【受付終了】第147回農山漁村コミュニティ・ビジネス・オンライン・セミナー
主催 | 一般財団法人都市農山漁村交流活性化機構(愛称:まちむら交流きこう) |
---|---|
※詳細は主催団体等にお問い合わせください。 |
- 日時:2024年9月4日(水)16:00~18:00
- 会場:オンライン(ZOOM)システムのみの参加方法になります
- 参加費:無料
- 詳細・申込:https://satomono.jp/tour-seminar/31174/
(参加申し込み締め切り:2024年9月2日)
内容
農山漁村コミュニティ・ビジネス・オンライン・セミナー(参加無料)を開催します。農山漁村地域の活性化、農山漁村地域の活性化、特産品開発、官民連携、まちづくり、コミュニティ・ビジネスにご関心がある方のご参加をお待ちしています。
【空き家、農業、民泊等の多様な農山漁村資源の活用戦略】
わが国農業の重要な地域に移住し、農業を営みながら、空き家・空き店舗を仲間と上手に改修・活用し、当地に訪問してもらうさまざまなアイデアを実現しつつ地域を活性化している方をお招きし開催します。転送転載はご自由にどうぞ。
【講師】瀬川 知香 氏 暮らしの宿 福のや、代表
(鹿児島県南九州市)
夫は農業。妻は宿泊業。築70年の古民家を住民とともに改修し一棟貸しの宿泊業「暮らしの宿福のや、」を営業しています。瀬川知香さんは、旅行業界を志し大阪の旅行代理店で、企画・手配・添乗・営業と様々な経験を積み、着地型観光に強く関心を持ち地域住民と地域のための取り組みたいと高知県安芸市の観光協会にIターン転職。その後、着地型観光に一生携わるために地元の鹿児島にUターン(1986年鹿児島県鹿屋市生まれ)しました。
いちき串木野市で観光案内所のNPO法人化や旅行業登録を担当し、まちの旅行社としてバスツアーや体験プログラムの企画販売に取り組みました。その時に頴娃町のまちおこしメンバーと出会い、頴娃町の基幹産業である農業を発展と空き家や空き店舗が増える商店街に新たな人の流れを創出するための観光客誘致に取組む姿勢に共鳴し頴娃町に移住。NPO法人頴娃おこそ会でまちづくり活動の展開が評価されて、第16回オーライ!ニッポン ライフスタイル賞を受賞しました。
南九州市の基幹産業は農業です。茶、さつまいも、大根などの作物が生産され、中でも茶は栽培面積・生産量ともに日本一。その他にも肉用牛、乳用牛、養豚、養鶏などの畜産業も盛んです。我が国の食料供給基地である鹿児島県の一翼を担っています。(市町村別農業生産額が全国第17位R03)また、特攻基地であった知覧や伊能忠敬が「天下の絶景じゃ」と賞嘆した開聞岳の美しい風景を望める地域としても知られています。
瀬川さんが理事長を務めた「頴娃おこそ会」は、JR九州が創設した「九州観光まちづくりAWARD」において、にぎわい部門の金賞を受賞しました。薩摩半島の南端にある頴娃町は、著名な観光地ではなかったのですが、いま多くの観光客が訪れています。多様な世代の仲間たちと一緒になって、空き家を宿に変え、滞在型観光を目的とする活動を展開することによって、関東圏や海外からの旅行者も増えてきているのです。
再生した空き家は11以上、地域の魅力を伝える観光施設にもなっています。最初の1軒目は、石垣商店街空き家再生プロジェクト。続く2軒目は、瀬川知香さんが運営する宿であり、さまざまなイベントが行われるレンタルスペースとしても活用されている「暮らしの宿 福のや、」。緑がまぶしい茶畑を眺めながら、朝食をいただくのは至福のひとときだという一棟貸しの農泊施設。茶畑の中にポツンと佇む「大野岳の麓 茶や、」となって、再生復活しています。また、西頴娃駅(鹿児島県南九州市)の切符販売などもJR九州から受託するなど、頴娃町(南九州市)を盛り上げるキーマンとしてなくてはならない人材です。
【セミナーのポイント】
1.なぜ、南九州市に移住することになったのでしょうか。また農業への可能性
2.NPOの「頴娃おこそ会」の活動内容と目指す将来
3.空き家再生に関するノウハウや今後のプロジェクトについて
—————————————————————
※参加は事前登録制 参加申込いただいた方に後日視聴用のURLを申込メールアドレスにお送りします。
一般財団法人 都市農山漁村交流活性化機構 コミュニティビジネス担当
〒101-0042 東京都千代田区神田東松下町45 神田金子ビル5階
Tel:03-4335-1985 Fax:03-5256-5211