京都の小学校跡地に隈研吾建築都市設計事務所が設計監修するホテル 隣接する歌舞練場と一体的な街づくり目指す

  • NTT都市開発が進める「元新道小学校跡地活用計画」(京都市東山区)の具体的な内容が発表され、小学校跡地には隈研吾建築都市設計事務所が設計監修してホテルを新築することがわかった。また、小学校に隣接する「宮川町歌舞練場」が建て替えられ、小学校の面影を一部継承した新たな地域施設が新築されることで一体的なまちづくりが目指される。
  • プロジェクトにおいては「花街文化の発展と新たな賑わいづくりを通して、地域の更なる活性化と魅力ある街づくりに貢献する施設」の実現が目指される。周囲にある建仁寺やお茶屋街の歴史的まちなみとの調和、また既存建築の衣装の特徴を生かしつつ、東西の回遊性向上を目指すデザインが検討される。
  • また、ICTを活用して、バーチャル映像技術による花街文化の発信や、大人も子供も楽しめるデジタルコンテンツを導入するなどコミュニティの醸成を図る。現在実証実験が進められている「街づくりDTC™」との連携も視野に入れられている。

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元京都市立新道小学校跡地活用計画 小学校跡地にホテルを新築、宮川町歌舞練場と一体的な街づくりの推進

(2021/09/14|NTT都市開発株式会社)

https://www.nttud.co.jp/news/detail/id/n26281.html