込んだ今年4月以降よりは、回復基調にある。
なお今年4月の1ヶ月間の乗客数は300万人で、BTSが記録を取り始めた1974年以降最も少ないが、6月は計1650万人、7月は計2140万人にまで増加した。 - さらに世界各地では、長期滞在を促すなどの新たな観光計画が模索され、観光業が再開しつつある。