今日のGD|コモングッドトーク vol.2「共同売店」という相互扶助の古くて新しいカタチ(愛と希望の共同売店プロジェクト)

新型コロナウイルスの蔓延とともに、これまで顕在、潜在的であった社会や都市のあり方、人の暮らしや生活、社会基盤のあり方そのものが根底から問い直される時代となりました。

「私」と「公」の関係への問い直し。求められる「共」のあり方と「私」とのつながり。持続的な社会とその生態系に必要なもの。

思想や哲学を持ち、社会基盤の再構築や資本との付き合い方を捉え直すとともに、私(たち)が置かれている社会環境を取り巻くあらゆる分野を横断、越境しながら、これからの文化や社会、経済におけるオルタナティブな可能性について、ニュースレター「コモングッドをもとめて」を運営するTOKYObetaの江口と、学芸出版社の松本をモデレーターに、毎回、ゲストとともに考えていきます。

第2回は、沖縄で100年以上続く小さな集落における相互扶助による共同体であり、地域住民らがお金を出し合って運営する「共同売店」についてリサーチや活動を行う、「愛と希望の共同売店プロジェクト」の山田沙紀さん・小林未歩さんと、共同売店の歴史を紐解きながら、地域の相互扶助のこれからについて幅広く議論する時間にできたらと考えています。

概要

  • 日 時:2021年5月23日(日)15:00~17:00
  • 会 場:オンライン(Zoomミーティング)
  • 参加費:一般参加1000円

登壇者

山田沙紀(やまだ・さき|愛と希望の共同売店プロジェクト)

東京で生まれ、自分のルーツを辿って沖縄へ移住。山田図画工作屋という屋号で、名護東海岸を拠点に活動。絵を描き、言葉を紡ぐこともあれば、イベントやワークショップを作ることもあります。これからも残していきたいとおもう、沖縄の食や農業、生活文化について伝えつなぐために山田のできることが役に立てばいいなと思っています。いつだって、食べるために頑張り、食べたから頑張る精神で。

小林未歩(こばやし・みほ|愛と希望の共同売店プロジェクト)

東京生まれのイラストレーター/デザイナー。絵本タッチのイラストからテクニカルイラストまでなんでもござれ。主に紙媒体のグラフィックデザインを手がける。東京を出て那覇で2年過ごした後、福岡県の上毛町で仕事を地域に関わる仕事をしていた時に共同売店を知ってからというもの、福岡と沖縄を行き来しながら共同売店と地域のデザインあれこれに携わる毎日。映画好きで猫好き。

江口晋太朗(えぐち・しんたろう|TOKYObeta代表)

編集者、ジャーナリスト、プロデューサー。TOKYObeta代表。「都市と生活の編集を通じて、誰がもその人らしい暮らしができる社会に」をテーマに、都市開発、地域再生、空間プロデュース、事業開発、ブランディングなど幅広く取り組む。著書に『実践から学ぶ地方創生と地域金融』(学芸出版社)『孤立する都市つながる街』(日本経済新聞社出版社)『日本のシビックエコノミー』(フィルムアート社)他。

松本優真(まつもと・ゆうま|学芸出版社編集部)

学芸出版社編集部。1991年生まれ。主な企画・編集担当書籍に『ポスト・オーバーツーリズム』『実践から学ぶ地方創生と地域金融』『SDGs×自治体 実践ガイドブック』『都市公園のトリセツ』『海外でデザインを仕事にする』など。

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https://commongood-talk2.peatix.com/view

出演者の関連書籍

『共同売店magagine vol.2』

2020年3月に開催した「共同売店がある暮らし」展のまとめと、それをきっかけに生まれた企画や学びを一冊にまとまった内容です。
https://kobayashitoyamada.wixsite.com/kobayama/magazine

『実践から学ぶ地方創生と地域金融』

事業者・行政・地域金融の創造的な連携で生まれた持続可能な経済循環。実現に導いた関係者の役割や事業スキームを先行例から解説

『実践から学ぶ地方創生と地域金融』山口省蔵・江口晋太朗 著

 

SDGs×自治体 実践ガイドブック』著者・高木超さんが内閣府「地域活性化伝道師」として登録されました

『SDGs×自治体 実践ガイドブック』著者・高木超さんが内閣府「地域活性化伝道師」として登録されました

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